育休レス共働きでの子育て、ジジババは神！ルーズな勤務管理は金！

今回は育休レス、もちろん通常勤務（≠短縮勤務）で夫婦共働きだった20世紀末のお話

おおかみとママぶたは２人合わせて３年間の育休と２年間の短縮勤務を取得
けれど、長女のブーを産んだ頃（20世紀末）はまだ女性でも育休をとらない人が多かった時代

ママぶたもブーのときは２ヶ月の産後休暇だけで職場に復帰
おおかみは休みをまったく取らず。ケシカラン

令和な今なら多少ブラックな雰囲気を醸し出してるけど、当時はそれがフツーだった

しかも保育園には入れず…というか、入ろうとすらしなかった
いろいろと話を聞いて、豆腐の根性のおおかみ夫妻には無理！って判断したから

今はどうか分からないけど、当時は週末には布団まで持ち帰って干して来るとかいう無茶ルールがあったり
他にも自宅に帰ってからやらねばならないことが多々あった

そして当然ながら、発熱したらアウトだ
不可能ではないけれど、フルタイム共働きでこなすにはハードルがジャイアント馬場！…分からないか…八村塁くらい高かった

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その結果…

おおかみ、ジジババに泣きつく💦

幸いなことにおおかみ実家はおおかみ家から徒歩１分。隣のマンション。当時流行の”スープの冷めない距離”ってやつ

さらに幸いなことに。ブーはママぶたのおっぱいが大嫌い
ママぶたがおっぱいを出すと泣きだすほどに…

ブーが哺乳瓶っ子だったから、おおかみはもちろん、ジジババもブーに乳を与えられた

とは言え、ミルクはほとんど使っていなかった。ママぶたの母乳がほとんど
ママぶたが母乳を絞ったのを、ブーが哺乳瓶で飲んでた

ときには、ママぶたが会社で絞った母乳を、午後休のおおかみが持ち帰ってブーに飲ませてた

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泣きついたとは言え、ジジババもいい歳で
あまり無理をいう訳にもいかないから、おおかみ的にこんなルールを決めた

・ジジババに預けるのは、基本的に週3.5日まで
・朝9時前と夕方6時以降は極力預けない
・朝ごはんと夜ごはんは家族そろって家で食べる

さらに、こんなルールでハードルを上げてた

・こぶた達の行事には、かならず夫婦２人揃って参加する

普段は共働きで親が家にいない時間が多いのだから、行事のときぐらいは両親で出かけよう！
…と言うとこどものために頑張った感があるけど、夫婦揃ってこどもの行事を見たかっただけだ

「行事は俺が行っておくから、おまえは働いてていいよ」

なんて理屈はあり得なかった💦

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おおかみとママぶたの有休は年間20日
ざっくり週１日はどちらかが有休を取得できる

でもジジババの手助けを週3日半にするとき、1週間あたり半日休みが足りない

さらに平日の行事に夫婦で出かけようとすると、その分も休みを捻出しなければならない
もちろん、家族の体調が崩れたときも休みが必要だ

…というわけで有効活用したのが”振休”と”代休”

おおかみのいた会社の用語では、休日に出勤した分、平日に休むのが”振休”
残業を8時間したら、その分１日休みのが”代休”

土日のうち１日はどちらかが出社
それで平日は１日お休み
有休のほとんどは半日休暇で消化

これで各週、平日1日と半日お休みを確保
ジジババのお世話になるのを週3日半

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残業をする余裕はあまりなかったんだけど、1年間働けば、さすがに20時間くらいは残業する

当時は代休という制度が出来たてホヤホヤで、勤怠管理のシステムもズブズブ

人事に問い合わせたところ、システム的に残業と代休のバランスは期末の時点でチェックするだけ。１年間トータルで

（残業時間／8）＞代休日数

ならエラーは出ないことを教えてくれた。なんて良い人なんだ。人事担当者バンザイ♬

…という訳で、３月には代休を取ることができた♬

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さらに振休。こちらも当時のシステムはズブズブだった
振り替えた日付さえ間違いなく入力すれば、いつにでも振り返られた

おそらく令和な時代ではそんなことは出来ないだろう
同じ週、少なくとも同じ月に振り替える必要がある会社がほとんどだと思う

当時のおおかみは余裕のある時期にためた振休を、半年後に消化したりしてた。古き良き時代…
春の連休や夏休みに振休をためて、祝日の少ない月に振休を使ってた

今はいろいろと厳しくなって、こういうことは出来ない会社がほとんどではないかな？
平成初期、育児休職制度はまだまだだったけど、逆に勤怠についてはゆるゆるなところがあった

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令和な時代のように育休の制度が整っているのも良いけど
平成初期のように融通の利く勤務管理も捨てがたい…

これを良いとこどりして…

育休で休んでいる以外の子育て期間
20世紀末を見習って？勤務管理に融通を効かせることが出来れば良いのに

GWとかお盆休みなんて、どうせどこへ出かけても混み混みなんだし
そんなとき、空いている休日のオフィスで効率よく仕事して、その分こども達の平日行事に出たり、運動会の振替休日に遊びに出かけるほうが私生活も充実するし、仕事も捗る

少なくともおおかみは充実したこどもとの時間を過ごし、仕事の生産性も上がった。経験者は語る。マチガイナイ

そういう意味では、おおかみとママぶたは良い時期にこぶた達を育てたのかも
良いときに生まれ来たこぶた達に感謝♬