見出し画像

男性こそ花嫁修行を。

何故日本の男性は家事に非協力的なの?!
たまにそんな言葉を目にします。
確かに世界には男性が家事や育児を率先してやるのが一般的な国もありますし、一時的にでもそのような文化の国での生活を経験すれば影響を受けたり、それが当たり前になる事もあるでしょう。

ただまぁ、海外暮らしの経験が無くとも一人暮らしの経験があれば男性であっても「家事はやって貰うものではなく自分でやるもの」という認識になるものです。
たとえ結婚後に家事を分担したり、専業主婦になって貰ったとしても、その認識があれば感謝の気持ちも変わってくる筈。そういう面でも男性の一人暮らし経験は大事なのです。

男女が結婚や同棲で一緒に暮らし始めた時、女性は実家暮らしで全然家事しない状態からでもなんやかんや出来るようになるものです。(勿論、女性は結婚したら家事が出来るようになって当然!という意味では無いですよ)

しかしながら男性で結婚後から急に家事に目覚めるパターンは殆ど聞きません。やるにしても言われたから…と嫌々なパターンです。
こうなると一応家事をやる事はあっても、お互いにストレスを抱えたまま、押し付けあったままの生活になり兼ねません。そうならない為にも、男性こそ結婚前に花嫁修行をしておく必要があるのです。実家を出れない事情があれば実家に居ながらでも少しずつ家事に取り組んで行きましょう。

ではまず何から取り組むべきか。
料理は雑でも大丈夫です。1人の時は私も雑でした。2人で食べるようになれば品数や色合い、バランスにクオリティと自ずと凝り出すものです。
習慣付けるべきは洗い物と洗濯と掃除です。これらさえ日常的に、自然と、自ら出来るようになれば一人暮らしを始めてゴミやGと同居するハメになる事も、女の子を呼べなくなる事も、将来的に家事の分担で揉める事も、それによってストレスを抱える事も無くなるはずです。

そこで大切なのは必要以上の完璧を求め過ぎない事。これは私自身も習慣にしているのですが、自分でハードルを上げ過ぎてしまうとそれを達成出来ない事に苛立ったり、落ち込んだりしてやる気がロストしてしまいがちです。初めから全てを完璧にこなせる人なんて居ません。出来ない満点を目指すよりもまずは無理なく及第点を。そこから徐々に質と効率を向上させていけば良いのです。

そして一緒に住み始めてから大切なのはお互いの家事の合格点をキチンと決めておく事です。家事の合格点は個人の性格や育った環境によって異なります。まずはお互いに譲れない事、妥協できる事をしっかりと話し合いましょう。
家事でも何でも100点満点を目指すのはその道のプロやそれを職にしてい人、好きでやってる人だけで良いのです。何点を目指すかは2人の間や家庭内で納得のいくラインを決めましょう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?