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ピュアな子ども達 for クリスマス

 クリスマスにおける小学生たちのピュアな気持ち実体験を記載しています。ネタバレあるのでお子さんとうっかり一緒に閲覧はしないで下さいね(; ´艸`)

 現在は小6の娘。アレの存在を半分疑っているものの、まだ信じている部分が強い様子。
「一晩でどうやって配っているのかな?もしかして組織でたくさんいるのかな?ボスが司令を出してさ。」
なんて語ってくる。
 娘の周りにはピュアな子が多く、今までネタバレしてくる友達は居なかった。

 そんな娘はアメリカから本帰国後の小4の時に電車で通う小学校に編入した。8月から通い始め、心配だったので私もこっそり電車に乗って付いて行っていたのだが、隣の駅から登校班が乗ってきた。

 すると、クリスマス間近ということもありその話題になった。ある子は
去年、サンタさんからお手紙来てたんだけど、お父さんの字にそっくりだったんだよね…。
と言い出し、みんな真剣に語りあっていた。私は思いがけない楽しい現場に出くわしてしまい、笑いをこらえるのに必死!

 またある子は
100万円お願いしたらみかん一個だけだった!
という話をしている。
ネットにたくさん入ったみかんでもなく、一個…。
これまた心の中で爆笑。

 娘を見送り、夕方下校してくると
今年はコロナでサンタ来ないかもってみんなが噂してる!どうしよう!
と言い出した。
 確かにその年は2020年でコロナパンデミック初年。第二波の後だったが、小学4年生で異論を訴える子もなくみんなが信じきっている様子が頭に思い浮かびなんとも微笑ましい気持ちになる。そして娘は続けて
「欲しい物がないからお金も考えてたのにどうしよう?みかんになっちゃうの?」
と真剣。
 私はいい言い訳が出来たと思い、
「みかんにならないようちゃんとお金じゃないもの考えないとね?」
と、内心ニマニマしながら娘がAmazonで何を選ぶか見守り、
「お願いするものの名前を忘れないようにカートに入れておこうね。」
と伝えた。

 クリスマス当日、プレゼントを見つけた娘は目をキラキラ輝かせ、
サンタさんすごい!なんで私が欲しいものがわかったの?完全に同じものだよ!
と大興奮。
 あなたがカートに入れたんだよ!と心の中で突っ込みつつ顔に出さないよう爆笑。表面の平静を保つのが大変だった。

 娘の友達含め、奇跡のようなピュアな子どもたち。このままでいて欲しいような、でもいつまでも信じているのもまずいような、複雑な気持ちで今年もクリスマスがやってくる。

 皆さんはどんなクリスマスを迎える予定でしょうか?


アメリカにはMrs. Santaも居る

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