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『瞬間小説』

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短編小説より短い『瞬間小説』と、それよりさらに短い『超・瞬間小説』をご用意しています。(’~^)ゝ
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2014年4月の記事一覧

超・瞬間小説​『夢をかなえた男』

超・瞬間小説​『夢をかなえた男』



俺は夢を現実化する装置を発明した。

布団で目を覚ますと夢と同じ現実が始まる。
俺は大企業のトップとなり美人で優しい妻を持ち、欲しい物は全て手に入れた。全ては思いのまま完全に満たされた日々だ。

そして、最後に布団で目を覚ます。

俺は大企業のトップとなり美人で優しい妻を…

<完>

☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto

※有料ノート

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超・瞬間小説『こじれた片思い』

超・瞬間小説『こじれた片思い』



死ぬほど大好きなあの娘を振り向かせるために、僕はイケメンに整形しデキる男の記憶を移植したが、代償に今までの記憶をすべて失った。

ある日、オレはとある女に激しい恋をした。
だが彼女は、行方不明になった片思いの相手を今でも忘れられないと言う。

嗚呼、片思いとはつらいもの。

<完>

※この話は、土田じゃこさんのnoteラジオ「ノートノオト」vol.10、「ノートノオト」vol.15、「ノー

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超・瞬間小説​『別れられない二人』

超・瞬間小説​『別れられない二人』



「君を愛してる!」

「ごめんなさい。私…実はAIなの。人間が作った人工知能なのよ…。」

「それが何だ! 俺なんてイルカだぞ!」

「えっ? 魚? 魚は無理!」

「魚じゃない! 哺乳類だ!」

「お別れね。」

「お別れだ。」

日課の破局ごっこは3652回目。

無人宇宙船の制御AIとイルカ操縦士、宇宙の果てでずっと二人きり。 

<完>

☆表紙絵 by さとねこと さん → http

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超・瞬間小説『うかつな宇宙旅行者』

超・瞬間小説『うかつな宇宙旅行者』



我々は人間の支配する惑星へ辿り着いた。
大気中にアルコールが若干含まれているが、特に害は無いと判断した。

この星の住民たちは、みんな陽気で赤い顔をしていたが、
その中の一人が突然、我々を見て叫んだ。
「こいつらシラフだ!シラフがいるぞ!」

そして、我々はシラフ罪で逮捕され、ツマミ刑になった。

十本の足を縛られ、天日で干されながら思った。

「これ絶対言いがかりだよな…」

<完>

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超・瞬間小説​『ナツメロトラベラー』

超・瞬間小説​『ナツメロトラベラー』



俺はナツメロトラベラー! 

ナツメロを聴くとその曲が流行った時代にタイムトリップする能力だ。

で、ピンクレディーで飛んで昭和を満喫してたら、パチンコ屋の軍艦マーチで戦時中に飛ばされちまった。

爆弾が降り注いできてる今、気がついたんだが、この能力・・・
未来に戻れなくね?

<次回、『ナツメロトラベラー第2話 <レクイエム>』へつづく>

※この回は、土田じゃこさんのnoteラジオ『ノート

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