Noriko Nishimura(ニャロメ)

アスレティックトレーナーとしてスポーツ現場でのトレーナー活動、コンディショニングの教育…

Noriko Nishimura(ニャロメ)

アスレティックトレーナーとしてスポーツ現場でのトレーナー活動、コンディショニングの教育啓蒙活動を始め、スポーツ傷害への予防、治療、リハビリテーションに関するコンサルティング、アスリートや一般の方々、ジュニア、シニア等世代を問わず、運動指導、講習会の実施などを行っています。

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    トレーナー活動で感じたこと、考えたこと、面白いことを好きなように書いてます。

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    アスレティックトレーナーとして現場に活かすためにいろいろとチャレンジしている奮闘の記録など。勉強したことの備忘録でもあります。

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はじめて訪問された方へ

アスレティックトレーナー、ストレングス&コンディショニングコーチとして活動している西村典子と申します。ウェブサイトをHTML言語で構築し、ブログを書いては消滅させ、2006年以降週一のメルマガ配信だけはサボらずに続いております(2022年1月現在)。 取材やお仕事に関するご依頼、ご相談などはこちらにお願いします。 かんたんな自己紹介 大阪府出身、神奈川県在住。奈良女子大学文学部教育学科体育学専攻卒。学生時代からスポーツにたずさわるトレーナーに興味はあったものの、どうした

    • 未来を創るランチミーティング

      今年に入ってから、仕事のスケジュールが二転三転しておりますが、ようやく復調の兆しが見えつつあります。こればかりは私がジタバタしても自治体の取り組みであったり、学校運営の問題であったりするので、「果報は寝て待て」ではありませんが、今自分にできることをひたすらコツコツやっておくに限るわけです。 さて、そんな中でも定期的に通っているお仕事の関係で近隣に出没するため、旧知のトレーナー仲間であり、友人であるS嬢を呼び出して、私の仕事が始まるまでひたすら話し相手になっていただきました。

      • NASM-PES取得に向けた勉強法

        前回の記事で全米スポーツ医学協会が認定するPerformance Enhancement Specialist(NASM–PES)という「スポーツ傷害のリスク管理とパフォーマンス向上を専門とし、特に機能改善という視点からアプローチする」ことに長けたトレーナー資格を取得したというお話をしました。今回は具体的にどのような勉強をして資格試験に合格したかについて書いてみようと思います。これから資格取得を目指す方の参考になれば幸いです。 NASM–PESのオンラインコースを受講する

        • 資格取得はスタート地点

          新年早々に今年の「やりたいことリスト」を作って、コツコツと実現すべく過ごしているのですが、「やりたいことリスト」の100項目にも入っていなかった!とある資格を取得することができたので、その経緯などを書き残しておこうかと思います。資格取得に関する具体的な話はまた別で記事にしようと思っています。 What is NASM–PES?アメリカに本拠地をおくNASM(National Academy of Sports Medicine=全米スポーツ医学協会)が資格認定しているPES

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          読んだら使う、専門書籍の活用術

          以前からずっと気になっていた専門書籍があったのですが、SNSで友人が購入しているのを見て「やっぱり面白そうだよな…」とポチることにしました。専門家として信頼できる人が「良い」といえばなんだか安心感ありますよね(外したとしても諦めがつくw)。 ということで購入したのがこちら。 「アスレティックパフォーマンス向上のためのトレーニングとリカバリーの科学的基礎」、そしてとある仕事の参考資料として購入した「眠れなくなるほど面白い体幹の話」です。 余談ですがこの「眠れなくなるほど面

          読んだら使う、専門書籍の活用術

          ワタシの2022年「正解は一年後」

          今年に入って1月も後半になってしまったのですが、今年も懲りずに「正解は一年後」をやってみたいと思います〜。これはテレビ番組「クイズ☆正解は一年後」に感化されて、ワタシなりにいろいろと予測してみたものですが、思いのほかむずかしく、そして思いのほか面白かったです。「こうなっているといいなぁ」という希望、期待こみの予測ですが、実は自分の内面を映し出すものだったりして新しい発見もあったりします。 と、その前に2021年の答え合わせもしてみましょうかね〜。 2021年の「ワタシの正

          ワタシの2022年「正解は一年後」

          全国制覇を目指す

          自腹ではなく仕事で地方に行きたいと思い、とある団体のとある指導者登録をして(すみません、公表NGらしいので)思いどおりに?地方での講習会などにも積極的に参加していたのですが、ここにきて対面講習会は軒並み中止、オンライン講習会へと切り替わって私の思惑は完全に外れてしまいました。もともとの動機がどうなの?って話ですけど。 さらに2020東京オリパラでの仕事も楽しみにしていたんですが、これも結局人が集まるようなイベントなどができるわけでもなく、オリンピックに携わるというささやかな

          そんなにスゴい人じゃなくても

          連載記事やメルマガは毎週欠かさず書いているにも関わらず、なぜか続けられないnoteですが、元旦の威力というのは凄まじいですね。ちょっと書いてみようかなぁという気にさせられました。2022年も元気にスタートすることができて何よりです。 ここ最近SNSでは同じ業界のトレーナー、トレーニングコーチの皆さんがそれぞれの得意分野を活かしつつ、さまざまな情報や知見を惜しげもなく公開されています。もちろん有料、無料それぞれありますし、無料の記事から有料記事へとアクセスしてもらうように工夫

