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オールブラックス×アルゼンチン【RWC2023‐準決勝】試合展望など

※トップの写真は、昨年の対戦、クライストチャーチで撮影

ラグビーワールドカップ2023フランス大会
先週の準々決勝の4試合はどれも激戦でした。

前回の投稿で準々決勝のオールブラックス戦の事を書きました👇

ここで、準々決勝の4試合の勝敗予想をしました
※以下の画僧が予想を書いたもの

アルゼンチン 29-17 ウエールズ
オールブラックス 28-24 アイルランド
フィジー 24-30 イングランド
フランス 28-29 南アフリカ

結果は、50%の確率でした。
フランス×南アフリカ戦は、オールブラックス×アイルランドの試合は、最後まで本当にどちらが勝つか分かりませんでした。
他の二つも最後までもつれましたが、次元が違う感じでした。

試合前の記事を書いたものです(ラグビーリパブリック)👇

そして試合後の記事を書いたものです(ラグビーリパブリック)
見事なパフォーマンスをしたキャプテン、サム・ケインの復活劇を
主に書いた記事になってます。👇


◆準決勝の組み合わせ

・ニュージーランド × アルゼンチン
・イングランド × 南アフリカ

前回と同じでニュージーランド(NZ)に住んでいるので、NZの事を主に書いている事から、オールブラックスの試合のプレビュー(試合の展望など)をしていこうと思います。
そして最後に勝敗予想も入れていきます!

◆両軍のメンバー

ラグビーリパブリックの方で準決勝に向けてメンバーを見て記事(以下のリンク)を書いてますが、それに少し言葉を足していこうと思います。

上記の記事のタイトルに「今回は気の緩みなし!」とあるように
前回の2019年の日本大会で準々決勝で大勝した後に気の緩み・・・
過去にも同じような緩みがあり、苦い経験をした事を始めに書いてます。

その後メンバーの件では、先週、最後の場面で試合を決める見事なジャッカルを決めたLOサム・ホワイトロック(先週はベンチスタート)がブロディー・レタリックと入れ替わる形で背番号4を付けて先発出場。

11番にはチーム規則を破ったことにより先週はメンバー外となったWTBマーク・テレアが先発に戻ってきて、レスター・ファインガアヌクがメンバー外になる事など、控え選手の事など書いてます。

そして終盤に、近年のアルゼンチンとの対戦成績を見てのコメントなど。

ここから以下は、記事から少し言葉を足していきます。

昨年のアルゼンチン戦クライストチャーチにて撮影

◆試合展望と勝敗予想

ラグビーリパブリックの記事でも書いたように、アグレッシブなFWを持っているアルゼンチンは、乗ってきたら非常に厄介になる。
BKも強さ、スピード、スキルがあり、更には空中戦も強い。
そして、ディフェンスも強く、ラッシュしてプレッシャーをかけてくる印象がある。
上記の事が見事に活かされて勢いに乗ってオールブラックスに勝ったのが
昨年のクライストチャーチ行われた試合になる。

今回の対戦では、オールブラックスが昨年の苦い経験を活かして、強かなラグビーをすると思う。(今年7月は、41-12でオールブラックスが圧勝)

アイルランド戦と同じように、近場、近場で始めの方のフェーズ(攻撃した回数)は、攻める事を繰り返してくると予想する。(当日は雨なので余計にかな)
そうする事でミスが起きにくく(アイルランド戦でハンドリングエラーがかなり少なかった)、確実にボールをキープしながら前に出ることが出来る。
※プール予選では、ごちゃごやしたことや、無理なオフロードパスでハンドリングエラーが出ていた。しかし、アイルランド戦では、そういう事は殆どしていない印象がある。

そして速いボールのリサイクルでディフェンスの穴を見つけたり、
反則を誘って、アドバンテージが出たら、キックパスを含めボールをワイドに持っていく攻撃にするか。

ラッシュしてきたディフェンスの裏に10番モウンガ、15番バレットのダブル司令塔がチップキックなどのオプションを入れてディフェンスに的を絞らせないようにすれば、アルゼンチンは手こずると思う。

昨年のハミルトンでビックスコアでリベンジ成功した試合では、そんな感じでアルゼンチンを仕留めた記憶がある。
そして今度は、キックに備えてディフェンスがラッシュしてこなかったら、ディフェンスとの間にスペースが出来るので、スピードのある選手がスペースをついてチャンスを作る展開になるかと。

ラッシュしてきても、10番モウンガ、15番バレットらが11番テレア、14番ジョーダンの両WTBを使って上手く攻撃するかも知れません。
この時はすでに書いたディフェンスの裏にキックしてWTB陣がボールを確保してチャンスを作ると言う場面が多く見れるかもしれません。

記事内でも書いたように👇
 「けが人が復帰してオールブラックスのFW陣が完全復活した感がある。6番シャノン・フリゼル、7番サム・ケイン、8番アーディー・サヴェアのFW第3列トリオのコンビネーションが抜群で、彼らがアイルランド戦と同じように機能すれば試合を有利に進められると予想される。

FW戦で有利になれば、勝利は固いと思っている。
昨年のようなことはよっぽどのことがない限りないと思っている。
アルゼンチンのキッカーが良いので昨年の敗戦時にPGで沢山得点されたけど、規律面も今のオールブラックスは冷静だし大丈夫だと思っている。

今回ばかりは、過去にあった気の緩みはない様子が伝わってくるので
オールブラックスが15点差以上で勝利と予想

イアン・フォスターHCのWeetBixカード

準決勝後もHCのこんな顔が見たいです😋

※以下のリンクが昨年アルゼンチン戦の事を書いた記事

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