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緊急事態だからできること

本日、「学生×社会人のZOOM座談会」に参加しました。
同年代のみんなの就活のヒントになればと思い、自分の気持ちをまとめる為にもnoteを書きます。
座談会が終わってすぐから、30分程で書いたので分かりづらいところもあるかもしれません。^^;

ZOOM座談会

このZOOM座談会とは、社会人の有志メンバーの主催する、
コロナウイルスの影響で、将来に不安を持つ学生が増えている現状を、
少しでも良くしたいという想いで企画された無料イベントです。

ゼミの先生(兵圡さん)がFBでこの投稿をシェアしているのを見て参加しました。
本当に良い機会だったので、まずこの座談会を知ることができたことを
とても有難く思っています。

ここでは特に印象深かったことをいくつか紹介します。

コロナはチャンス

「中道」
中道とは、「両極端を離れた」という意味です。
仏教の言葉なのですが、釈尊は苦行主義と快楽主義のいずれにも片寄らない、右にも左にも片寄らないということを大事にする知恵です。
ここからは小橋さん(Twitter @KENJI_KOHASHI)がされたお話です。

人は自分を中心とするルーティーンの中で生きている。
慣れ親しんだ友人や場所、普段からよく見るSNSのページ、学校など。
その中にいると、自分のこだわりや哲学を持つことは大切だけど、
それを言い訳にして逃げていることや、執着していること、
自分を肯定してしまっていることを、客観的に見ることは難しい。
全く違う環境へ行って、対極を知ることで、また新たな自分を見つけれるのだ。
そして、このルーティーンは自ら破ることができる。
だけど、それを頻繁にできるのは留学や長期の海外旅行など、ある程度の時間や金銭的な余裕のある人で、学生だから、お金がないからという理由でできないことが多い。
そしてここで私が言いたいのは、
コロナはめちゃくちゃチャンスだということ。
コロナで予定がなくなってまたゼロからのスタートで。
否が応でも今まで通り生きることはできないから、
物理的に自分のルーティーンが崩れる。
だから今をどう捉えるのか、どう楽しんでこれかにどう準備をするのか
で、本当の未来と新しい自分が見える。

私もこの期間に熱が出て、本当に怖く、大変な思いをしましたが、
コロナはそんな悪いことだけではないと思います。
物事は中立です。捉え方によってはピンチにもチャンスにもなります。

大変という字は大きく変化することも意味します。
この大変な期間、自らや周りの環境、世の中を大きく変化させるために
できることを考え行動に移すことは未来の自分から振り返って見た時、
大きなポイントになっていると思います。

ルーティーンを崩す。
最近は特に仲のいい人としか連絡を取っていなかったので胸に刺さるお話でしたが、
タイプの違う多様な人たちと積極的にコミュニケーションをとっていこうと思いました。

公務員さん

私の今回の座談会のお目当てでもあった、空き家プロジェクトを行っている山田崇さん(@yamayama7188)のお話。
彼は公務員として働きつつ、空き家を買い取り、そこでその現場に合わせたプロジェクトを行っています。
公務員=安定 と考える人が多く、私は公務員をやっていると聞いた瞬間、少し、ああ、、。と思ってしまいました。
しかし、彼は想像以上の、本物の、地域を愛する公務員でした。
朝6時に出社し、午前中の仕事を終わらせてしまって、その空いた時間に、新しい仕事をしたり、周りのサポートをしたりしていたそうです。
何故かというと、両手いっぱいに仕事があると新しいこともできないし、新しい人とも出会えない。
これがしてほしいと言われたところで、いくら面白そうな話でも困っている人でも、両手がふさがっているから手を差し伸べることができない。

そして、彼は、公務員をしつつ、空き家のプロジェクトでは、現場起点で目の前にいる人を助けたり、その人のニーズに合わせた活動をするのです。

目の前の人を助ける為に市役所と別の場所を持っている。
目の前の人が何に悩んでいるのか、会いに行ってみないとわからない。


彼は、現場、現実、現物を大切にしていました。
そして公務員=安定ではなく、公務員=クビにならない。と
考えていました。
周りを助けたい、何か新しいことがしたいと思った時、
「いいよ、一緒にやろうぜ、俺、クビにならないから。」と。
普通の公務員は最初と最後になるのを嫌がるそうで。
自分が一番初めに行えば、良い活動は、その他の全国の公務員、市役所がまねしてくれる。
そうすれば自然と世の中がよくなると考えられていました。

こんなにクリエイティブな公務員の方がいるなんて。
と、少し前の自分を反省しました。
私の友人には地元に帰って公務員を志望している人が結構多くいます。
是非是非是非、山田さんについて調べてみてほしいです。
きっと、思考の幅、できることの幅が広がると思います!
私はすんごい心揺さぶられたのでダイレクトメッセージを送ります。(笑)


学生の特権

こんなお話を無料で聞けるって、本当に学生だからできることなんだと今の環境を有難く思いました。
そしてそして、なんといっても参加している学生さんたちの意識の高いこと。
素直にいい意味で。
就活ガチ勢とかじゃなく、本気で自分や周りの幸せの為に働くとは何かを考えている人が多かったです。
また、グループルームに分かれて社会人に質問をしていくシステムだったのですが、グループを作った瞬間から話が進む進む。
初回の講義のグループワークでよくある、どうするー?どうしよっかー?・・・。じゃあー。みたいな、あの手探り感がゼロでした。
ほぼ全員が主体的に動いていて、さすがにこの座談会に参加するだけあるなあと。
上から目線みたいでちょっと嫌な文章になってしまいましたが本当に関心しました。
こういう環境に身を置けるって幸せなことですよね。

まとめ

今日お話ししてくださった社会人の方は本当にいきいきしていて、働くことを全力で楽しんでいるんだと伝わってきました。
私の投げかけた質問にも共感しつつ、社会人ならではの鋭い意見をもらうことができました。
そして、できる大人達の時間の使い方のうまさに終始驚かされました。
こんな大人になりたい!とワクワクしたし、自分の将来に期待を持てました。こんな感染症でもないと、今頃就活に明け暮れていたと思います。

自粛も案外いいものだと思えた。ありがとうコロナ。





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