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乳がん治療編:CAT⑨がんになって(罹患して)良かった面、悪かった面

あえて悪かった面から、、、
悪かった面:やっぱりがんになる前の体には戻れない、いつも再発・転移に怯えている。
どこかが痛いし、違和感があったり、疲れやすいなど。
検査の度に不安になるし、乳腺外科のエコー検査で念入りにグリグリされて、何度も写真を撮られるたびに、再発かな?と考えてしまう。

でも2024年10月現在、初発から局所再発を4回も繰り返している私は、検査でまた「針生検しましょう。」と言われても、またかと、その日は落ち込んだりもするけど、前ほど落ち込まなくなった。前は、そう言われる度に、死を意識してしまって、いつまで生きられるのか、子供の成長を見守れるのか悲観的になったりもしたけど、今は「今の時点でまだ見つかって良かった。」と思えるまでになれた。

これも乳がんカンジャー・アドバイザーの押川勝太郎先生の考え方を知ってから、落ち込んでいても仕方がないと思えたからである。


良かった面:がんになっても、明るい人もいる。すぐには死なない。治療法は人によっても、全然違う。
世の中には「これを食べたらがんが消える」とかいう真相不明の色々な情報がたくさん存在しているし、自由診療といって、健康保険が使えない治療は押川先生いわく「保険診療というのは、くじが入っているくじ箱からくじを引くようなものだけど、自由診療というのは大勢の研究で効果が明らかにあるとまだ立証されていない治療で、本当にくじが入っているかわからないけど、くじを引くようなもの。」だという事も知れた。

また同時に、腫瘍内科(がん専門医)の押川先生に出会えたことで、がんの知識が身について、変な方向(意味のない治療に手を出したり)に行かずにすみそうだし、がんになった経験を活かせそうな、将来やりたい事も見えてきたことです。

押川先生が考えた言葉「キャンサーゲット」という言葉に、意義を唱える人もいるが、がんにならなかったら、わかり得ない経験を詰めて、がんになっていない人よりは、がん罹患者の気持ちがわかるようになれたのは、良かったと思う。決して、がんにはなりたくはなかったけど、2人に1人がなる時代で、ほぼ運でなるなら、仕方ないと考えを切り替える方が、人生はより味わい深いものとなる気がする。ただ嘆いていても、それで私の人生終わってしまっていいの?って思うだろうし。

そしてなんと言ってもピアリングで出会ったカンジャーのメンバーと、同じ病気という共通点、同世代ということで、本当になんでも話せる仲になって、私が辛い時にも笑わせてくれたりと、短期間でとっても深い関係になれて、かけがえのない仲間ができたことが良かった。

次回予告:CAT治療編🔟 いよいよ治療編ラスト お楽しみに!

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この物語は、
誰か大事な人を思い浮かべたとき、その人が喜んだり笑ってくれるような「真面目にふざける」ことを発信する事をモットーに、乳がんになった人を次々に元気にしていく、スーパー主婦戦隊「乳がんカンジャー」4人➕🐶 のストーリーである。
4人のメンバー個々の治療編の話は、身バレ防止の為、多少のフェイクは含みますが、ノンフィクションの体験記です。みなさんの参考になれば幸いです。
最後まで見ていただいて、ありがとうございます。
40代主婦たちの乳がんカンジャー物語。
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