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同調圧力に負けるな!

こんばんは!

埼玉県で介護福祉士をしている大西です!

さて、今回は「同調圧力」がテーマです。

皆さんは、職場で「本当はこうしたい」と思う事があっても、周囲の空気に飲まれて我慢した経験はありませんか?

今回はそんな話がテーマです。

それでは第八弾、よろしくお願いします!

◾︎この記事はこんな人に向いています
・中々自分の意見が言えない人
・相手に気を遣いすぎてしまう人
・自分がそうしてしまっている人


自分の人生を生きろ

ちょっとカッコつけた見出しにしてみました(笑)
自分の人生を生きろ。

そもそも同調圧力って?

Wikipedia先生によるとこうです。

『同調圧力とは、地域共同体や職場などある特定のグループにおいて意思決定を行う際に、少数意見を有する者に対して、暗黙のうちに多数意見に合わさせることを指す。』

周囲に合わせて自分の意見が言えなかったり、行動を曲げたりするのってすごくストレスになるんじゃないでしょうか?


もちろん協調性は必要だと思います。
しかし、そこに意見を言える空気や環境は無いとヤバいと思うんですよね。

これを介護現場に置き換えてお話ししてみます。


意思決定は誰のため?

介護現場では、色んなお年寄りが生活しています。
中には自分から意思表示をされない方もいるでしょう。
もしくは、こちらに遠慮して何も言わない、「大丈夫、大丈夫」と我慢する人もいるでしょう。

生活行為の中に、起きる、食べる、トイレに行く、お風呂に入る、などなどありますよね。

僕たちはお年寄りの生活を支えるプロです。暮らしを守っていきます。

例えばあなたが一人のお年寄りと関わっていて、その人が意思表示の難しい方だとします。

しかし関わるうちに、「こうしてあげると喜ぶのかな?」「こうして欲しいのかな?」と段々分かってくるかもしれません。

あなたには、この人の「求めてる」がなんとなくわかったとします。

もしもそれが「トイレに行きたい」だったとします。

それを皆んなに話してみたところ

「いや、大変だし無理だよ」
「やってあげられる自信がない」

これは可愛いもんです。

しかし気になるのがこれ

「無理にやったら本人が可哀想」
「本人がそれを望んでないでしょう」

介護現場での同調圧力でも、タチが悪い部類だと思います。

あなたは、沢山観察した結果「トイレに連れて行ってあげたい」という意思が生まれました。

それは「あなた」と「お年寄り」の意思だと思います。

そしてそれを止める他の職員の言葉は、いったい「誰の意思」なんでしょう?

もちろん本当にこちらが間違っていて、周囲の意見が正しい時もあるでしょう、そこは観察と情報共有不足です。

しかし、中には「明らかに」自分が大変だからやりたくない、という意思をお年寄りを利用して押し付ける、という人もいると思います。

そんな時こそ、「誰の為にケアを考えているのか?」をもう一度考えましょう。


「可哀想だよ」

と言われた時に、

「そうですよね、、、」

と同調するのではなく。

「それにはこういう理由があって、こうすれば実現出来そうだ」

と、根拠のある説明が出来ると良いでしょう。


「自分の意思で生きる」が人生を豊かに

先程は介護現場の話でしたが、僕たちの日常にも関係がある事ですね。

例えば

・行きたくない飲み会

・断りたい遊びの誘い

こういうの、断りずらいですよね(笑)

でも、自分の時間を費やすに値しないと思ったら「キッパリ!」断りましょう。

その時間で自分の時間を過ごした方が有意義です。


周囲の意見や空気に合わせる事は、他人の時間を生きています

僕の好きな言葉にこんな言葉があります

「いつ死ぬかわからないんだから、やりたい事をやって生きたい」


人の一生は短いですよね(若造が生意気ですいません笑)

他人の時間を生きないで、自分の意思決定で生きていきませんか。

行きたくない飲み会に行くくらいなら、そのお金で好きな漫画を読んだり、美味しいものを食べましょう。


最後に伝えたい事

最後に一つ。

僕は介護福祉士として現場で働いています。

本人がいったい何を望んでいるのか。

どこまでも考えていく仕事です。

自分が正しいと思う事は「危険」です。


自分の正しさが先行してしまうと、「見るべき人が見えなくなってしまう」可能性があるからです。

客観的に、そして主観的に、考えていく事が必要だと感じています。

そして必要な時には、周りに合わせず意見を出したり、実行に移すことも必要でしょう。

そんな時でも「正しい」と、正解を押し付けるのはやめましょう。

正しさで介護をしない。

それが最後に伝えたい言葉でした。


それでは今回も読んでいただきありがとうございます。
生意気な若造が書いているブログですが、本気で感じている事を書いています。

良かったらまた読んでください。

それではまたよろしくお願い致します。

    
        未来を創る介護福祉士 大西

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