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古着とOL#013 ピンクヘアの行方

【前回までのあらすじ】
雑貨屋勤務20年弱で退職。現在アルバイト歴10年の秘書(兼務)が
仕事着として古着を着ることについて
モゾモゾ言ってる話、のつづき(マガジン)。

なぜピンクなのか?

こんにちは。すっかりご無沙汰しております、
古着のOLです。
今回”古着”は脇に置いておいて、その古着とも地続きな気がする髪に関するお話しです。
現在、私の髪はピンク色。
ブリーチを三回して金髪から→ピンクなので
しっかりピンク色です。
たかが髪・されど髪。
切ったり染め変えたり何でもできるっていうこの素材(=髪)に、
色々と考えるキッカケをもらった気がします。

大丈夫なの?

周りの反応について。
↑これはつまり「会社で大丈夫なの?(at office)」ってことなんですが、
私が相手から引き出させてしまうのか(つまり自分でも気にしている)
会った人に言われること多かった気がします。
一番最初は働いているビルの警備員の方に
「それは大丈夫なんですか?」

ご本人が正社員とかアルバイトとか自由業とか
そもそも仕事してない、とか問わず
「大丈夫 or NOT大丈夫」
それが問題、
らしい。
ふむ。
‘そこにある何か‘と私の思い。
さて、なんでピンクなんだっけ???

ピンクヘアへの軌跡

そもそもコロナ禍直前「緊急事態宣言」の間際(マスクし始めた頃)、
なにかタガが外れてそりゃあもうグリングリンのパーマヘアにしたのだった。
以前からメンズのくるくるパーマ×キャップ🧢ってスタイリングが好きすぎて、どうしても自分でやってみたかった。
ちょうどその頃、黒木華ちゃんがドラマの役でくるくるパーマだったこともあり、
やるなら今がいいんじゃないか?と自分にゴーサインを出し、
美容院で当日いきなりパーマにすることにしたのだった(2020年3月末)。
はい、自分の意志でパーマにしました。
そうしておきながら心の内の緊張は、ビビりの私にとって相当だった。
けど、それは今は話題にしない。
とにかく緊急事態宣言中の「基本テレワーク」で自分に勢いがついてしまった…気がする。
一応注釈しておくけど、私はとっておきのビビりですからね!

それでパーマがとれかけた頃に、白髪対策として始めたブリーチ。
そこからのヘアカラー。
確か最初は無難にブラウンでしたが(ブリーチすると軽さのあるブラウンになるっていうのがウリ…)のちグリーンに始まり→赤みの強いピンク→ブラウン→金髪→ラベンダー→更にブリーチして白っぽい金髪。
…とここまで、正直美容師さんにおまかせしっぱなしになっていました。
そのときは自分のなかでも
「え?え?いいの??このヘアスタイル(カラー)大丈夫なの?」って
他人事のように自分の頭を眺めて突っ込んでいたものです…
えええ゛ーーーー?
って思いません?当事者意識の無さ。他人事にすんなってばよ。
「だってぇぇ、美容師さんがぁ、自由にやっちゃうしィ」と
何なら心の中の言い訳体制は万全でした…このアンポンたん!
それで合ってんだか何だかわかんないまま服・古着も着てました。

で決意した、2022年秋。

それでこの態度は自分として何かマズイぞ!と思って美容院を変えました。
その美容師さんがうんぬんっていうより
自分の意志で「私は一体どうしたいか」ちょっと距離を置きたかったのです。

そして今度は人のせいにしないで自分の意志で「ピンク」に決めました。
正直、自分のファッションの方針も
どういうものがカワイイと思うのかも漂流状態で、
なりたいモデルもイメージもなーーんもなかったのです。
それでも「ヘアカラーを遊ぶ」ことは覚えた(それまでに教えてもらった)ので、ピンク…。
最初はブラウン強めの暗めのピンクにしようとしましたが、
直前で明るいピンクに変更してもらいました。
寒色(ブルー・グリーン)ではなく、暖色(ピンク)にしたのは
普段仕事場でもノーメイクな私は、以前グリーンにしたときに
「顔色が悪く」見えることを学んでいたからなのでした。
何でもやってみるもんです。

自分で選んだ”ピンクヘア”を考える

会社で働くうえでなぜピンクはダメなのか?

