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大一番! スーパーラグビーR13プレビュー(金曜日分)

スーパーラグビー・パシフィックRound13(2022年5月13~15日)
いよいよプレイオフまで残り3試合となった。R13は、力の差が均衡したカードが多く、パシフィック同士の対戦もあり、プレイオフ進出に向けて更に盛り上がりそうな週末になりそう。今夜の金曜日の2試合は、プレイオフ当落線上のチーム同士とプレイオフ上位争いで激戦が予想される。いつものように、金、土、日の3回に分けてのプレビューを書いていく予定です。

Round12終了時点での順位表

生き残り対決!ハイランダーズ v フォース
7:05PM(NZT)Forsyth barr Stadium

現在8位のハイランダーズと10位のフォースでポイント差は僅か3点。
フォースが勝つとハイランダーズにポイントで上回る可能性(ハイランダーズが7点差以内の敗戦でもポイント1がつくのでポイントで並ぶ)が出てくるだけに、白熱した試合になるのは間違いないか。
※(フォースが数週間前にコロナでモアナとの試合が延期となっているのでハイランダーズより1試合少ない状態)

ハイランダーズのメンバー

今季ボールを持ったプレイで良いパフォーマンスを見せている印象の、ダニエル・レイナートブラウン(上記のTwitterの写真)が100試合、5番 B・エヴァンスは50試合の節目の試合となる。

コルトマンの怪我で2番A・マカリオ以外はFWは前週と同じメンバー。

BKは、M・ハントをベンチに下げてまでウイング&フルバックでなじみのS・ギルバードを10番(写真下の前列)に入れてきたのは興味深い。今季のM・ハントがゴールキックも含めてパフォーマンスが良くないとみなされたのか気になるところだが、この大事な時期に司令塔のポジションをいじるのは、ある意味賭けになる。

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このところ13番に入ることが多くなったT・ウマガ・ジェンセンを12番に戻し、13番には怪我で離脱していたJ・ティムがいきなり先発で復帰。14番F・パエアはミッドフィールドからシフトチェンジになる。

ベンチに久しぶりの23番 L・クーンブス‐ファブリングが入っている。
以前の投稿(以下のリンク)でも紹介したように、NPC(NZの州代表)でワイカトですが、開幕前後にハイランダーズにけが人が出たために急遽ハイランダーズ入りした選手。

L・クーンブス‐ファブリング凄いステップとスピードどでスペースがあったら一気にトライに持ち込める選手で後半からのインパクトに期待か。

注目マッチアップ

4番: B・エヴァンス v J・スラッシュ
元ABs同士の大ベテランの対決は見ごたえありか!

10番:S・ギルバード v R・パシトア

14番:F・パエア v 11番: M・マタエレ

試合の展望とスコアー予想

先週レッズに勝ったハイランダーズの試合を見る限りでは、しっかりと戦えるようになっている印象だが、司令塔を大事な試合で変える事の影響が気になる。ここが上手くいかないとハイランダーズの勝利は厳しいか。

ホームのアドバンテージがあるハイランダーズが7点差で勝利と予想

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今週の大一番! ブランビーズvクルセイダーズ
9:45PM(NZT) GIO Stadium

ニュージーランド(NZ)のチームに3連勝中で現在2位のブランビーズが
現在3位のクルセイダーズとの対戦。僅か3ポイント差であることから、クルセイダーズが勝利するとボーナスポイント(BP)次第では、順位が逆転する。

クルセイダーズのメンバー

4番:S・バレットがブルーズ戦でレッドカードの出場停止処分から戻ってきて、大一番の試合でいきなり先発となる。バーレットが戻ってきたのでけが人はいるものの、ほぼベストメンバーの布陣と言えるだろう。

ミッドフィールドコンビは、12番D・ハヴィリ、13番J・グッドヒュー
ウイングは、11番G・ブリッジ、14番S・リースのコンビで、現在9トライを稼いで現在トライスコアーのトップ(上記のTwitter参照)のパワフルウインガーのL・ファインガアヌクをベンチスタートは興味深い。大一番で後半のインパクトを重要視したのか気になるところ。

注目マッチアップ

1番: J・スリッパ― v F・ニューウェル

3番:A・アラアラトア v G・バウアー

7番:J・ブラウン v E・ブラッカダー

9番:N・ホワイト v B・ホール

13番:L・イキタウ v J・グッドヒュー

14番:T・ライト v G・ブリッジ

15番:T・バンクス v W・ジョーダン

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写真上のジョーダンの華麗なランが見れればクルセイダーズに勢いがつく

試合展望とスコアー予想

ブランビーズは、今季大活躍のR・バレティニ(ハムストリングの怪我)とロレシオの名前がメンバーにありません。この二人の主力の不在の影響はいかに(特にバレティニの居ない影響は大きいか)

ブランビーズが上記の選手を欠いているものの、ほかのメンバーで良い選手がいるのでそこまで戦力は落ちないだろうが、バレティニ不在では、豪華なメンバーのクルセイダーズが有利となるか。

スロースタートのクルセイダーズが、最初に受けに回ってブランビーズに得点を重ねられると、最後までもつれる展開になるかも知れない。

4試合連続で遠征となるクルセイダーズの疲れも気になるが、調子を上げてきている感もありブランビーズを上回るとみてる。

クルセイダーズが10点差で勝利と予想!

※全ての写真は、2022年スーパーラグビーで筆者撮影


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