14社内定獲得した男の面接対策や考え方

 こんばんは!名古屋が生んだshooting star、西濱です!
 最近内定者とお話する機会とかもあり、求職者目線で就職/転職活動について考えることが多くあります。私は就職活動を計4回もしている人間なので、日本では就活している方です(海外では普通ですがw)。
 そこで自分が考える転職活動について、考えをまとめながらここに残しておきたいと思います。あくまで持論なので、異論は認めます(笑)
 今就職活動をしている学生や、転職活動をしている(検討している)方々の役にたちたいと思い、筆(!?)を走らせています。皆さんの就職/転職活動の参考になることが1つでもあれば、嬉しい限りです。少しでも多くの人に届くと良いなー。

私の考える就職活動

 就職活動とは、企業と個人のマッチングだと考えています。日本は法律上解雇しにくい国なので、企業側として採用は勇気のいることです。一方で、求職者からしても、人生の貴重な時間を捧げる職場です。お互いがリスクを背負って結ばれるわけですから、可能な限りでミスマッチは避けたいですよね。
 私は就職活動は恋愛に近いかなと思ってます。お互いが好きで付き合って、すぐに別れたい人なんていないですよね。まあ雑に言って、そんな感じ(笑)

就職活動がなぜ重要か?

 就職活動が重要な理由は、我々の職場を決める活動だからです。職場というのは、当然ながら仕事をする場です。では我々は仕事にどれくらいの時間を使っているのでしょうか?

 下記の図を御覧ください。OECDのデータですが、日本人は年間1600時間ほど働いています。つまり人生の約2割は仕事をしている訳です(1,600h/24h*365days)。

出典:OECD https://www.oecd.org/tokyo/statistics/hours-worked-japanese-version.htm

 これってめちゃくちゃ多くないですか?寝る時間も、食事をする時間も、休日も、全部合わせて2割です。この人生の2割を捧げる職場を決める就職活動、めちゃくちゃ大事だと思いませんか?だから私は、就職活動は絶対に手を抜いてはいけないと思うのです。もし仕事で大きなストレスがあるなら、すぐ辞めた方がいいとまで思ってます。貴重な人生の時間がもったいない。
 残念ながら日本は、過労などによる悲しいニュースが蔓延しています。日本は基本的に、1ヶ月で100時間以上、2-6ヶ月に平均80時間の労働でないと労災と認められない国でした。それが9月に法律が変わり、労災基準以下でも労災認定がされましたが、これは目覚ましい進歩です。
 ただ、労災ラインギリギリの環境を志願する人は少ないと思います。職業を選ぶ権利は、憲法で保証されています(職業選択の自由)。自分が納得した環境を選択するという意味でも、職業選択は非常に重要だと思います。

転職活動の意味

 ここでは「転職」という切り口で、私が考える意味をお話します。初めての就活の方は、参考までにお願いしますm(__)m

スキルアップにつながる

 新たな環境でスキルアップすることは、市場価値を高める上で非常に重要です。私は海外に1年ちょっと住んでいましたが、びっくりするくらい実力主義です。その海外の流れが、少しずつ日本にも波及してきています。
 例えば、最近は大手企業が新卒の給料を上げ始めています。特にエンジニアなど、市場において希少性が高い人材を重宝しています。こういった流れは、今後ますます広がっていくのではないかと予想しています。
 転職することでスキルを積めれば、独立したり別の企業に転職したりと選択肢が増えますよね。もし会社が倒産したりしても、スキルがあればつぶしが効きます。

労働環境の改善につながる

 これは先に述べたとおりですが、仕事は生活の多くを占めます。そのため労働環境はQOLに大きく関わる。縁あって就職した会社も、蓋を開けてみると想像と違うかもしれません。
 私はそういう会社で無理に働くのは「時間の無駄」だと思うので、転職により改善をすることがbetterだと思います。

年収アップに繋がる

 厚生労働省の調査によると、転職者の39%は年収をアップしています。

令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-r02-2-01.pdf

 この39%という数字を、皆さんはどう捉えますか?私は多いと思います。なぜなら、同じ調査の結果によると、賃金が不満で離職をしている人が全体の23,8%しかいないからです。つまり給与不満でやめた人の数以上に、給与が上がっている人数のほうが多いのです。

令和2年転職者実態調査の概況 https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/6-18c-r02-2-02.pdf

 私は転職で年収が下がったことがないので、自分が年収が大事!と思うのであれば、それにこだわり年収アップは実現できると思っています。

私の成功体験とやったこと

 ここでは私なりの転職活動のノウハウを書きたいと思います。めちゃくちゃ基本的なことですが、めちゃくちゃ重要だと思います。
 ノウハウと言ってもまず「お前ちゃんと成功したんか!?」となると思うので、私の実績からお話します。ナイルに入社したときの就活の結果です。

