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介護士と看護師の連携の保ち方

こんにちは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

今回のテーマは「介護士と看護師の連携」です。

結構職場で看護師さんと上手くいっていない方が多いみたいなので、個人的な所ですが、連携の保ち方を書いてみます。

それでは第142弾です、よろしくお願いします。


そもそもの価値観は違うものだから

当たり前の事なんですが、介護士と看護師では学ぶ内容も違ければ、方向性も違いますよね。

病院では医療を必要とされている方への関わり。
一方介護施設等では「暮らし」の為の関わりが必要です。

例えば排便が3日程出ていないと看護では「異常」と捉えられてしまう所も介護では「人による」という風に。

または、身体としては排泄が出来ていれば異常ありませんが、介護としては出し方にも拘りたい所。

排泄一つとっても「出し方」でその人の生活、「暮らし」が大きく変わるからです。


『医療』なのか『介護』なのか。
『異常』なのか『異文化』なのか。
『健康』なのか『暮らし』なのか。

注目するべき事への教育課程が違うんです。

僕たちはまずここを理解しなければなりませんね。


とにかく『伝える』努力をしよう!


さて、それではどうやって看護師さんと連携を取っていくか?

まず先に確認ですが、皆さんは自分たちが「どんな介護をしたいか」という思いはありますか?

なんでも良いんです、その人らしく暮らして欲しい、、、とか、そんな感じの。

施設の理念でも良いんです、その為にしている事はありますか?

リーダーの方は特にここは押さえておいたほうが良さそうですね。


そしてそれをしっかり伝えましょう

これに尽きます。

同じ介護士にも、看護師にも、ケアマネにも、家族にも、何事にも『伝える努力』を最大限にしなければいけません。

看護師さんや新人の介護士さんなど、介護の専門性はあまり分かっていない方も多いと思います。
だからその人の看護観や価値観で判断されがちですが、そういった時に「あなたが」「あなたの言葉で」説明出来る様になる事が大事です。

伝え方は確かに工夫がいるかもしれません。

相手との距離感の作り方、雰囲気、信頼関係、色んな要素が絡んできます。

すぐに理解を示してくれる人もいれば、やはり時間がかかる方もいるでしょう。


あなたの『介護』ってなんですか?
『専門性』ってなんですか?

まずは自分たちの介護をしっかり確認して、それを伝えましょう。

大丈夫です、相手は人間ですから必ず伝わるはずです。

頑張っていきましょう!


それでは今回も読んで頂きありがとうございます。
次回もまたよろしくお願いします!

未来を創る介護福祉士 大西

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