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「介護黎明期」と「介護成長期」

こんにちは!

埼玉県で介護福祉士をしている大西です!!
今回のテーマは「介護黎明期と介護成長期」です。

これからの介護時代を生きていくにあたり、「いまってこの辺りじゃないかなぁ」と思ったのでまとめるついでに、今までの介護業界の流れを書いていこうと思います。


それでは第223弾です、よろしくお願いします!

介護黎明期時代

今までの介護時代を振り返りましょう。

時代をさかのぼると「介護」という言葉が使われ始めたのはおよそ1890年ごろ。
陸軍軍人傷疾病恩給給付基準というなんだかとっても長い難しそうなやつの通達により初めて使われたそうです。

そして時は流れ1970年ごろ、「ノーマライゼーション」という概念が日本に浸透してきました。

おそらく主に「介護」の概念が世間に認知され始めたのは、このころからでしょう。

この前後あたりで「老人福祉法」や「老人ホーム」というものが出来始めたんですね。
(詳しくは調べてみて下さい!)

そして次第に「寮母」から「介護職」へと変化していき、なんやかんやで制度や法律が出来ていったんですね。

という事は、2000年になる数十年前までが「介護黎明期」と言えるわけです。

その時代を作り、けん引してきたのが「三好春樹」さんだったり、高口光子さんだったり、「東田勉」さんだったり(この方はライターさん)したわけです。

本当に凄いし、ありがたいですよね。

もちろん他にもたくさんの方が「良い介護ってなんだろう」「こんなのはおかしい!」と思い、考え、独自性を発揮したり新しい仕組みを作ったりしたわけです。

僕の周りにもいます。
OTと言えば病院、と呼ばれていた時代から「在宅」の道を選び、介護保険外で活躍されている方。

何十年も潰されずに、現状に異を唱え変革を起こし続けた人が。

今まで介護業界を創り続けた先駆者がいる。

本当にありがたい事です。

介護成長期時代

そして2000年以降、介護業界は更に変化し続けます。

介護保険制度の導入ですね。
ここら辺が本当に知識が弱いので、間違えていたら申し訳ありませんが介護保険制度の導入は2000年からです。

これにより「認知症の方に対するケア」や「その家族へのケア」が充実していきます。
「介護」や「認知症」が世間に広まり始め、介護の専門性を更に深く、浸透させるべく更に多くの人達が戦い始めました。

僕が特に参考にしているのは東京の目黒区にある「駒場苑」
そこの坂野施設長などは、その介護成長期の最もたる象徴だと思っています。

介護を深く、仕組み作りに組織作り、課題がありつつもそこも一緒に発信する。
そうして仲間を集めていく。

SNSも活用し、戦い続けている。

他の事業所もそうです。
自分たちの「こういう介護をしたい!!」を形にして、それらをSNSで発信する。

課題もある、うまくいかないときもある。

それでも挑戦する、諦めない、そんな姿をSNSにupしています。

(東大阪、三重、兵庫、東京、などの方と最近よく関わりますが本当に素敵で刺激を受けています!!)


これにより、職員に自信が付いたり、責任が生まれたり、非常に良い効果が生まれていると思います。

少しづつ、ですがSNSにも「ポジティブ」な介護に対する発信が増えてきたと思います。

本当にうれしく思うし、僕もこれからも継続していこうと思います。

そして、時代はまた次の段階に踏み込んでいると感じています。


次の時代について、次回のnoteで書こうと思います。
是非予想しながら楽しみにしていただければと思います。


それでは今回も読んで頂きありがとうございます。
次回もまたよろしくお願いします!!

未来を創る介護福祉士 大西

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