OsamuNAKANISHI

この度、これまでの自分自身の経験やノウハウを広く発信し、同志作りのためにとnoteを立…

OsamuNAKANISHI

この度、これまでの自分自身の経験やノウハウを広く発信し、同志作りのためにとnoteを立ち上げました。よろしくお願いします。大分/地域医療/ハイブリッドセミナー/地域活性化/空手道/Apple/大分大学/早稲田大学/東京大学/先端研/スポーツドクター/DMAT

最近の記事

最高難易度のハイブリッドセミナーへ〜第5回大分区域麻酔セミナー

ハイブリッドセミナーの最高難易度と断言してもいい、超音波ガイド下末梢神経ブロックのハンズオンを含むハイブリッドセミナーを9月25日に運営してきました。 超音波ハンズオンセミナーの難しさなぜ最難関なのか オフラインとオンラインを同時にマネジメントするハイブリッドセミナー。最近では、空間だけでなく時間の壁までをも飛び越え(後日オンデマンド版リリース)、参加者に参加形式・学習形式を自由に選んでもらえるハイフレックス=hybrid+flexible式の教育セミナーという言い方があ

    • M2 Macbook AirでPC 2台体制の配信へ

      自分にしては珍しく、ガジェットレビュー。 しかもまさかの、M2 Macbook Air!! このたび、このタイミングでM2 MBAを導入しましたのでその経緯を書いていこうと思います。 購入検討編ここ最近増えてきたPC2台体制配信 実はここ最近、PC2台体制での配信が増えてきた。 Zoomウェビナーを使い、プログラム表記のためのPC2台体制は自分の中で思いの外HITした技術となった。 セミナーのプログラム表記や、最近はLiveテロップ合成なんかにも挑戦しだしているので、

      • ハイブリッドワークショップの配信技術-第1回UniTreatセミナー-

        麻酔科学サマーセミナーのわずか1週間後、大分の医療者有志で立ち上げた大分医療DX推進会議-UniTreat(ユニトリート)-の第1回セミナーがハイブリッド形式で開催された。その配信を担当したので、その内容をシェアします。 すべてを超えていく!サマーセミナーを超える配信プラン麻酔科学サマーセミナーの振り返り 多くの学びを得た、第18回麻酔科学サマーセミナー 大きな学び・変化は①PVW/PGM形式のスイッチングへ、②演者カメラを会場後方に置くことの2点だった。完全に、pre

        • ハイブリッドセミナーは次のステージへ-第18回麻酔科学サマーセミナーの配信技術-

          そんなこんなで、いざ本番を迎える 胸を張ってV-160HDで良かったと言える設営SDI入力をフル活用 今回、初日で最終的な配線を終えたV-160HDの背面がこちら V-160HDには、HDMI 8,SDI 8と計16の入力をさせることができる。今回、混乱を避けるように1つもナンバリングにはHDMIかSDIのどちらかしか接続しないようにした(HDMI 1とSDI 1とするのではなく、HDMI 1につないだら次のSDIはSDI 2に入れる)。 これは、V-160HDは16

        最高難易度のハイブリッドセミナーへ〜第5回大分区域麻酔セミナー

          自家運営のハイブリッド学会-第18回麻酔科学サマーセミナー企画編-

          去年に引き続き、麻酔科学サマーセミナーの第18回のハイブリッド配信を担当してきました。(一応)沖縄現地に出向いたということで、2週間の健康観察を終えて関係者に問題なかったということでようやく胸を張って(?)その記事をかけます。 昨年の配信を振り返る第17回麻酔科学サマーセミナーの配線図 昨年、第17回麻酔科学サマーセミナーの配線図はこちらです。 というか、前回のサマーセミナーの記事がこちらです。 昨年のまとめ ざっとまとめると。 なぜか自分のV-8HDを使った

