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主宰者志向

○○主宰

劇団のまとめ役は「主宰」と呼ばれることがおおいですよね。
会社じゃないから”社長”じゃないし”代表”とも言わない…?!
英語だと何ていうんだろう?

さて、昔っから私の中に何か”会”をつくって、
まとめたい欲があります。
理由は多分
1.名づけたい
2.会員グッズ作りたい(元雑貨店員の性)
3.文化系アピール
このあたりの欲のブレンドでしょうか…。
そこでかつて私がどんな会を妄想したかの回顧録です。

その1.玉椿会~乙女会~

さいしょは、”乙女”に注目が集まっていた2000年あたり。
資生堂「花椿会」*にあやかり『玉椿会』を発足。
キャッチフレーズは”爆裂乙女マインド⚡”
自分で”入会のしおり”をつくった記憶があります。
実家のフロッピーディスク(!!)にデータがありそう。

そのときに「主宰」って言葉を発見し
○○主宰ってかっこいい、将来はソレだ!
とひとり色めき立ちました。
*「花椿会」:資生堂が1937年に発足させた歴史ある愛用者組織の名称

勝手に資生堂のロゴに
キズマークをつけて(畏怖の念)
玉椿会印に

会員は私を含めて3名おり(みな同級生)、
”会長”と呼ばれて(呼ばせてた⁈)遊んでいました。
活動は乙女遊び?全般。古都をたずねたり…。
そうやって名づけると
姫路の『玉椿』という和菓子を発見したりなんかもして…

作りたかったグッズ:手ぬぐい(”かまわぬ”製)

その2.シェパードチェックブック~読書会~

これは↓この本が出た年(初刊1999)に、
”おしゃれブックジョキーになんのよ、わたし”というノリで
私の脳内にだけ存在した架空のブックサークルです。

レア・グルーーーーヴ!
DJ感覚で選ぶブックガイド
そういうものに わたしはなりたかった

裏表紙がピンクの千鳥格子(英:ハウンドトゥース)で、
当時インテリアで流行ってた”ミッドセンチュリー”と
時代的に合っててハッ👀てなった。
オシャレやーん😍ってなった。

千鳥格子、英:houndstooth/ハウンドトゥース

それで、ほんなら”ハウンドトゥースブック”にすっか!のハズが、
語呂が悪くて”シェパードチェックブック”に。

作りたかったグッズ:ピンクの千鳥格子模様のしおり(光沢紙で)

シェパードチェック
羊飼いに由来するチェック柄

その3.ペーパーピクニッククラブ

この時も『東京ピクニッククラブ』という存在を知り↓
ピクニック、オシャレやーん😍!(動機がいつもそれ)
となって誕生したその2同様、架空のピクニッククラブ。

『東京ピクニッククラブ』公式ウェブサイトより転載

現在更新されていないようですが、公式ウェブサイトが存在します。

”ピクニック+紙ひこうき”のイメージがカワイイと
紙ひこうき=エア プレインという候補もあったのですが、
”エアプレイン ピクニッククラブ”だと語呂が悪く却下。

和製英語「ペーパードライバー」みたいに
たまの”なんちゃってピクニッカー(ピクニックする人)”のためのクラブ、
ということで「ペーパーピクニッククラブ」に最終決定。

当時愛読していた雑誌の中に
『WINDY SWEETS 風に吹かれて食べたいお菓子』と題して
ピクニックおやつ提案がされていて、
こんなのが理想のクラブイメージでした。

作りたかったグッズ:紙ひこうき(そのまま)、
グッズじゃないけどWINDY SWEETS↓

ちっとも古びてない『ERIO』2001年vo.22号
ここにも紙ひこうき登場!
Have a nice windy break!だって!
か、かっわいいいいいい!

その4.ガシガシ編集部(現存)

こうして振り返ってみると、なんだかんだで2000年前後に自分の中で
同時多発的に「主宰欲」が高まっていたことが判明。

そしてそこから約20年の時を経ていまようやっと、
ガシガシ編集部* 編集長として主宰者たれているのかもしれません。
*初めて読んだ方へ:「ガシガシ編集部」とはZINE発行レーベルです。

奇しくも手元の辞書で「主宰」を調べてみると…
例文が「同人雑誌を主宰する」とある。
おお、まさに、予知夢。
いや予知でも夢でもないんだけど…。

同人雑誌『ガシガシ』を主宰する人

ってなことで、
これも何かのご縁。
今後ともひとつ『ガシガシ編集部』をよろしくお頼み申します。

ガシガシ編集部名刺。
これこそ初めて実現したグッズ第1号なのでは?
ハッ!

あ、あと上記1-3の会に興味のある方がおられましたら、ご連絡ください!

今さら…?
いや、2023年の今こそやっちゃおー!えいぉー✊!
そういえば、いまは
読書会を外でやる”ピクニックブックサークル”もあるみたい。
時代は進化ですね!
おもしろい!

では、また。
ごきげんよう🌕


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。