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ついに始まった立憲民主党の神社排撃-攻撃される可能性の神社一覧
泉ケンタさんの初詣
立憲民主党の泉健太代表が初詣で乃木神社に参拝しました。
新年明けましておめでとうございます。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) December 31, 2022
2023年(令和5年)本年も、皆様どうぞよろしくお願いいたします。 pic.twitter.com/NULnhRdpRU
これに立憲民主党の支持層から批判の声があるようです。前川喜平という文科省事務次官をしていて夜な夜な新宿の「いかがわしい店」に出入りしていた方が「軍人を神を崇める行為」として批判をしています。それにしても安倍総理もどうしてこんな人を事務次官の就任を認めたのでしょう。安倍政権の反省点です。
何だか息苦しいですね…。
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) January 4, 2023
今年は幾つかの寺社を詣でましたが、近所の神社で国家繁栄、家内安全を祈ることが「軍人を神と崇める行為」とされるとは…。
武人や軍人を祭神にしている神社は全国に多数あります。初詣に行くと軍人崇拝なのですか? https://t.co/zFfiVfXu2N
泉ケンタさんは常識的に対応されていて、当然と言えば当然です。党内でのおかしな議論にたしなめるよう対応された点は敬意を表したいところです。ただ一方で、泉ケンタさんの対応を不満とする支持者も多いようです。
なお、立憲民主党の中にも、常識的な方もおり、政党でひとくくりにするのもどうかとは思いましたが、問題提起のために、あえて本稿では立憲民主党ということで書いています。泉ケンタ代表だけでなく例えば大阪堺市の森山浩行議員も良識をわきまえて初詣に参拝されています。
《年越しは、除夜の鐘〜初詣⑤》
— 森山浩行@衆議院議員 #立憲民主党 #大阪16区 #堺 #元気モリモリ (@MORIYAMAhiro) December 31, 2022
萩原神社▶︎出雲大社大阪分祀▶︎百舌鳥八幡 pic.twitter.com/NWwFl3RUW0
しかし、政党内とは言っても他人の初詣に堂々とケチをつける神経には驚きます。政党の内部にとどまるとは思えません。彼らが選挙に勝ち、権力を握れば、次は必ず私たちの神社参拝にケチをつけてくるでしょう。
2022年9月での立憲民主党の議論
なぜそう思ったのか。この批判は本当に神社参拝の件だけでしょうか。2022年秋から立憲民主党が攻撃したのは「問題とされる宗教」だけとは思えなかったからです。
高井康行「日本はいつの間に全体国家になったんだ。法律家として言えば合法的な存在、宗教法人格を持って。統一教会の人達は政治から排除しろと。あの人達だって有権者だし基本的人権を持ってる。民主主義国家のやる事か。地方議員も調査しろって思想調査じゃないか。極めて違和感がある」#primenews pic.twitter.com/XJnMEtoIHe
— ちぢれ麺 (@RamenReiwa) September 9, 2022
日本はいつの間に全体主義国家になったのか。自由主義や民主主義は一体どこへいったのだ。自由主義や民主主義は、異端の存在を認めるか認めないかなんですよ。異端の存在を認めないことには、自由主義も民主主義もないんです。法律家として言えば、統一教会は宗教法人格を持つ合法的な存在なわけです。
構成している人たちの中には被害者の立場の人がかなりいる。「統一教会の人たちは政治から排除する」と言うが、彼らも有権者であり、基本的人権を持っている。政治家に意見も言い、政治家の意見を聞く権利を持っているはずなんです。それを全部排除しろと。
これが民主主義国家のやることですか。あれが反社会的団体(暴力団)なら別ですが、立憲民主党も「あれは反社会的団体だ」と、はっきり根拠を示して主張しているわけではない。「解散命令を出せ」と言ってるわけでもない。そういうことを全く言わないでおいて、あの組織に属する人たちを政治の世界から排除する、これはもう独裁国家のやることじゃないですか。
立憲民主党の泉健太代表は「地方議員も全部調査しろ」と言うが、これは一種の思想調査です。思想調査は独裁政権のおはこでしょ。
独裁政権に親和性の強いことを、なぜ日本で民主主義政党を謳っている政党の党首が言うんですか。僕は極めて違和感がある。本当に民主主義社会の政党なんですか。僕は非常に強い怒りと危機感を覚えました。
私から見ると立憲民主党は文化破壊にためらいもなく、ついに起きた神社排撃に恐怖を感じます。アメリカでも銅像の撤去が相次いでいます。これらも正当化の論理として使ってくるでしょう。
立憲民主党が次に攻撃してくるのは、わたしたちの神社
国会での異常事態の主役
彼らだけで歴史否定ごっこや文化破壊ごっこをしているだけなら、私も彼らに言うのもどうかとは思いました。