          自家運営のハイブリッド学会-第18回麻酔科学サマーセミナー企画編-

          V-160HDだからできる完全ハイブリッドセミナーの実現

          先日、医局の仕事として県内関連病院の周術期スタッフ向けのセミナーを、完全ハイブリッドの形で開催した。同セミナーは、昨年からオンラインで行うようになり、あれから1年経つのかぁ〜といろいろ思うところがある。 今まで散々やってきて、そろそろ講演形式のセミナー(学会)はこの形に落ち着くかなぁと思えるようになったので、経験を共有したい。 完全ハイブリッドセミナー運営の心構え配信システムの選択 今回、配信システムには1年ぶりのZoomウェビナーを選択した。実は、Zoomウェビナーは

          V-160HDだからできる完全ハイブリッドセミナーの実現

          ハイブリッド型シミュレーション実習の実現-第27回大分県麻酔科学アカデミーの配信ノウハウ-

          ここ最近、すっかりYouTube企画の方にかかりっきりだったり、本業(?)の方でいろいろありまして、noteではご無沙汰しております。まぁ、新規配信ネタがないというのもありますが・・・。配信案件としては、民間医局『コネクト』主催の研修医向けセミナーで、CV穿刺の配信支援を5月18日に行いました。 まぁ、いつものCV-超音波2画面です。安定です。 そして、先日、毎偶数月恒例のアカデミーでは「外傷初期診療」という救急領域についにアカデミーが進出しました! 初!リアル開場での

          ハイブリッド型シミュレーション実習の実現-第27回大分県麻酔科学アカデミーの配信ノウハウ-

          緊急指令!オペレーター不在でハイブリッドセミナーを成立させよ!!-第26回大分県麻酔科学アカデミーの配信技術-

          ずいぶんと期間が開いてしまいました。学会の準備に、人事異動にとバタバタな年度末を過ごしており、また、現在V-8HDの解説動画を週イチでYouTubeに投稿しており、そちらにかかりっきりですっかりnoteの更新が滞っておりました。 そんな中、第26回大分県麻酔科学アカデミーが開催されたので、その運営レポをお届けします。 最大のトラブル:オペレーターが間に合わない!大分県麻酔科学アカデミーは、偶数月の第一金曜日の夜に研修医をメインに若手医師や医療スタッフを集めて麻酔科関連領域

          緊急指令!オペレーター不在でハイブリッドセミナーを成立させよ!!-第26回大分県麻酔科学アカデミーの配信技術-

          ZoomISOを用いたハイブリッドセミナー配信

          はじめに以前、ZoomISOというアプリを紹介しました。 アプリに関してはこの記事を参考にしていただければ幸いです。 ここ最近、ハイブリッドセミナーの配信でZoomISOを使うことが標準技術となってきました。配信回線を5Gテザリングにしたことによる回線速度の安定化、自分自身がこのアプリにだいぶ使い慣れてきたこと等が影響していますが、数ヶ月断ってだいぶ安定してきたので改めて「5ヶ月使ってみたレビュー」みたいな感じでお届けしたいと思います。 なお、支払明細によるとこのアプリ

          ZoomISOを用いたハイブリッドセミナー配信

          V-8HDからV-160HDへ-ハイブリッド配信のための標準機能

          いよいよこの日がやってきた。 本格的に、Roland V-160HDを用いてハイブリッド配信をする日が・・・。オフラインとオンラインを同時に行うのをハイブリッドと言ってきたが、その難易度は実は差があったりする。 ハイブリッドセミナーの難易度の差リアルセミナーを配信する場合 現地演者の講演を、現地スクリーンにパワポを映しつつオンラインに配信する場合。参加者は現地会場にもオンラインにもいる。これが一番簡単かな。こだわらなければスマホ1つでできる。少しきれいな配信にこだわるな

