立ち止まって悩んで、また歩きだして。

　目標に向かってどんどん先へ先へと走って行きたいけれど、自分の未熟さを目の当たりにしてしまうと、立ち止まってしまう。

  数日前の放送一つとっても、楽しかった、大失敗はしなかった、と思う反面、「まだこうしたら良くなったんじゃないか」「この話し方ではリスナーに伝わりにくい」と反省点が尽きない。周りが上手な分、余計に自分の未熟さを痛感してしまう。自己肯定感は低くないつもりだけれど、今の自分じゃ、過去の自分に誇れない、と私の負けずが顔をだす。

　どうしたら良くなる？ どこを変えたら改善する？ そんなふうに自問自答を繰り返しながら、もがいている。振り返りノートには勢いのまま少し殴り書きの反省点たちが並んでいた。いつもならもっと綺麗な字で書くのに、と思いつつも、気づいた些細なことを忘れないようにペンを走らせる。
　きっとこうして自分に向き合うことが大事なのだろう、と言い聞かせながら反省、回顧をしている。

　自分と向き合うってシンプルだけど難しい。それでも、決して鋼のハートではないけれども、未熟なところを見つめていたい。現状に満足してしまうより、苦くても成長できるようにと、もがく方が私はすき。
　もっとより良いものを造れるように。また前に向かって歩めるように。

　昨日の自分に負けたくないから、今日から変わってやるんだ！　とまた歩き出す。

　どんなに立ち止まっても、また歩きだせる。
　自分がもっと成長していきたいから。