断捨離ストーリー Part.1
もともと私は周りのモノが多いタイプでした。
欲しい!と思ったら迷わず買う、「もったいない精神」が働いていつまでも持ち続けるといったような。
ただ、この数年は引っ越しを繰り返していることもあり、身の回りは出来るだけスッキリさせたい、身軽になりたい思いから、少しずつそのモノたちを手放していきました。
モノの手放し方について。
もちろん、分別してゴミ袋に入れることが最も簡単な手放し方です。
ただ、自分がモノを手放せない原因って、妙にソレに愛着(執着?笑)を持っていて、長い間一緒にいたりすると、そんな簡単にポイってゴミにできないからなんです。
環境面を考えてもゴミを増やすことには少なからず抵抗があります。
有意義な手放し方3パターン
近年は、インターネットの発展によって、メルカリなど家にいながらも中古のモノを売買できるようになりましたね。読者の方は利用したことがありますか?
手放し方がわからないモノについても調べることで、ゴミにするだけでなく、寄付する、修理するなど選択肢が広がります。
2週間後の遠地への引っ越しに向けて私もいま集中的な断捨離期間に入っているのですが、手放し方として、やむを得ずゴミにする以外には
・寄付
・メルカリ
・買い取り
の3つを使い分けています。
ん、メルカリと買い取りって同じじゃね?と思うかもしれませんが、
確かに本質的にはモノを「売る」で同じですが、自分で決めた価値で売るのと、他者からみる価値で売るのは、前提の自分がそのモノに対する想いで変わってくると思います。
どう使い分けているのか
まずモノをみて、それが自分にとって今後必要になるのか、過去1年でそれを使ったか考える。
モノが手放せない人の理由はここにあると思っていて、
1年間使っていないモノでも手放せないのは、何らかの思い出や愛着があるからなんですよね。
過去1年で使ったなら今後も必要になる可能性は高いし、使わなかったのならそれは自分にとっては本当に必要としていないんだ、とシンプルに判断します。
自分が手放したくないほどの思い出と愛着が湧くモノなら、それを説明した上で理解し、同じように愛してくれる人がきっといるはず。
そう思ったときに使うのが、自分でそのモノの価値を決められるメルカリです。
購入してくれる人も、自分が決めた価値に納得して購入を決めてくれるので、基本的に気持ちのいいモノとの別れ方ができます。(トラブルも聞きますが笑)
そこまで愛着があるわけでもないけど、まだ使えるな、と思ったモノは寄付するか、リサイクルショップに持っていきます。
最近私は、発展途上国の人々にモノを届ける活動をしている「ワールドギフト/国際社会支援推進委員会」という団体に寄付をしたのですが、誰かのために使われるということを想像しながら梱包する作業は、なかなか楽しいものです。
断捨離で気づいたこと
大切にしていればしているほど、
慎重に選んだものなら慎重であったほど、
モノって、手に入れるのは簡単、手放すのは難しいと私は思います。
かなり古い記憶なのですが、
私が小学校低学年のころの友達が、自分の家のテレビが買い替えのため引き取られていったとき、泣いて悲しんでいたんです。
あの時は「たかがテレビだけで、大げさだなあ。」と思っていたのですが、
大人になってモノとの付き合い方を考えるようになって、あの子はあんなに幼い時からモノに対する感情を大切にしていて、すごいなあ。と思います。笑
大人になって、欲しいと思ったモノを簡単に手にすることができるようになったからこそ、大事にしていきたい考え方でした。
余談。
母のおさがりのトレンチコートを最近クリーニングに出しました。
去年このコートを着て自転車で街を駆け巡っていたので、自転車のチェーンの油汚れがひどかったのですが、まっさらになって帰ってくることが待ち遠しい……☺
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