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決められない覚悟

2020/06/08


実家に帰るたびに思うこと


いのちのおわりを意識する。


メイが確実に歳を重ねていることを実感する。


耳が遠くなって、名前を呼んでも気づかないこと

目が悪くなり、投げたものに気づかないこと

散歩の時、溝を飛び越えることができないこと

ソファに自力では上がれないこと

ソファから降りるときに毎回足をくじいて顔を床にぶつけること

トイレのタイミングを自分でうまく調整できなくなったこと

腰を反ることができないため、抱っこするときに体を極端に丸めること


小学4年生の頃から一緒にいるから、12年一緒にいて、今14歳なのかな。

小学生の頃、一緒にサッカーして遊んでたのを思い出した。

メイはボールを追いかけるのが好きでひたすらに遊んでた。

メイには30分くらいずっと顔を舐められていたこともある。
僕が謎の最長記録を狙っていたところ、弟に中断されて起こった覚えが。w


そういえば、岐阜に来るまで犬が苦手だった。

チワワに追っかけ回されて泣いていた横浜時代の僕。

なんで苦手だったかは分からない。
たぶん追いかけてきたり吠えられたりが怖かったんだと思う。

でも岐阜に引っ越してきて
隣の家のモカちゃんと会ってからは犬が大好きになった。

毎日のようにモカちゃんと遊んで、
モカちゃんは僕に会うと うれしょんするくらい好いてくれていた。

モカちゃんがミニチュアダックスだったから、
メイもギンもミニチュアダックス。

今考えるとつながってて運命的。


モカちゃん、元気してるかな。

モカちゃんのおかげで自分の知らなかった「好き」が増えたよ。

ありがとう。

メイとも出会えてなかった。



最近、小学生の頃よく遊んでもらっていたワンちゃんたちが亡くなっている。

もうそんなに時が流れたのか。とすごく驚く。

いずれメイも…。と思うと胸が苦しい。

受け入れられる気がしない。

でも、そこを見据えていないと日々の過ごし方を後悔しそう。



メイだけじゃなく、ギンも確実に老いている。

メイより2歳若い分、まだゆるやかだけど。


タマはまだ元気だけど、外に脱走して事故とかも怖い。


お母さんも最近では前よりもよろけることが多い。

蕁麻疹が出たり、買い物から帰るとすぐにバタンキューだったり。


お父さんは元気そうだけど、いつ何が起こるか分からない。

数年前、高血圧を気にして血圧計を導入したし。



確実にいのちは終わるのだけれど、
それを分かっていてもまだ受け入れられない。


最期の瞬間をどう迎えたいか。

後悔せずに迎えるには。

どう向き合うか。


考えなければいけない。


そんなこと考えずに今を楽しく生きればいいじゃん

って考え方もあるとは思うけど、

後悔しないように、今何ができるか考えたい。


僕はまだ、覚悟を決められない



ここからはこれからのはなし↓


とりあえず今自分にできるのは、

◉感謝を伝えること

◉いつ来るか分からない別れに対して、常に最高の状態をキープすること


なのかなと。

1つ目は亡くなってからでもできるけど、
それを生きている間にできるかどうかでかなり変わりそう。

ペットも大事な家族だし、親孝行もできるうちにしよう。

この記事を書いているときに
「旅行のためにペットを処分する家族」の動画をみて、
なおさらメイもギンもタマも家族だと強く感じた。


2つ目は生きているうちにしかできない。

漫画とかでよくある「喧嘩別れしたまま死別してしまった」
ってことは一番悔いが残りそう。

絶対に避けたい。

そのためにも、1つ目とリンクして感謝して何か自分にできること、
自分がしたいと思ったことを積極的にしていきたい。

直近で言えば、母の日にプレゼントを買ったことや、これからの父の日に向けてプレゼント選びをすること。
メイ、ギン、タマと散歩も含めたくさん遊ぶこと。

自分のためにもなるし、相手のためにもなる。

一緒に生きている時間を大切にすることは
相手に対する尊敬の形のひとつなのかなと気づいた。



こうして今の自分に できることは考えられたけど、
やっぱりまだ受け入れる覚悟は決められない。

ここに関してはそのときでいいのかなとも思う。

なるようにしかならない。と割り切ろう。


と「向き合うべき自分の家族の死」について考えてみました。

とりあえず今は、自分にできることを。



長文お読みいただきありがとうございました。


メイギン

作業をしているといつも間に入ってくるメイ(左の黒)とギン(右のクリーム)


ギン

この寝顔がめちゃくちゃ好きです。たまりません。

どんどん成長します!