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ZOOM L-8公式キャリングバッグが最高だった件

自宅の配信システムをカバンに詰め込み、外の環境で配信をする”出張配信”は、いつでもどこでも自宅と同じ環境を構築することができ、精神衛生的に負担も軽減される。また、凝れば凝るほどより上位の機種やオプションの機材を購入してしまうといういわゆる”ガジェット沼”にある程度の制限をかけることもできる。実際、一見複雑化したように見える自分の配信も、以前のようにカバンひとつというわけには行かないが、駐車場から一人で1回で運ぶことができる荷物の範囲内には収まっている。

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△プロジェクターや三脚×3も入れてもこの量なのでコンパクトでしょう?

持ち運びの際に悩みのタネとなるのは収納バッグだろう。ナップサック型か、キャリーケースに入れるか、トートバッグに詰め込むか・・・。先代機であるSoundcraftのNotepad-8FXは、なんとなくくるんでトートバッグでケーブル類と一緒に持ち運びしていた。今回、Amazonで販売しているZOOM L-8用キャリングバッグを購入して使ってみたので、その商品レビューです。

商品紹介

購入したのは、ZOOM L-8用キャリングバッグ

大変人気商品のようで、購入時で残り6点、記事執筆時で残り1点のみとなっている。バッグの価格帯としては可もなく不可もなくといったごく平均的な価格帯だろう。バッグ自体はものすごく軽く、ショルダーバッグストラップ付き。これが一人で持ち運びするのに非常に便利。

メイン収納

メイン収納スペースには当然、L-8が入る。だが、それだけではない。『どっちがメインだよ』と思えるくらい、L-8を収納しても収納スペースは広く残されている。

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L-8はこんな感じで収納。撮影のためにケーブル類は左に乗せているが、これがL-8の上に収納可能。

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音声周りのケーブルだけでなく、HDMIケーブルにUSBケーブル、オーディオケーブルなど実はハイブリッド配信で必要なすべてのケーブルをこのバッグに収納することができた。無理やり詰め込んだりしていません。

意外に便利な小ポケット

このバッグで気に入っているポイントの一つがこの小ポケット。

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このファスナー付きの部分には、公式にはSDカードなどの収納スペースとなっているが、ここにステレオミニプラグ→ステレオケーブル変換アダプタを収納するのにぴったりなサイズなんです。

最初に買った時は「2個セット販売」であることに気づかず、2セット頼んだため(無駄に)4つあったのだが、ミキサーがL-8になってからモニタリングの端子も含めるとフル稼働(もう1個ほしい)になってたりする。

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このアダプタって、持ち運びでなくさないように収納ケースにものすごく悩んでいたのですが、ようやく居住地が決まりました。

マイクケーブルは前ポケットに収納可能

さらに大容量収納なのが前ポケット。ここになんと、XLRキャノンケーブル5m、4.5m×2に、4.6mのRCAケーブルが収納できる!!

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プロの方のアドバイスで、エアーマイクを導入したのだが、そのためコンデンサマイク用にXLRケーブルが2本必要になった。それに、演者マイクのSM58用のケーブルに、後日記事にするがNebula Cosmos MAXの光デジタル出力端子→DAC→RCA→会場音響システムに渡すためのRCAケーブルまでもが収納可能。

ケーブル類をまとめて一括管理できるメリット

出張配信にとって、ケーブルの管理はけっこう大変になる。

『このケーブルどこだっけ?』

『このケーブルはこっち!』

『あれ?このバッグに入れたはずだけど入ってない』

ハイブリッド形式のセミナーでは、カメラ、音声、さらにPCなどたくさんのケーブルが必要になるが、そのすべてをこのバッグで一括管理できるのは大きなメリットを感じた。荷造り、設営、撤収まで作業が実にシンプルでいい。特に荷造りで多いのは『このケーブルはあっちのバッグだから(あとで)』と言って忘れてしまうケース。これまで多々ありました、忘れ物問題。これまで何度、当日電気屋でHDMIケーブルを買い足したことか・・・(自宅には使わない3m級のHDMIケーブルが散乱している)。

オフィシャル商品って、なんとなく避けられがちだけど、この商品は本当にいい買い物でした。もし、似たような感じでZOOM L-8を使っている方は、是非オススメしたい商品です。

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