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文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」第7回 議事概要 5月14日(木)

1. 新型コロナウイルス感染症への対応状況について(文部科学省より説明) ・来年度の大学入学者選抜において、受験生第一の立場に立った配慮措置をしていくことが重要。日程を含め6月に実施要項において周知する予定。高校大学関係者と十分相談しつつ、臨時休業等の状況に応じて適切に対応していきたい。 ・9月入学など様々な意見が出ているが、社会全体に影響を及ぼすものであるため調整が必要。どのような課題があるか関係府省において検討が進められていると承知している。 ・学習に著しい遅れが生じない

    • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第8回)議事概要 6月5日(金)

      1. 令和3年度大学入学者選抜について(文部科学省より説明) ・入試日程等の早期の公表が必要。令和3年度大学入学者選抜については高等学校等の臨時休業が長期化したことや今後の新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが不透明であるため、文部科学省としては、高校大学関係者の声を踏まえて令和3年度大学入学者選抜の対応を決定すべきだと考えている。このため、全国の高校の事情、意向を把握するため、入試日程、出題範囲、受験機会の工夫などについて全国高等学校長協会にアンケート調査の実施を依頼した

      • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第9回)議事概要 6月16日(火)

        1. 外部有識者・団体からのヒアリング 【髙田直芳 埼玉県教育委員会教育長】 ・地方教育行政の立場から意見を述べさせていただきたい。これまで学校現場と教育委員会とで様々な立場から教育に携わってきた。 ・高大接続改革は、以下大きく2つの狙いがあったのではないか。 ➀共通テストで思考力・判断力・表現力などを問うために、国語と数学に記述式の問題を導入すること。 ②英語によるコミュニケーション能力を問うための4技能を含む試験を実施すること。 この2つの改革案は、ともに理念や方向性にお

        • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第10回)議事概要 6月26日(金)

          1. 外部有識者・団体からのヒアリング 【林 佳世子(東京外国語大学 学長)】 ・東京外大は2019年度から一般選抜の英語試験にスピーキングテストを導入しており、その紹介を中心に報告する。 ・常に世界と日本を結ぶ人材の育成ということに努めている。そのような出口に向けて、様々な文化的背景を持つ人々とともに働き、地球的な課題に取り組む意欲にあふれた人を求める、ということをアドミッションポリシーの基本としている。外国語の出題方針は、学習指導要領に則り、英語4技能を統合的に活用できる

        文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」第7回 議事概要 5月14日(木)

        • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第8回)議事概要 6月5日(金)

        • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第9回)議事概要 6月16日(火)

        • 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第10回)議事概要 6月26日(金)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第11回)議事概要7月7日(火)

          1. 外部有識者・団体からのヒアリング 【佐藤誠 島根県教育センター教育企画部部長】 ・進路指導であった立場から意見を述べたい。英語4技能の育成・評価等の理念は良い。しかし、共通テストを迎えるにあたり、スピードから取り残されているような不安や実施上の問題の不信が生じてきた。象徴的な点として、三位一体といいつつ、大学入試に焦点があたっていった。特に昨年6月の説明会の際には、「資格検定試験Aと資格検定試験Bではどちらが有利ですか」といった意見が寄せられた。高校教育の延長上に位置付

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第11回)議事概要7月7日(火)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第12回)」議事概要7月21日(火)

          1. 外部有識者・団体からのヒアリング 【宮田 一雄(日本経済団体連合会 教育・大学改革推進委員会企画部会長)】 ・デジタル革新が急速に進展し、世界の産業構造が劇的に変化する。Society5.0において、デジタル技術を最大限活用しながらイマジネーションの想像力と、クリエイティビティの想像力を発揮して、様々な社会課題を解決し、新たな価値を生み出す人づくりが重要である。 ・こうした観点から、Society5.0の人材には文系・理系であることを問わず数理的推論・データ分析力、論理

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第12回)」議事概要7月21日(火)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第13回)議事概要 8月7日(金)

          1.大学入試に関するWeb意見募集について ≪文部科学省説明≫ ・「あり方に関する検討会議」の検討項目について広く国民から意見を募集することにより、これまでの委員からの意見や外部有識者・団体からのヒアリングでの意見にさらに加えるべき観点がないかなどについて確認し、会議に多様な意見を反映する観点から実施する。1ヵ月程度の余裕をもった募集期間を設定。速やかに発出したい。 ・ 資料1-2は、Web 意見募集において、意見の提出を希望する皆様に予め参考にして頂くため、これまで出された

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第13回)議事概要 8月7日(金)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第14回)議事概要 9月30日(水)

          1.今後の進め方について ≪三島座長説明≫ ・前回の意見をもとに本検討会議の進め方の案を資料1のとおり修正した。その視点から確認していただきたい。 【1.検討事項について】 改めて整理をした、当初からの4項目を記載した。 (1)英語4技能評価のあり方 (2)記述式出題のあり方 (3)経済的な状況や居住地域、障害の有無等にかかわらず、安心して試験を受けられる配慮 (4)「その他大学入試の望ましいあり方」 ①ウィズコロナ・ポストコロナ時代の大学入試のあり方(例:共通テストと個別試

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第14回)議事概要 9月30日(水)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第15回)」議事概要10月16日(金)