しかし、立憲民主党では他人の宗教や信仰を国会の場で問いただした事件が2022年秋にありました。これは「ごっこ」では済まない問題です。
これについては牧原ひでき代議士が問題視されており、正論と思います。一方で彼女の方は、これを撤回していません。政党として放置したままです。
「宗門改め」や「踏み絵」が受験で暗記するだけの用語ではなく、実際の国会で質問として行われた事実は重く、到底見過ごせない事態です。
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なお、断っておきますが、私は例の「問題とされる宗教」とは全く関係がありません。
第51条 両議院の議員は、議院で行つた演説、討論又は表決について、院外で責任を問はれない。
憲法でも認められた「責任を問われない」下で行われたからこそ逆に重大なのです。「憲法に守られた権力」として行われたのです。しかも法曹出身者がそれをわきまえずに質問した確信犯であることも重大な事実です。
佐藤優氏の正論
ウクライナや宗教問題で佐藤優氏は現在、論壇からは少数派の扱いになっています。私は佐藤氏の論考に相容れない内容も多いですが、昨今の「宗教の問題」については同感です。
ニーメラーの警句が迫ってきている
思い出してみましょう。ドイツの牧師マルティン・ニーメラーはナチスドイツによる迫害に直面しました。そしてそれに反対して、強制収容所に入れられました。その警句が思い出されます。
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高井康行氏(元東京地検特捜部検事・弁護士)の指摘も同様です。私自身も正直はじめは「いい気味だ」ぐらいに面白半分で見ていましたが、次第に事の重大さに気が付きました。
今は統一教会がやられて「いい気味だ」と思っている人がいるかもしれませんよ。でも統一教会の人たちがこうやって排除されたら、次は自分たちの番だということですよ。自由主義社会が全体主義に移っていく時というのは、まず最も異端とされてる人たちが排除され、それが済むと次に異端とされていた人たちが排除され、段々段々と排除されていって単一の価値しか残らない、そういうことになるんです。それが全体主義国家になっていく過程なんです。
立憲民主党から攻撃を受ける可能性のある神社
今は「問題とされている宗教」だけかもしれません。しかし、今回の騒動を見て、立憲民主党から攻撃を受ける危険を本気で恐れるべきだと確信しました。
立憲民主党からこれから攻撃を受けそうな神社を挙げてみましょう。
立憲民主党が権力を握った際は、正義を掲げてこれらの神社を徹底して破壊してくることが目に見えています。
歴史を否定し、文化を破壊し、神社への攻撃が迫っています。紹介でドラマの画像を入れましたが、これは立憲民主党が権力を握れば、「軍国主義」と言う正義の糾弾で放映すらできなくなるからです。
まず戦没者を祀る靖国神社と全国各地の護国神社は言うまでもなく攻撃してくるでしょう。現に今でも攻撃しています。
日露戦争の関連
乃木神社(乃木希典)
今回の問題とされた乃木希典。立憲民主党によると「軍国主義者」だそうですが、どの言動取ればそうなるのか不明です。こんな政治才覚の無い人にそんな能力あると思えません。ただ、神格化も愚将論とも違う、ボクトツとした乃木希典の人間像、「坂の上の雲」での柄本明さんの好演は、実態に近い気も私はしました。
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「坂の上の雲」203高地にひるがえる日の丸。兵士たちの涙の万歳。立憲民主党は心から憎しみを持つのでしょう。
東郷神社(東郷平八郎)
日露戦争日本海海戦も当然糾弾されないはずがありません。
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児玉神社(児玉源太郎)
日露戦争の活躍ですから当然ダメでしょう。
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広瀬神社(広瀬武夫)
戦前の「軍神」。日露戦争の大活躍で当然ダメでしょう。
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橘神社(橘周太)
日露戦争に従軍、遼陽会戦で首山堡高地にて戦没した橘周太陸軍中佐が祭神です。これもダメでしょう。「坂の上の雲」では残念ながら出番なし。
束荷神社(伊藤博文)
これも韓国との関係でイチャモンはいくらでもあるでしょう。故郷の山口県光市束荷に神社があります。
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明治神宮(明治天皇)
そして、明治天皇。乃木神社に対する否定のコメント見ると明治神宮にも彼らは必ず刃を向けてきます。
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明治維新の元勲や志士も当然、攻撃対象
立憲民主党の排撃論理が日露戦争で終わるとは到底思えません。明治維新そのものに否定的でしょう。
