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1.最初の発作?〜2010.10月のこと~

2010年10月末。大学2年生の頃のことです。


この日はサークルで文化祭の打ち上げ。


私は軽音部に所属していたため、文化祭では2日間1日中ライブをしてた。


自分のバンドはライブにはでなかったけど、1日中ずっとサークルの手伝い。


照明やったり受付やったり、走り回ったりとかは
してないけどとりあえずぐったり疲れてた。


そして打ち上げ会場へ。

打ち上げ場所は大学近くの居酒屋。
2時間飲み放題のコース。(私はソフトドリンク)


なんか体調悪いな~と思いつつ、始まってからは
割と楽しめて!

体調悪いのも疲れてるせいかな程度に思ってた。


開始してから30分後くらい、異変が起こった。



気持ち悪い…。


料理を食べてる最中、いきなりものすごい吐き気がきた。


それと同時に冷や汗。心臓ばくばく。


なんかやばい!!!


みんなに悟られないようにトイレに行った。


「やばいやばいやばい…!」


気持ち悪さが一向におさまらない。


吐くかも!と思っても吐けない。


どうしようもない訳の分からない恐怖がおそってくる。


そのとき、友達がトイレに入ってきて声をかけてくれた。


私は個室からでて、その子と普通に話すことによって少し安心した。


当時付き合ってた彼がトイレの外で心配して待ってるらしい。


私はトイレからでて、みんなのところに戻ろうとした。


でも気持ち悪さがおさまらない。


冷や汗もとまらない。


こわいこわいこわい…!


これ以上ここにいたらどうなるかわからない。


その場にいたくなくて、とにかく一刻も早く外にでたくて、彼の車で休むことにした。


車にいったあと、体調はさらに悪化した。


彼が隣で心配そうに見てる。


手足のけいれんが止まらない。

気持ち悪さもおさまらない。


どんどんこわくなってそれが更に心臓をはやく
させる。


このままもっとやばくなって
倒れたらどうしよう。

救急車なんか呼んだらみんなに迷惑かかる。

でもこわい。

このまま死んじゃったらどうしよう。

寒い。こわい。


どうしようどうしようという
不安がずっと頭をぐるぐる。

暖房をがんがんにかけてもらっても寒かった。


何より手足のけいれんが今までにないことだったから本当にこわかった。


彼にずっと手足をマッサージしてもらって
まぎらわしてもらい、ちょっと良くなってきたかな?と思ったらまたやばくなっての繰り返し。


1時間くらいしたらだんだんとおさまってきて、
落ち着いてきた。


結局打ち上げは車にずっといたので、
彼に本当に申し訳なかった。



その罪悪感から、打ち上げのお金は私が彼氏の分も払った。


この時はまだ、これがパニック発作であることに全く気づかず調べようともしなかった。


たまたま疲れてただけ、この1回だけだと思ってた。



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