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旅をする木
星野道夫のことを初めて知ったのはおそらく、小学校の国語のときに出てきた作品で名前は忘れたが、主人公の少年とそのおじさんの「〇〇ちゃん」との話だったと思う。そのおじさんの呼び名を忘れたことがむずがゆい。
中学の国語でも英語の教科書の中にも星野道夫が書いた文章が載っていた。
図書館で白いアザラシが表紙の星野道夫の写真集を見つけたときもあった。
星野道夫さんがきっかけで北極圏やアラスカの自然に興味を持った。
中学の頃はおそらくアラスカで暮らす人々の暮らしが気になっていた。
今でもいつかオーロラを見たいと思っているし、野生のクジラやカリブー、トナカイ、大きな魚、オヒョウの存在も気になる。
周りに明かりの少ない自然豊かな場所で見る星空にも思いを馳せてしまう。
「旅をする木」を手に取ったのはやはり旅したいと考えていた時だ。
読むとやっぱり「旅したい」気持ちが高まるし、アラスカの自然を見に行きたくなる。まだまだ自分が知らない景色が地球上にもあると知れる。
この本は星野さんの旅の記録、エッセイの短編集である。気楽に開き好きなページを読むことができた。
人恋しくなったり、自分の知らない世界のことを知りたくなったりしたとき、ネット検索もいいけれど、この本もいいです。
野生の動物たちが生きる場所に憧れて。。。
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