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資格取得はスタート地点
新年早々に今年の「やりたいことリスト」を作って、コツコツと実現すべく過ごしているのですが、「やりたいことリスト」の100項目にも入っていなかった!とある資格を取得することができたので、その経緯などを書き残しておこうかと思います。資格取得に関する具体的な話はまた別で記事にしようと思っています。
What is NASM–PES?
アメリカに本拠地をおくNASM(National Academy of Sports Medicine=全米スポーツ医学協会)が資格認定しているPES(Performance Enhancement Specialist=パフォーマンスを向上させる専門家)という資格を取得しました。NASMは理学療法士であり、NBAのバスケットボールチームのストレングスコーチであったマイケル・クラーク博士によって設立され、機能改善やスポーツパフォーマンスの向上など「機能」に関する内容が多いことが大きな特徴です。日本ではR-body projectのオンライン講座を受講し、試験を受けて合格すると資格を取得することができます。
資格を知ったきっかけ
これは私の身近なところにNASM–PESの資格を持つ人が複数人いたこと。学生トレーナーとしてチームで活動する大学院生や卒業生などがいたのですが、彼ら彼女らの話を聞いていると選手へのアプローチが基本を抑えつつ、機能改善に大いに役立つものだなぁと感じさせられることが多かったのです。「その資格、なんなん?」って根掘り葉掘り聞いていたような(笑)。調べてみるとオンライン受講が可能で興味深いんですが、自主学習の時間がかなりかかりそうなのと、おいそれとは出せないお財布事情を鑑みて!?「いつか取ってみたいなぁ…」という淡い願望にトーンダウンしてしまいました。
今思えば「自己投資はローリスク、ハイリターン」なんですけどね(反省)。
活躍している人ほど学んでいる
その次に思い出したのが、ムーブメントコーチとしてスポーツ現場の第一線でバリバリ活躍されている森下さんがNASM–PES資格取得したという話を聞いたこと。森下さんほど活躍されている方なら今さら資格を持つ、持たないは関係ないくらい突出しているのですが、学び続ける姿勢に改めて感銘を受けました。専門家としてリスペクトする方が「知らないことが多く」とおっっしゃりながら学んでいるのに、ワタシは随分昔に取得したCSCSやJSPO–ATをぶら下げながら「経験の上にあぐらをかいていないだろうか」とまたもや反省(反省だけなら猿でもできる)。
ちなみに森下さんとは直接ご挨拶させていただいたことがないので(すみませんチラ見したことはありw)、お会いしてお話をおうかがいしてみたい方のお一人です(あいさーん!)。
そしてやる気スイッチを押された!
そして2022年お正月。ツイッターランドには新年を迎えてやる気に満ち溢れたツイートが流れていたのですが、その中に鍼灸師であり、アスレティックトレーナーの資格を持つ友人ゆにさんが「新しいことを学ぶことにしました!」みたいなツイートをしてて(覚えてないんかい)、この一言がダメ押しとなりました。
やっぱNASM–PESの資格、取ってみようじゃないのー!!
周囲に学ぶことに貪欲な人たちが多くて感謝感謝です。こればかりは自分でどうすることもできない(笑)。その後は三が日も明けきらぬ間に申し込み、振り込み、後には引けなくなって、現在に至る(省略しすぎ)というわけです。
資格が役立つかどうかはさておき
NASM–PESの資格を取ったら仕事が増える、というわけではありません。やたら資格ホルダーみたいになるのも「ちょっとセンスないなー」とも思うのですが、それよりもその資格が持つ体系的な学習内容や、特に機能改善に関する知識などは「なるほど!そう来たかー」と思わされるものが多く、とても勉強になりました(最初、OPTモデルって何やねん?と訝しげに思ったのは内緒w)。
あとは「資格を取ろうが取るまいが関係ないじゃん」というのは、取らない段階でも言えることですが、どうせなら実際に資格取得をして、そこから「やっぱり資格じゃないところで勝負だよね」と言えばいいかなと。経験してみないとわからないことも多いので、時間と費用を投資して経験してみることにしたわけです。ここまでくるのにまぁまぁ時間かかりましたけど…。
ということで合格祝い?にサクッと旅にでも行きたいなと思います(自分に甘いんですが、現在トレーナー活動が停滞気味なので逆に良いタイミングかとw)。NASM–PES取得までの過程などは、これから取得を目指す人向けにまた書き残しておこうと思います(おそらく)。
アメリカから送られてきたNASM–PESの教科書が分厚くてドン引きしました(笑)。現場からは以上です!
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