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EP55 人間関係構築のコツ

このnoteは2021年6月27日に収録した音声を文字起こししたものです。


こんにちは。ニューヨークライフバランス研究所の松村亜里です。幸せに生きることを科学的に研究するポジティブ心理学や、ウェルビーイングをお伝えしています。今日は人間関係の構築のコツということでお話ししたいと思います。

物事のスピリチュアルなつながり

今週で子どもたちの学校が終わりました。明日から子ども達は2週間のキャンプに行くことになっています。

今日1日しか自由な日がないなんて本当に短くてかわいそうですが、日本にも帰りたくて、このとてもいいキャンプも2年前に行ってすごく楽しかったキャンプなので、夏休み最初の週に入れることになりました。

昨日は、子ども達の健康診断の日だったのですが、健康診断を明日からのキャンプに間に合わせなきゃいけないのに、去年健康診断をしたのがちょうどその前の日だったので、一年経たないとできないのです。「今日しかない」という日にやっと予約を取って行ってきました。

昨日は、すごく面白い日だったんですよ。これスピリチュアルって言うのか、なんか物事がつながっているような感じがした日でした。

まず朝11時に息子を健康診断に連れて行ったのです。その後に、ちょうどお昼の時間になったので近くで、ボボカフェという可愛いカフェがあるんですがそこでランチをしていたら、すっかり忘れたんですけど、娘が「最終日だから今日は友達と、ボボカフェに行ってお昼してくるね」と言っていたなと思い出して。

そうしたら、向こうから5人くらいで女の子たちが歩いてきて(男の子もいたかな?)。「えぇ、何してるの!」みたいな感じになりました。娘が私達を見つけてちょっと恥ずかしがっていましたけど、全然違う席でみんなでランチを食べていました。すごく可愛かったです。

その後に息子と私と夫で家に帰って、息子はその後すぐにお友達の家に行くと言って、自転車に乗って 20分ちょっとかかるところかな、その前の途中にある CBS で友達と待ち合わせをして、そこからその友達の家にバイクに乗って行ったみたいなんですね。

午後2時15分に娘が健康診断だったので、2時頃にそのボボカフェに迎えに行き、友達とバイバイして、そこからまっすぐで近いんですけど、健康診断に連れて行きました。そして終わってから、キャンプ用の日やけ止めとか色々要るので、またこれも近くの CBS というコンビニみたいな感じのところに行って色々買っていたらそこに、自転車のヘルメットをかぶった息子が入ってきたんですよ。

たまたま友達みんなで一回そのお友達(Hくん)の家に行って遊んでからみんなで自転車に乗ってまたウロウロしていて、その CBS でお菓子を買って帰るところでした。私たちはちょうど、その息子のお友達の家にアイスクリームを持って行こうと言って、買ったところだったんですよ。

「僕が持って行こうか」って言ったのですが、私は今回この卒業式とか色んな時に、コミュニティの人達のつながりを、自分が努力してつくらなかったってことをすごく痛感していたので、自分で持って行きたかったんです。後悔というのは、これからを変えていくのに役立つことだと思っています。

とにかく私は、Hくんの親にも会った事がない、Hくんが誰かも分からないから「ちょっとお家に行って、挨拶してアイスクリーム渡してくるよ」と聞いたら、息子も「OK」だったので、私たち3人は車で Hくんの家に行きました。そしたらHくんのお父さんがいて、母と父と娘と皆んなで挨拶に行ったのですが「こんにちは」って言って、初対面で、ちょっと話をして、アイスクリームをあげて帰ってきました。

面白いですよね。息子の健康診断に行って、その後ランチ食べたところに娘が友達と来て。本当にスピリチュアリティを感じますね。これ、なんかつながっている。娘の健康診断に行って、たまたま寄ったお店に息子が友達と来たっていうね。その Hくんのお家にアイスクリーム届けて帰りに、その5人一緒に、自転車で Hくんのお家に向かっているのとすれ違って。

このコロナの時に本当に感じたのは、友達の大切さとか、コミュニティの大切さとか、リアルの大切さとか、あと努力の大切さなんですけれど、これが住み慣れた2年前のところで起こっていたらだいぶ違ったんだろうなと思うんです。

あの時は、コロナで家にみんなで入れるような広さの家でもなかったので、一人一部屋なかったので、あそこでサバイブするのは無理だったと思うんですが、でも今回それをすごく感じて、寂しい時期を子ども達も過ごしたのかもしれなくて、最後にそういう良い友達ができて、良かったなーっとほっとしました。本当に良い日でしたね。

一人になりたい時も、話を聞いて欲しい時も

ここから本題なのですが(苦笑)、その前の前日かな、今日は土曜日なんですが火曜日に、息子が昔練習していた、殺陣(たて)という日本の刀の振り付けみたいなのをやる習い事があって、日本に帰るかもしれないので、最後に挨拶に行ったのです。

その時に一緒に習い事をしていたお友達はすごく仲良しなのですが、みんな集合してくれて、一人のお友達と会って、その日子ども達は殺陣を休んでいるのに、私がいるからと言ってその家まで来てくれて、車中で話していました。