          V-8HDからV-160HDへ-ハイブリッド配信のための標準機能

          ハイブリッドセミナーにはオーディオミキサーが必須です

          ハイブリッドセミナーで頭を悩ませる音問題ハイブリッドセミナーの運営は、リアル会場のことに加えWeb配信のことも考えないといけないので非常に頭を抱えてしまう。また、配信の質を良くするためにビデオスイッチャーを用いて様々な映像効果を演出する。テレビ番組なんてそうだろう。 PinP、キー合成…凝れば凝るほどいろんな事ができ、オンラインセミナーのプレゼンテーション技術なんて議論もあるくらい。その影に隠れて、音というのはどうしてもないがしろにされがちだが、実は音のほうがハイブリッドセ

          ハイブリッドセミナーにはオーディオミキサーが必須です

          オフライン時の映像と音の問題

          Web配信だけを考えればいいオンラインセミナーだけじゃなく、リアル会場=オフラインも同時に行うハイブリッドセミナーの場合、現地に映す映像と流す音声も同時に考える必要がある。 現地会場に音を出すスピーカーを求めて映像は簡単だ。普通のセミナーでも使われるプロジェクターを使えば良い。 問題は”音”。これがしばらく課題であった。音と言っても、現地演者の声をマイクで拾って現地で流す必要はあまり重要ではない。地声でいけるからだ。マイクは、配信用。もちろん、演者がマイクを持ってしゃべっ

          オフライン時の映像と音の問題

          より自然なハイブリッドセミナーの配信技術

          先週末は、第4回大分区域麻酔セミナー(ハイブリッド)でした。すっかり定着したZoomISOのオペレーション。フル活用!。たった一つの機材トラブルが最後の最後までこの配信を難しくしたが、それはさておき今回のハイブリッド配信はこれまでと大きく違う画面構成を考案した。 ハイブリッドセミナーで必要となる配信画面についてこのnoteではすっかりおなじみとなった”ハイブリッドセミナー”とは、そもそもどのようなものか。コロナ禍で、多くの学会やセミナー、研究会だけでなく日常的な会議から夜の

          より自然なハイブリッドセミナーの配信技術

          ZOOM L-8公式キャリングバッグが最高だった件

          自宅の配信システムをカバンに詰め込み、外の環境で配信をする”出張配信”は、いつでもどこでも自宅と同じ環境を構築することができ、精神衛生的に負担も軽減される。また、凝れば凝るほどより上位の機種やオプションの機材を購入してしまうといういわゆる”ガジェット沼”にある程度の制限をかけることもできる。実際、一見複雑化したように見える自分の配信も、以前のようにカバンひとつというわけには行かないが、駐車場から一人で1回で運ぶことができる荷物の範囲内には収まっている。 △プロジェクターや三

          ZOOM L-8公式キャリングバッグが最高だった件

          V-160HDしか勝たん-購入前レビュー

          表題の通りです。まさかの購入前レビューです笑 V-8HDの限界いよいよ今週末は、第4回大分区域麻酔セミナー。演者・参加者ともにオフライン+オンラインありの完全ハイブリッドセミナー。しかも、実技系の超音波診断装置を用いるハンズオンセミナーなので、はっきり言ってハイブリッドセミナーの運営としては最難関クラスであると自負している。超音波診断装置を用いる関係で、スケーラーを備えたRolandのV-8HD必須と言える。一時期、『もっと誰でもできるような汎用性のあるシステムを』というこ

          V-160HDしか勝たん-購入前レビュー

          ZOOM L-8を導入した話

          ついに1週間前に迫った、第4回大分区域麻酔セミナー(ハイブリッドセミナ)の運営に追われており、連日の新型コロナウイルス感染状況にかなり流動的な対応を求められバタバタしております。 しかしながら、この2年間で多くの学習・研修機会が奪われた一方、オンライン化により隠れた層(産休・休職中等)にまで情報を届けられキャリアアップ・自己研鑽につながるという点では意味があることで、(セミナー開催側がそのニーズを拾うかどうかはさておき)今後もニーズはなくならないと思っている。 配信技術と

          ZOOM L-8を導入した話