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#27 問題。定期的にタルトが食べたくなるのはなぜか?

みなさんこんにちは、お豆腐です。
普段は音声配信アプリ「Stand.fm」にて「豆腐メンタル会社員が毎日を生き抜くチャンネル」を運営しています。

以下は12月21日配信「#27 問題。定期的にタルトが食べたくなるのはなぜか?」のテキストバージョンです。音声でお聞きになりたい方は、ぜひチャンネルに遊びに来てくださいね。

定期的にタルトが食べたくなる

皆さんには、定期的に食べたくなるものってありますか?
私の場合、それがタルトなのですが、この「タルト現象」には不思議なポイントが3つあるんです。

まず、別に「タルトが好きだ」と自覚する前からこの現象が起きていたということです。好きなものだから食べたい、というわけじゃないのになぜタルト?というのが1つ目の不思議な点。

次に、他の食べ物の場合、テレビでグルメロケをやってたから、SNSで友達が食べてたから、CMを見たから、店の前を通りかかったから…など、何かきっかけがあり、思い出して食べたくなるんですが、タルトだけはある日脳裏に浮かぶんですね。きっかけがない、っていうのが不思議の2つ目。

そして3つ目に、「タルト」とは言っているものの「あのとき食べたアレ」とか、どこのお店のやつ、という指定がないんです。
マクドナルドのポテト、とか、王将の餃子、とかそういうのじゃなくて、ただただタルトが食べたいんですよ。

なぜタルトではなければダメなのか?

そういうことが何度かあったので気になり出し、なぜタルトなのか、なぜタルトでなければだめなのかを一度考えてみることにしました。

まず、私がタルトに求める条件を考えてみました。
私の場合、タルトの上に乗ってるものは何でもいいんですね。甘すぎたり酸っぱすぎたりしなければいい、というぐらいで特にこだわりはありません。
では何が大事かというと、タルト生地の部分の硬さなんですよ。

私、硬さを求めてたんですね。
こう、硬いタルトをザクッと歯で噛んで、もぐもぐする、あの体験を欲してたんです。あ、私咀嚼欲求があるんだ、と気付きました。

次に「硬いものが噛みたい」と思う心理を調べてみました。
そうすると、やはりそう思う場合の傾向があることが分かりました。ストレスが溜まってるとき、人はカリカリしたものを食べたくなるらしいんです。
ここで、めちゃめちゃ理由あったじゃん、とすごくスッキリしました。(笑)

タルトに限らず、栄養学の世界では「XXが食べたいときはXXが不足している」というのは割と理論化されているらしいですね。
私、「XXが食べたい」ってこれまで単なる好き嫌いと気分の話だと思ってたんですが、それを初めて知ったとき「めちゃめちゃ科学されてる…」と、ちょっと感動しました。

一見「なんとなく」していることにも理由がある

この感覚って「手相占いって根拠あるんだ」って知ったときの感動に似ていたんですよね。
私、手相占い・人相占いって以前は信用してなかったんですけど、あれって結局「手や顔はよく動く部位だから、使い方によってシワの入り方が変わる。逆に言えば、シワの入り方からその人の生活や性格が予測できる」ということなんですよね。
現代における色々とアレンジされた手相占いもそうかは置いておいて、もともとの発想としてはちゃんとした根拠あるんだ、と思ってびっくりした記憶があります。

とはいえ、私が言いたいのは、何にでも理由が必要だって話ではないんです。好きだから好きだし、XXしたいからXXする、とかでいいんです。この感覚も、すごく大事です。
でも、一見なんとなくの言動に隠れている理由とか、すごく感覚的なものに隠れている根拠を知ることで、応用が効いたりすることもあるなあと思います。そういう、可能性の話です。

例えば、手相占いで生命線が短いと言われたから生命線を自力で伸ばすこと、これには科学的な効果はないかもしれない。
でも、初めて会った人の顔をじっくり見ることで、どんな性格か、おおよそ予測をする、これは有効かもしれない。
そういう違いが分かることって、知識であり、教養といえるんじゃないでしょうか。まあ、そんな場面そうないとは思うんですけど。(笑)

私のタルトの話も、次にタルトが食べたくなったときは他のカリカリしたもので代用できるかもしれないし、そもそもストレスの表れだからストレスの原因を探ったほうがいいというサインに使える、というような学びを得ることができます。

とはいえ、私にとってのタルトもストレスサインだとばかり思いこんでると、タルト食べたくなるたびに落ち込んじゃいそうなので、純粋にタルトのおいしさも楽しみたいと思います。
一つ言えることがあるとしたら、今日皆さんがタルトを食べたくなったら、それは私のせいということですね。(笑)

それでは、本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。皆様、お疲れさまでした。



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