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歴史能力検定準3級 受験体験記

 令和5年11月26日、この日は歴史能力検定準3級を受験しに行った。今回の試験の会場地は神戸、試験時間も昼の13時以降なので、朝は遅く起き、シャワーをして、のんびりと家で過ごす。8時30分の神戸三宮行き高速バスで出発し、神戸三宮に着いたのは10時前くらい、試験開始時間まではまだまだ時間があり、とりあえず三宮ダイエー7階のジュンク堂書店で専門書を読んだり、また、本を購入したりなどして過ごした。
 その後、書店をあとにして、珈琲店で朝食と休憩をとる、11時20分に、ポートライナーの電車に乗り、およそ、10分後、市民広場駅で下車、会場の神戸商工会議所を目指す。
 会場の神戸商工会議所には張り紙で、第42回歴史能力検定とあった。会場に着いたがまだまだ時間があり、とりあえず2階ロビーで本を読みながら待機した。
 12時50分になり、試験場に入ることができてからは、紙に書かれた試験に関する注意事項をよく読んでおいた。それから後、試験監督者が口頭でも注意事項を述べる。その後で、氏名、性別、受験番号、生年月日をマークする欄を埋めた。そして、13時20分に試験は開始された。
 試験の感想としては、歴史能力検定準3級のレベルとしては高校入試プラスαとして一般教養レベルの日本史の知識が問われているなと思った。専門的ではなく、標準的な高校入試が解ける学力があれば十分解けるものだったように思える。ただ、マークシートを正確に塗る作業はいかんせん神経を使うものだ。すぐに全解答をして途中退席する予定ではあったが、意外と全解答まで時間がかかった。
 全解答をしてからはマークシートの解答を確認して、問題用紙の選択肢をチェックする。後日、解答解説が歴史能力検定のサイトより公開されるため、自己採点するためである。こうして、試験時間50分をフルに使い試験を終え、その後、帰宅する。
 翌日、11時に今回の試験の解答解説が歴史能力検定のサイトにアップロードされた。さっそく、自己採点を開始してみる。自己採点の結果は正答率72%、公式サイトによると合格基準ラインは60%であり、回によって若干の変動があると書いてある。60%前後が合格ラインとして、おそらく72%なら合格は確定しているのではないだろうか。試験で点数を取るというのは思ったより難しく、予想していたより、点数は取れてはいないが、ひとまず安心して良いかと思われる。
 年が明けて令和6年1月12日、郵便ポストにこの度受験した歴史能力検定の結果が入っていた。準3級試験結果は「合格」。得点は自己採点の通りであった。自己採点の結果で合格するのは予めわかっていたが正式な合格通知を受けて心がほっとしたように思ったが、これまでおおよそ20年間に渡る自分の受験した「試験」というものをすべて終えた感があって少し物悲しさというか喪失感のようなものを感じた。

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