はい、いよいよ言い訳ができない、
自分で選択した「意志あるピンク」を
自分で考えてみることにいたしましょう。

去年、自分の所属する総務部回覧で知った
『ドン・キホーテ』『アピタ』『ピアゴ』の髪色自由のニュース。
世情に疎い私は会社のデスクでこのニュースを知ってびっくりしました。
なるへそ、そういうことになってんのか!

20年位前に「”銀行の待合で浮くかどうか”で堅気かどうかわかる」なんて言う話をまことしやかにしてましたが、まさか20年後の自分が髪をピンクにしているなんて想像していただろうか?
銀行員しかり、秘書しかり、
接客接遇の場面でカラーヘアっていうのはNGなのだろうか?
ナチュラルではない?
ナチュラルでないのは「un親切・no親切」?
わかんない…。
でもおばあちゃん相手だったりすると
ビックリ😲しちゃうのかな…
ん?でもおばあちゃんこそ、
元祖パープルヘア発祥の地ですよね。
わかんない…。
保留。

ピンク=かわいい色?

今日はアヤウイ話題を沢山持ち出して、
論客でもないのにドキドキですけど
してみたいんです。その練習です。

で、色の話。
女のはピンク、男のはブルーっていうのが無意識に私なんかはありますね。特に「」に対して。
自分の中にあるその根強い気持ちが「ピンク」を拒否していた部分がある。
ピンクはカワイコぶってる、イメージ。
しかしそれが髪…つまり髪をピンクにしようもんなら、そこは途端に「カワイコ」が消え去るのはナゼ?いやそれホント?!

髪がピンクだからパンクではない!絶対。

…と言って
髪がピンクだから…
鼻ピアスだから…
安全ピン刺しているから?!…
ってパンクになるなんてそんな簡単なもんじゃない。

しかし、ついつい気軽に口にされる「パンク」のセリフ(対ワタクシ)。
パンクはそんなにヤワじゃない?!なめんなパンク!?

うううぅむぅ…
その狭間、つまり
カワイコ と パンク の間・そのあわい
そこで、ひとりたたずむピンクヘアの張本人、
”古着のOL”ことワタクシです。
でもなんていうかナチュラルでない以上(髪はピンクに生えない)
一体何の演出何だろう?

差し色です、ハイ。

唐突ですが、私はねピンク×紺の色合わせが好きなんですよ。
でも自分でそんな格好はしないよね。
だってピンクの服持ってないものね…
なぜって、それは「かわいこぶって見える」と(私が)思っているからね。
ピンク×グリーンの色合わせもマルニっぽくてかわいいよね。
補色かよっていうね…チャレンジングコーデ。

22AWユニクロ、マルニとコラボのスカーフ

しかし、髪をピンクした途端、叶うんだ、コレが!
このピンク×紺も、ピンク×グリーンコーディネートもいともたやすく。
ピンク×ブラウンなんかもかわいい。
手持ちのベーシックカラーの洋服の意味合いが
途端に変わり出すマジック🎩🐇
ピンクヘアの差し色効果はマルニスカーフ越えです。
(※自分比。感じ方には個人差があります)

It’s FUNNY!

オードリー主演の『パリの恋人』の原題は『Funny Face』です。

そのオードリーと張るつもりはないですが
なんだか「大人のピンクヘアはfunnyだなぁ~」って
新年早々、いささかノドカにおもったりするのは、
ピンクの頭をして、
こ~んな👇セーターを着てこの年末年始に
人に会っているからかもしれません。
”It’s funny”じゃありませんか??

スコッチテリアと♡
ワクワクがセーター着てやってきたぞ⁈

うふふ

ってことで?!今年のテーマは
古着も活用しながらFUNNYってことに。

それが、ピンクヘアをしながら
現在進行形でたどり着いた
一つの考え・アイデアであり、
今年の抱負です。

では、次回またここでお会いしましょう!
ごきげんよう。


表:書いたもので「恥ずかしさの先頭に立つ!」 裏:読んだあとに「なんとはなしにおしゃべりしたりお散歩したくなるような…」そんな”かの地”まで帆走おねがいします。