          そんなにスゴい人じゃなくても

          今日でワタシも引退しますっ!!

          noteは定期的に書いていこうと思いつつ、写真を撮る機会も少なくなって、「自宅で黙々と仕事をする」か「外出してヘトヘトになるまで仕事をする」かの二極化が進んだ結果、何だか久しぶりに投稿します。ええ、全部言い訳です。このたび新チーム始動にあわせてとある担当チームを離れることになりました。3年生の引退式に参加させていただき、ワタシも今日でこのチームを引退です(キャンディーズ風)。 トレーナー冥利に尽きる一言引退式って何をするのかなぁと思っていたのですが、スタッフと下級生が3年生

          今日でワタシも引退しますっ!!

          言葉についてこだわってみようか~メニューとプログラム~

          普段から好きなことを好きなようにつぶやいているTwitter。もともとの成り立ちが「つぶやき」なので、誰かのために!とか有益な情報を!とか考えない自分勝手なアカウントなのですが、誰かがつぶやいたことについて、改めて考えるきっかけとなることはたくさんあります。だから楽しい。そしてきっかけはこのツイートから。 そうなんですよ。ワタシもトレーニング指導をする上でプログラムという言葉にはこだわりがあるのですが、いろんな方からリアクションをいただいて「なるほど~!」と思ったのでnot

          言葉についてこだわってみようか~メニューとプログラム~

          性別とトレーニングコーチの役割

          先日、寝る前にベッドでゴロゴロしながらclubhouseで興味のあるルームでお話を聞いていたのですが、話の流れからスピーカーの指名を受け、あわてて起きました。clubhouseはzoomと違って顔を出さなくていいのが助かりますね(さすがに自宅で緩みきっている顔は見せられない)。 話題はスポーツ現場で活躍されている女性トレーニングコーチの現状とやりがいや悩みについて。その中でも女性が同性のチームを担当するとき、異性のチームを担当するときといったことをスピーカーの方が話されてい

          性別とトレーニングコーチの役割

          clubhouseはじめました(冷やし中華風)。

          違う、こういうことを書こうと思ったわけではないのに…と毎回思いながら、でもせっかくなので使ってみて感じたことを書き残しておこうかと思いまして。Twitterなどでここ数日前からよく見かける「clubhouse」の文字。音声を中心としたSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のようですが、2021年2月2日現在、iOSのみ対応しているアプリということもあり、Androidユーザーはまだ参加できないようです。 ワタシもよくわからないままに「参加してみたいです〜」とTwi

          clubhouseはじめました(冷やし中華風)。

          脳振盪の危険性は何度でも言おう

          特にコンタクトスポーツではしばしばその言葉が話題となる脳振盪(Wikipediaでは脳震盪と表記されますが、どちらも使われているようです。「振」の方がよりイメージしやすいですかね)。最近では大相撲初場所の取組で、頭から激しくぶつかった力士が立ち会い不成立となった後、ふらついて一度土俵下に降り、取組続行の意思を見せたため、再度取り直しをしたということがありました。 (閲覧注意。かなり激しく当たってます) ここで脳振盪のことを説明すると長くなりますし、実際に対応する経験もコン

          脳振盪の危険性は何度でも言おう

          困ったときに手を差しのべる人でいたい

          これ書こうかどうか迷ったんですけど、トレーナーとしてリアルな話も紹介してみようという気になったので、ワタシのモヤモヤ解消にお付き合いいただければと思います。ワタシ、トレーナーとしてチームにたずさわっているはずなんですけど、何だかよろず相談所みたいな役割もありまして、もはやこれも役割の一つかと思い、時間の許す限りいろいろと相談にのってます。 卒業してから気づくトレーナーの専門性?先日、卒業してから10年以上は経っているであろう、卒業生から突然連絡がきました。 今、少年野球の

          困ったときに手を差しのべる人でいたい

          「100日間のシンプルライフ」を見てぼんやり考えた

          古いお付き合いのある方であればご存じかもですが、ワタシは「趣味=映画鑑賞」と言い切るくらい映画を見るのが好きでした。ところがトレーナーとして活動するようになってから、特にチームトレーナーとして毎日練習や試合に帯同するような状況ではとてもじゃないけど映画館で映画を見る…なんてゴージャスな時間の使い方はできなかったんですよね。今思えば、心の余裕もなかったですけど。 さらにトレーナーとして活動していると、今度は専門的な知識や能力の低さに愕然とし、ヒマがあれば「何かを学ばなきゃ」「

          「100日間のシンプルライフ」を見てぼんやり考えた

          【スポーツ栄養学講習会】驚かれるスライド3選

          トレーナー活動といえばどうしても練習や試合に帯同していたり、トレーニング指導をしていたり、といったイメージをもたれがちですが、活動内容はさまざま。アスレティックトレーナーとしての役割の一つにスポーツ現場のコーディネーター的な役割というのもあったりして、選手やチームのニーズに応じていろんなことをしています。特に体づくりがメインとなる時期には選手や保護者向けに「スポーツ栄養学に関する講習会をしてほしい」という依頼もよくあります。 ということで毎年のようにいろんなところでスポーツ

          【スポーツ栄養学講習会】驚かれるスライド3選