          議題  【討議 整理しておくべき事項について】 ≪川嶋副座長説明≫ 大学入試に求められる原則等 (1)政策決定過程の主な問題点 ・重要な課題であっても常に先送りされ実現可能かどうかという確認が十分なされてこなかったこと。 ・工程の柔軟な見直しが行われなかったこと。 ・共通テストと個別選抜との役割分担の議論があまり十分なされていなかったこと。 ・大学入試への過度の依存と過大な期待。 (2)大学入試の意義と求められる原則 ・入学者選抜の意義とは何かということ。まず大学入学者選抜

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第15回)」議事概要10月16日(金)

          大学入試のあり方に関する検討会議(第16回)議事概要 10月27日(火)

          議題1.整理しておくべき事項について(前回のご意見を踏まえて) ≪検討課題等の整理メモ(川嶋委員説明)(資料1)≫ ・前回の意見を踏まえ変更した部分は,下線が引いてある箇所(資料1参照)。文部科学大臣より、入試の作問について、大学が後継者の育成も含めて自らの責任で行うべきではないかという質問があったが入学者選抜は各大学がAPに基づいて自らの責任で選抜することが大原則であるが、全ての大学が全ての入試において全部自大学で問題を作って評価することは難しいのではないかと思っている。大

          大学入試のあり方に関する検討会議(第16回)議事概要 10月27日(火)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第17回)議事概要 11月16日(月)

          1. 大学入学者選抜における多面的な評価の在り方の検討状況について 【圓月 主査説明概要】 ・働き方改革法案成立を受けた教員の負担軽減の観点や、新学習指導要領下での指導要録の見直しを踏まえて審議。 ・具体的な検討事項は大きく3項目。①大学入学者選抜における多面的な評価の内容や手法に関する事項②調査書の在り方及び電子化手法に関する事項③調査書や志願者本人記載資料の活用及び大学への情報提供の在り方に関する事項。(資料1-1参照) ・①の主な意見は、3~7ページの「●主な意見の概要

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第17回)議事概要 11月16日(月)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第19回)議事概要 12月11日(金)

          大学への実態調査の結果に対する質問の回答 ・ ①記述式問題をa:共通テストで出題すべき、b:個別で充実すべき、の回答割合を、設置主体別、学部規模別にみると、全体的にa<b。公立私立は規模が大きくなるほどaに肯定的。私学は規模が大きくなるにつれbが減る。 ・ ②英語のスピーキング・ライティングの評価について、英語4技能評価をアドミッションポリシー(AP)に記載しているか否かで影響がみられるかについて。明確な傾向は見て取れない。 ・ ③一般入試において個別学力検査を実施していない

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第19回)議事概要 12月11日(金)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第20回)議事概要 12月22日(火)

          ≪末富委員からの意見発表≫ 【1.検定の前提となる政策の流れ】 ・ 日本は修学支援新制度等の制度化などを図ってきた。 ・ 選抜実施要項に「各大学は、年齢、性別、国籍、家庭環境等に関して多様な背景を持った学生の受け入れに配慮する」と盛り込まれている。国の政策が多様な背景を持った学生の受入れに逆行することがあってはならない。 ・ 英語成績提供システムの延期に至る経緯を鑑みると、これまで指摘された課題を延々と先送りしながら実行に移されようとしていたことは、真摯な反省と再発防止策が提

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第20回)議事概要 12月22日(火)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第18回)議事概要 11月27日(金)

          1. 大学入学者選抜における英語4技能評価及び記述式問題の実態調査の結果(選抜区分別調査関係(記述式)・多様性確保の取組等関係)について ・ 記述式の出題実態。規模が多くなるほど個別試験での客観式問題のみの割合が増える。私立はその傾向が顕著。国立はほぼ記述式問題が出題されている。 ・ 記述式問題を出題している割合は、国立99.4%、公立98.5%、私立54.1%。 ・ 個別試験で記述式問題を1問以上解いたと推定される入学者数の割合は、国立99.1%、公立99%、私立53.8%

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」(第18回)議事概要 11月27日(金)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第6回)」議事概要 4月23日(木)

          萩生田文部科学大臣から「来年の入試の対応については、現在総合型選抜と学校推薦型選抜の出願時期の在り方で関係団体から意見聴取を行っているところであり調整が取れ次第、通知したいと考えている」との発言があった。 1.来年度大学入学者選抜における新型コロナウイルス感染症への対応状況 ・新型コロナウイルスによる臨時休業が続く中、事態の重大性、緊急性を鑑み、受験生第一の立場に立った配慮措置を講じていくことが重要。 ・総合型選抜や学校推薦型選抜は、特定の受験生が不利益を被ることがないよう

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第6回)」議事概要 4月23日(木)

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第5回)」議事概要 4月14日(火)

          1. 委員からの意見発表 ≪意見発表1≫ 【島田委員(筑波大学人文社会系教授)】 ・共通テスト「国語」の記述式問題についてポイントは以下の3点。 ① 論じる力の育成は高校・大学の双方で取り組むべき重要な課題であること 文科省「高大接続改革の進捗状況について」では国立大学の二次試験で国語、小論文、総合問題のいずれも課さない学部の募集人員は全体の61.6%と述べられているが、東北大学の調査では理科・社会などを含めてみれば80字以上の記述式問題を多くの国立大学で課している。しかし大

          文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議(第5回)」議事概要 4月14日(火)