超・瞬間小説『うかつな宇宙旅行者』
我々は人間の支配する惑星へ辿り着いた。
大気中にアルコールが若干含まれているが、特に害は無いと判断した。
この星の住民たちは、みんな陽気で赤い顔をしていたが、
その中の一人が突然、我々を見て叫んだ。
「こいつらシラフだ!シラフがいるぞ!」
そして、我々はシラフ罪で逮捕され、ツマミ刑になった。
十本の足を縛られ、天日で干されながら思った。
「これ絶対言いがかりだよな…」
<完>
☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto
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