南洲神社(西郷隆盛)
立憲民主党では「征韓論」で西郷さんもダメでしょう。初代の陸軍大将でもあり、軍国主義者だのと言われるに決まってます。
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大久保神社(大久保利通)
大久保利通は安積疎水の開通に尽力し、福島県郡山市で祀られています。しかし台湾出兵の実績あります。これを彼らは攻撃の理由にしないはずがありません。
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松陰神社(吉田松陰)
吉田松陰もアジア侵略を唱えただのの批判もあるようです。立憲民主党が言いそうです。しかも安倍総理が尊敬する人物として挙げ、『留魂録』を愛読していました。立憲民主党が攻撃するに違いありません。
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朝鮮出兵も神社攻撃の理由にならないはずがない
近代だけを問題視して済むはずがありません。仮に近代史はダメで前近代がOKという論理があるはずありません。油断できません。
豊国神社(豊臣秀吉)
朝鮮出兵で当然、秀吉もアウトにされないはずがありません。
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加藤神社(加藤清正)
熊本にある加藤神社は、加藤清正。立憲民主党が朝鮮出兵の大活躍を崇める行為として糾弾するでしょう。
徳重神社・妙円寺・精矛神社(島津義弘)
鹿児島の島津義弘も朝鮮出兵で活躍。漆川梁海戦では朝鮮の将軍・元均を討ち取っています。鬼石曼子(グイシーマンズ)と朝鮮・明から恐れられていた程です。立憲民主党が「神と崇めて良い」と言うでしょうか。
三柱神社(立花宗茂)
筑後柳川の藩祖立花宗茂は朝鮮出兵に参加しています。碧蹄館の戦いで明と朝鮮の「中朝連合軍」を撃破しています。
立花宗茂も立憲民主党でのブラックリスト入りは確実でしょう。福岡県柳川市も観光地と思っていても全く油断できません。攻撃の可能性あります。
青葉神社(伊達政宗)
独眼竜政宗も朝鮮出兵に参加。晋州城の戦い(慶尚南道晋州市)で活躍しています。
立憲民主党は「侵略に加担」とされて独眼竜政宗も排撃するに違いありません。
神社への攻撃は南北朝時代に及ぶ
湊川神社(楠木正成)
楠木正成も当然ダメでしょう。立憲民主党が「戦前に持ち上げられた人」を認めると思えません。大河ドラマ『太平記』では武田鉄矢さんの名演。湊川の最期のシーンで涙する人は立憲民主党では軍国主義者と罵られるのでしょう。
北畠神社(北畠親房・北畠顕家)
北畠親房は『神皇正統記』の著者です。「右翼のバイブル」など散々に罵られてきた著者を神として祀る北畠神社を立憲民主党が許すと思えません。
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立憲民主党の「排撃」の論理は古代を許すはずがない
清水寺(坂上田村麻呂)
坂上田村麻呂を立憲民主党は認めるでしょうか。東北地方の「蝦夷」を討伐した将軍です。「蝦夷」のアテルイやモレは斬首です。岩手県の有力政治家を血祭りにあげるようなものです。立憲民主党は神と崇めて良しとするでしょうか。
近江神宮(天智天皇)
天智天皇は大化の改新などで有名ですが、白村江の戦いを主導したことも知られます。白村江の戦いで、朝鮮半島の百済を支援して出兵しています。
仮に今、朝鮮半島に韓国支援で自衛隊が行くという議論をしたら彼らの大反対は目に見えています。この事績を立憲民主党の論理が認めるとは思えません。近江神宮・天智天皇も糾弾の対象にするのは目に見えています。
神功皇后-数多くの神社
近代で軍国主義だの侵略を非難して、古代の「神功皇后」による「三韓征伐」を立憲民主党が見逃すはずがありません。
史実として諸説あるはあるにしても、「三韓征伐」で朝鮮半島を侵略した「神功皇后」を神として祀っている神社に参拝することをOKとするのでしょうか。それとも史実に疑問としてOKするのでしょうか。そしたら「史実に無い信仰」と言うことで二重に攻撃の理由になります。
主だった神社を列挙しましょう。これは代表的なモノだけです。
結論。全ての神社を排撃する論理をはらんでいる。
一連の列挙は笑い話でも何でもありません。
ここまで列挙したのは一部です。立憲民主党での議論や行動を見ると、結局は全ての神社を排撃しかねない論理をはらんでいます。そして日本の文化・歴史・伝統を破壊し焼やし尽くすでしょう。
立憲民主党の国会議員、地方議員も含め、境内に立ち入るのは、破壊のための下見かもしれません。全く油断はできません。
もし「杞憂」と言うなら、政党で公に決議して否定すべきでしょう。今までの騒動は全て放置され黙認されています。そして私が感じた「攻撃の論理」をどのように否定するのか、教えていただきたいところです。
トップ画像は「問題となった」乃木神社の参道
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