 書類選考通過:46社
 └内定:14社
 └選考過程で辞退:27社
 └お見送り:5社

 ざっくり計算して、選考通過率は90-95%です。最終面接だけで通過率50%と言われる中で、これは結構成功している方だと思います。

ではなぜ成功できたか?
 めちゃくちゃ当たり前のこと書きますが、私が成功できた理由は「企業分析」「自己分析」「シミュレーション」の3点です。

企業分析

 企業側は「なぜ自社を志望してくれたのか」「自社に入ったら何をしてくれるのか」「自社にとって有用な人材か」などを気にしています。
 さっきの恋愛の話に例えると「なぜ私のこと好きになってくれたの?」「この人と付き合ったら楽しいかな?」みたいなことを相手は気にしているわけです。そんな人に「いやぁ、、、なんかよく分かんないですけど好きです。あなたと楽しい人生を歩めるか、ちょっと自信は無いです。。。テヘペロ」って言って付き合えないですよね(笑)
 その企業の何に惹かれたのか、自分の強みをどう発揮出来るのか、これらをアピールするためには、企業のことを理解することが重要です。

 私の場合、企業の沿革、ミッション、バリュー、企業理念、代表の名前を覚えて、コラムがあれば読み込み、サービスは全て理解し、上場企業は財務諸表まで目を通して面接に望んでいました。これは面接対策のみならず「世の中こんな仕事もあるのかー」と理解できたので、本当にやってよかったと思います。ちょっとやりすぎかも(笑)

自己分析

 当たり前のことばっかりですが、自己分析も重要です。企業は我々のことを知りたいわけですから、我々が自分自身を知らないと回答できません。これは火を見るより明らか。
 自己分析は、ネットで探せばたくさん分析方法が出てきますので、使ってみてください。百戦錬磨の方々が作ったものもあるので、とても参考になります。先人たちマジ神。
 また、面接官も人なので、本当にいろいろな聞き方をしてくる人がいます。ただ、自分の軸がしっかりしていれば、聞かれている角度が違うだけで答えられます。Aという質問に対してBという答えを用意するのではなく、AとBとCという質問に対してDという答えがあるイメージです。

 参考までに。私の経験でいうと、以下が理解できていれば面接の回答は大体いけます。大体は言いすぎたかも。でも超頻出。

 ・自己紹介
 ・なぜその企業を志望するのか?またそれはその企業特有のものか?
 ・自分の強みはなにか、またその企業でどのように活かせるか?
 ・自分の弱みはなにか、またそれを克服するために何をしているか?
 ・人生で一番の成功体験とその要因
 ・仕事での成功体験とその要因
 ・人生で一番失敗したこと、またそこから学んだこと
 ・仕事で失敗したこと、またそこから学んだこと
 ・周りからどんな人間だと言われるか
 ・そのポジションで(例えば、営業をする上で)大事だと思うことはなにか?
 ・休みの日の過ごし方
まだありそうですが、キリがないのでこの辺で!

シミュレーション

 これやっている人どれくらいいるんでしょうか?シミュレーションめっっっっっちゃ大事です!!私はバカみたいにシミュレーションに時間を使います。シーミュレーターかよってくらいやります。むしろ自己分析と企業分析はほどほどに、シミュレーションに移る。
 具体的に何をやるかというと、一人で面接の0回戦をやるのです。自分が面接官と自分1人2役を演じて、最後まで面接をやりきる。これがまーーーー良いんです!!(◯天カードマン)
 なぜ良いかというと、詰まったところ=分析が足りないところになるからです。そこを詰めていけば良い。シミュレーションで答え合わせをしているわけです。騙されたと思ってやってみてください。
 ちょっと話は逸れますが、私は大手のメーカーに60分プレゼンしたり、ウェビナーの講師として講演したりしてきました。これだけは自信を持って言えますが、誰よりも練習して臨んでいると思います。何度も何度も練習することで、自信をもって話せるし、質問にも自信をもって答えられます。

最後に

 ふと気が向いたので書きましたが、4,000文字以上もある(笑)前回同様疲れました。ひろうこんぱい。
 私の持論や経験をつらつら書いてきましたが、私は本当に優秀な人間ではありません。むしろ出来ないほうだと思ってます。そんな私ですら成功できたのだから、テレビの前のみんな(?)に成功できない訳がないです。ただ一つ、めちゃくちゃ努力はしました。自分の人生を決める大事なイベントだと思って、ここは是非本気でがんばってください。
 
 初めて就職活動している人も転職活動をしている人も、本当にすごいです。自分が通って来た道だから、よく分かります。努力をしている人は本当にかっこいい。心の底から応援しています。

 少しでも多くの人が、自分が納得できる職場につけますように!そしてその人達やその周りの人が幸せな人生を送れますように!

 このnoteがその一助になれば、これほど嬉しいことはありません。

 May you be happy!!!!

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