まぁみんな年齢が似ているので、久しぶりに本当に久しぶりに会って、その友達から連絡が来て泣きそうになっちゃったって言っていましたが、本当に本当に久しぶりに皆であって、いろいろ情報交換したりしていて、みんな頑張っていたんです。このコロナの間ね。

その時に Yさんという友達がいて、とても尊敬している子で、娘の補習校の時から友達なのですけどね、パートナーと彼女もとても仲良しだし、もう子ども達への愛情も本当に素晴らしくて、何て言うのか、尊重もしていて、本当に尊敬している子がいるんですが、その子の娘さんがうちの娘と同じ歳なので「寂しくない?」みたいな話をしたのですよ。

「もう部屋にずっといて、全然ご飯の時しか出てこなくて」と言って。そしたら Y さんが「うちもそうだよ」って「でも部屋によく入りに行って、ベッドに一緒にゴロンとして本読んだり、今近くにいたりするよ」って言っていました。

お父さんも毎日トントンって行って、こうちょっと話をしたりして結構話しているって言うから、そうか。子どもたちが部屋に引きこもっちゃって寂しいと思ったけど、私が部屋に行けばいいんだって思ったんです。

時々こういう時もありましたが、昨日、夜ちょっとトントンと部屋に行って「ちょっとここに座らせて」と言って、ソファーに座って「あなたの近くにちょっといたいなぁ」とか言って、8時50分だったかな? 夜、9時から私、聴くだけのセミナーが入っていたんです。聴くだけのやつ、自分がやるものではなくて。

だから10分だけ娘の部屋にいて、でもね10分ぐらいたったら出ていけって言われるかなと思ったのですが、なんか娘が色々話し出して、娘から「どうしたの」と言って「ちょっとお話したいなー」とか「ちょっと顔見たいと思ったんだよね」と言ったら「ママ、私の歌聞きたい?」と言い出したので「えぇ! 聞きたい!」って言って、そしたら「ちょっとリビングに行こう」と言って、ウクレレ持ってリビングに来て、ずっと歌ってくれたんです。

「あぁ、9時からセミナーだ」と思ったのですがもう過ぎて、10時になって、11時になって「もっと歌いたい」とか言っていて、その後「私のマスターベッドルームに行く?」って言って来て、彼女の好きな曲をずっと教えてくれて、聞かせてくれて、2、3時間お話ししました。

結構嫌がられる時もあるのですけど、時々こういうことがあるのです。そういう時の娘の次の日はすごく調子がいい感じがして、だから本人は1人になりたい時もあるけど、そういう風に話したいとか、自分のこと分かってほしいという時間があって、それを批判しないで一生懸命聞くようにしていたんですけどね。とても素敵な時間を過ごしました。

バックキャスティング

その時に思ったのですが、思春期になって、私たち親のパートナーシップがあんまり良くないので、パートナーシップが良い家は、だいたい子育てとか良いと思うのですけど、私は本とかは書いているのにちゃんと出来ていないこともあるし、特にパートナーシップは課題なのです。子どもたちが傷つくようなことも言われたり、私の中では申し訳なかったなと思うような後悔もたくさんしています。

でもそれはそれとして、彼女とこれからどういう関係性を作っていきたいかなっていうことが大事なのかなと。これまではああした方が良かったとか、こうした方がよかったとかね。でももうこれまではみんな多分ね、それが今見て最善とは思えなくても、その時は最善をしていると思うのです。それに付け加えることってできないと思うんです。

ニューヨークで強みのイベントした時に、スカースデールでホストをしてくださった方がいて、私の友達です。彼女もすごく素敵な方なのですが、彼女が言っていたんですよ。すごく息子さん達が大変で関係も悪かったと、でも「私はこの子が大きくなった時に(子どもと)どういう関係でいたいのかな」と思ったそうなのです。

そしたら「いい関係でいたい」と思ったと。じゃあ自分が変わろうと思って批判しないようにしたり、受け入れるという事を選択したという話をしていました。今はいい関係なのですけど。

これをバックキャスティングと言いますね。過去のことから今の問題を解決して、今の状態を作るのではなくて、ポーンと理想の未来に飛んでそれを作るにはどうしたらいいかっていう事ですよね。まあ色々私も後悔することいっぱいありますが、この子とどういう関係を持ちたいかってことが、一番大事なのかなという風に思った日でした。

ちょっと長くなってしまいましたが、皆さんも過去がどうであれ大切にしたい関係があったら、その人との理想の未来を描いて、そうなっていくにはどうしたらいいか今やってみてください。

オンラインサロン Ari’s Academia では、私が月に1回の講義と、サークルが沢山あるのですけど一個自分の好きなテーマやっていて、後は毎日のようにいろんなイベントが立ち上がっています。そして継続的な学びを続けることができます。興味ある方は覗いてみてください。今日はこれで失礼します。良い1日をお過ごし下さい。松村亜里でした。

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