♯1 ベッドの上からはじめまして
私は社会人4年目、大きくもないが、小さくもない会社で、ものづくりを仕事にしている。
98年に生まれ、小さな頃から絵を描くことが好きで、美術やデザインについて学んできた。
好きなことは、一緒に住んでいるキンカチョウと遊ぶこと。読みもしない本を買いに出かけること。
天気・外気温・気分が良ければたまに散歩をする。
空を眺めるのも大好きだ。老後は大地に仰向けになって空を眺めながら旅立ちたい。
食べることも好き。甘いものは特に好き。ガチャガチャの前では財布の紐は用をなさないタイプだ。
普段から考えを口にするのは得意じゃない。
思考を言語化する能力が乏しいし、そもそも脳の反射神経が足りていない。
それに自分の発言で誰かが傷つくことを、いや、自分が誰かに嫌われる可能性に怯えて生きている
気を使って疲れるくらいなら1人で過ごしたいし、LINEの返信もめんど遅い。
Twitterを眺めるのは好き。でも発言はしない。
相手の顔が見えなくとも、言葉のキャッチボールは怖いのだ。
しかし、人間が群れで生活してきた名残がこんな私にもあるようで、世間との交流を断つ恐怖が、ここのところ私の心を不安にさせる。
気が向けば世間の誰かの目に触れるかもしれないこの場所で、小さな部屋からちっぽけで心の狭い私の思考を発信していこうと思う。
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