過去を知れば今が変わる〜捉え方〜
こんばんは!
埼玉県で介護福祉士をしている大西です!
今回のテーマは「過去と現在」です。
それでは第196弾です、よろしくお願いします。
既に「老い」て「呆け」ていて
僕たち介護士は認知症の方とも多く関わります。
ですが出会った時は既に「老い」ていて、既に「呆けて」いる。
出会ってからの事しか知りません。
すると段々と「今の状態が全て」と捉えてしまいがちなんですね。
確かに出会った時から既に病気もあれば認知症もあるでしょう。
しかし「それが全てでは無い」という事を今一度押さえておきましょう。
とはいえ、仕事にも慣れ介護にも慣れてるとついつい今だけを捉えてしまいがち。
すると何度も同じ事を言う利用者さんに「あの人はいつもこう」「毎回毎回うるさくて」と、思考停止に陥りがちです。
そうすると危険なんですね。
しかしこれってどこの現場でも見かける時ってありますよね
もしかしたら自分もそうなっていた時があるかもしれない。。
そう思った方もいるかもしれません。
しかし大丈夫です、個人的なものですが一つの解決策があります。
それは過去を知る事なんですね。
ここをもう少し詳しく書いていきます。
「知らなさ」の弊害
僕たち人間は何をもってして親しくなったとか仲良くなったと感じますか?
または何がきっかけで力になろうとか優しくしようとかって考えますか?
ポイントは「相手を知る事」なんですね。
人間は「相手がどんな人か知る事で安心を覚える」生き物なんです。
これはある種本能です。だって相手が危険な人かもしれないじゃないですか。
逆に言えば知らない人には警戒心を抱く、ということですね。
現代社会においては危険はそこまで無くなりましたが、代わりに興味自体が無くなってしまっているんですね。
この知らない事で相手に興味を持たなくなる。
これこそが「知らなさ」の弊害なんです。
そしてこれこそが介護現場における思考停止の原因なんですね。
「知る」ことから始めよう
解決策は至って簡単で、「相手を知る」事ですね。
介護現場であれば「過去を知る」事がオススメです。
利用者さんと出会った時には既に「老い」「呆け」「疾患」「障害」など、既に様々な状態でついつい「今どんな状態か」だけに注目しがちです。そこでどんな経緯で介護施設に入所したのかや過去はどんな生活をしていたのかを知る事が非常に重要なんです。
そうして過去を知る事で「知らなさ」による弊害を無くします。
すると相手の事を既にある程度知っている状態で接することが出来、自然と感情移入しやすくなり、現場での工夫、良い介護に繋がるんですね。
生い立ち、職業、家族構成、趣味、何でもいいんです。
昔と今を結びつけて考える。
まずはそこから始め、良い関係を構築していけるといいですね。
停滞した介護にもならない為にも、積極的に学んでいきましょう。
それでは今回も読んで頂きありがとうご!
次回もまたよろしくお願いします!!
未来を創る介護福祉士 大西
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