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アメリカでピルを買うことは簡単?!語学留学中の私の体験談(後編)


Hello I'm Tana.

アメリカで英語の修行中のたなです。

前回に引き続き、「英検2級で無保険の女がアメリカで低用量ピルを購入するまで」の体験談を話していきたいと思います。

ちなみに前回までの話はこちら。

「Planned Parenthood」を受診

持ち物は元気な体、そして通訳してくれる彼氏。万全の体制で挑みます。ちなみに事前に確認したところ、電話での通訳サービスを現地でも利用可能ということで、心強かったです。

ボストンの「Planned Parenthood」は駅近にあったのでとても便利でした。

鉄の入りづらいドアを開けるとセキュリティチェックがあります。

私はヘアピンのおかげで金属探知機を2度鳴らしましたが、ガードマンは優しく対応してくれました。そしていよいよ受付へ。

・予約したこと、名前

・生年月日

・通訳の必要の有無

・今日の要件(表を見せられてBirth controlを指差しました。)

受付の方もとても穏やかで丁寧に対応してくれました。

その後、書類の記入をしました。
名前、住所、性的自認、学歴、緊急連絡先など
(ちなみによく病院で学歴聞かれるのですが、研究とかに使われてるのかな〜って思います。アメリカらしいな。)

その後はあらゆる同意書にサインします。

同意書の中に治療費の支払いについてのものがありました。
「仕事をしていますか?」と聞かれたので
「語学学校の学生で、仕事はしていない。」
「治療費は何で支払いますか?」と聞かれ、
「貯金」と答えました。
(ちなみにこのやりとりはソラくんに通訳してもらっています。)

すると
治療費が無料にできるかもしれない。
とのこと。

診察費$125と聞いていたのでとってもありがたいお話でした。

ちなみにパスポートや保険などの確認はありませんでした。

全てを書き終え、待合室で少し座っていると名前が呼ばれます。

診察を受ける

綺麗な診察室に案内され、電話で日本語通訳をしてもらいながら問診が始まりました。とにかくたくさん質問されました。

問診内容

今日は何をしに来たか、ピルを服用したことはあるか、何のためにピルが必要か、将来子供が欲しいか、来年などすぐに子供が欲しいと思うか、子宮頸がん、HIVの検査の経験、現在服用している薬はあるか、高血圧、糖尿病などの持病の有無、性自認は?、生まれつき女?、性的嗜好は(ストレート、バイなど)、パートナーの性別、普段の避妊方法は何か、どのくらいの頻度で避妊するか、パートナーは何人か、性病検査の経験はあるか、パートナーから性被害を受けているか(レイプとか)、妊娠経験はあるか、喫煙者か、最後に生理が来たのはいつ、通常の生理の日数は、経血の量はetc…

性被害を聞いたり、性的嗜好とか家族計画とか聞かれるのが「Planned Parenthood」っぽいなあって勝手に思いました。

ちなみに検査の経験があったせいか、特に何も検査はしませんでした。(検査とかしたい?と聞かれましたが、いいですと断りました。)希望すればできる感じです。

その後、処方の話は別の担当に変わるということで待っていたのですが、5分って聞いたのに20分くらい待たされました。(笑)

処方について

担当が代わり、処方についての質問が始まりました。

質問内容
ピルを飲んだ経験ある?、どのくらい使ってる?、何かトラブルがあったことは?、どのピルを飲んでる?、最寄りの薬局はどこ?

飲んでいるシートをみせると同じものがアメリカにもあると言われました。

・近所の薬局で同じものを処方してもらう
(1年分の処方箋を出し、3ヶ月に一度取りに行く)

「Planned Parenthood」で違う銘柄のピルを処方する
(1年分の処方箋をだし、半年に一度取りに行く)

どちらがよいか聞かれました。
最寄りの薬局の方が便利だし、同じ薬の方がいいのでそちらを選択。

さらに、薬局で使える10%割引クーポンももらえました。

とても親切。

以上で診察は終わりです。

なんと診察は無料でした!!!
(待合室ではコンドームやジェルも自由にもらえます。)

薬局で処方してもらう

数日後、馴染みのcvsに寄って薬をとりに来ましたと伝えるとスムーズに出してくれました。

10%引きのクーポンも無事に使えて

薬代は3ヶ月分で$45.79

1シートあたり大体$15.25

$1=127円で計算すると、約1937円

日本では大体1シート2500円くらいだったので、

アメリカの方が若干安い!

という結果になりました。日本だと3ヶ月に一度診察費用が若干かかることや、円安がすごいという事情を考えると普段はもう少し安いのかもしれません。

結果的に「アメリカの方がピル安い」

これは本当でした。

まとめ

「英検2級で無保険の女がアメリカで低用量ピルを購入した」結果

・「Planned Parenthood」で処方してもらう。

・医療通訳を利用する。

・電話、受付や薬局での細かいやりとりの英語は自力で頑張れ。

・アメリカの方がピルの値段は少し安い。

という感じになりました。

一時はどうなることかと思いましたが、無事に入手することができてよかったです!!!!

質問などあればコメント欄からどうぞ。




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