24.SNSを見て自己嫌悪～2011.1月～

病院に行った日の夜、私はいつものように漫画を読んでいた。

元々読むのが好きなんだけど、漫画を読むことに
集中することによって不安になる時間を減らしてた。

読んでるときでも不安になって動悸がしてくるときもあるけど、それでも読んでないよりはるかにマシ。

毎日毎日漫画を読む。

一種の現実逃避。

Twitterやmixiもよく見ていた。

でもこのときは、みんなのある書き込みを見て、
すごく自己嫌悪に陥り落胆してしまった。

ほんとに些細な書き込みだったのに。

２週間後は試験がある。

そのことについて、

“勉強頑張る”とか
“これだけ勉強した”とかの書き込みがあった。

たったこれだけのこと。

だけど

　ずっと漫画を読んでて
　私は何をやってるんだろう。

　私は何も頑張ってない。
　みんないろんなこと頑張ってるのに。

と、そうに思った。

勉強すればいいのだけれど、そんな気力もない。

勉強すると大学や講義の不安をリアルに考えてしまって、不安感が増すから。

この時は恐怖感や不安感を紛らわすことに精一杯だった。

勉強しようにも手が震えてペンを持てない。

夜は特に気分が落ち込み、体調も悪かった。

どんどん気分が落ちていく。

泣きながら眠りについた。

朝起きたら気分が少しでも上がることを祈って。

朝になっても、気分は上がっていなかった。

むしろ下がっていて、学校に行きたくなかった。

電車に乗るのがこわい、
授業を受けるのもこわい、
行きたくない、
何もしたくない、

こんな感じだった。

やる気がどんどんなくなって、ネガティブな気持ちばかりが膨らんだ。

だけどそんな自分に嫌気がさす。

また学校に行けなかった、って。

朝から泣いて。

高校のときを思い出した。

高校のときも学校に行けなくなり、薬を飲む生活をしていた。

学校に行こうって思っても、朝起きると行けなくて。

結局普通高校から通信制高校に転校した。

家族を何度も心配させたし悲しませた。

　こんなんじゃ高校のときに逆戻り…。

悔しかった。

だけどやる気も元気もでない。

毎日24時間不安でいっぱいで、抑えることにエネルギー使って。

いつ発作が起きるかわからないからこわくて。

体調平気な時も心配になって。

そんな毎日の繰り返しだった。