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小説を書くために気づいた大切なこと

こんにちは!
そしてこんばんは!初めましての方もそうでない方もニュイと申します。

突然ですが、ここ最近小説を書くために気づいた大切なことがあります。
記憶に残すためにも、徒然と書かせていただくことをご了承ください。

わたしは小さな頃から空想が好きで、物語りをよく書いてました。
最初はお姫さまや王子さまの登場する話しを書いていました。そのうち匂いや音から記憶が蘇るように映像が浮かぶようになりました。

そのことを兎にかく表現したくて、
このnoteに出会うまでは「ただ書くこと」だけを考え夢中になっていました。

逆に言うとこれまでは、
自分のなかにある文章を書き出したら、
それで満足してしまってました。
文章を書くことに必死過ぎて、
読んでくれるだれかを想像して表現を変えることなど思い描けなかったのだと思います。

そのことについては、noteを通じて文章を書いて伝える喜びを知り、そのなかで表現を変えていく大切さを学び変わって行くことが出来ました。同じようにさまざまな表現をされている方のところへ遊びに行っては刺激をいただいたことも大きいです。色々なかたと巡り合えたことは本当に感謝しています。

こうして色々なかたの文章に触れるうちに文章と向き合うきっかけになったことは、いくつかあります。
そのきっかけの1つは、エブリスタのとある作品がとても素晴らしくて、思わず最後まで読み進めてしまったことでした。

その作品を最後まで読み終えたあと、
わたしは「なぜこんなに惹きつけられてしまうのだろう?」と考えたときに、
自分はその主人公にいつの間にか感情移入をしてしまっていたことに気づきました。

その話しの主人公の女の子は幼いころから吃音を持っているのですが、憧れの先輩がいる放送部に入りながら自分の吃音に向き合っていく姿がとてもかっこよくて…

気づいたら「がんばれー!頑張れー!」って
応援している自分がいました。

そして最後の方の場面になると、なぜか涙している自分がいたりして…ここまで感情移入できる作品に出会えたことは凄く幸せなことでした。

それと同時に、これまでのわたしに1番足りていなかったのは読み手を意識して書くことじゃなかったのかな?と思いました。

noteに出会えてからは、何度も文章を推敲したり練り直しするクセがつきましたが、エブリスタでは殆ど読み返しをしていませんでした。

春の風を1年越しに完成させアップしたとき、
1番はじめに感じたことは、こんな中途半端な表現では読み手のかたにも、主人公たちにも申し訳ないという感情でした。

主人公たちが感じていることを、簡略化して書いてしまうと、肝心のストーリーそのものの構成さえも崩してしまうのだということに気づきました。

過剰な表現で文章を長々と書いてもダメだけれど、時系列や場面状況はしっかり描写しないと、それはどこの場所で、だれがどう思ったのかさえ分からなくなるのだと思いました。

春の風を大幅に加筆修正しているのは、このような理由があります。

小説を書くうえで1番大切なことは、
自分の表現したい世界観をきちんと伝えるためにも、読み手の立場にたって「これは相手にとって理解できる文章なのか?」と何回も考え直してみることなのだと思いました。

そのために何度も文章を寝かせたり、推敲して削ったり足したりして書き上げていくものだと知りました。

まだまだ書きたいことはたくさんあって、
神様の話しの続きも取り掛かっていきたいです。

これから文章と向き合いながらも、
楽しんで表現出来るように、そして読んで下さる方もどこかで優しい気持ちになっていただけるような小説を書き続けたいと思っています。


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