国会の演説を読む人は多いとは言えません。
しかし、演説のフルテキストを読むと、安倍総理の歴史ネタが出てきて、その歴史観の一端を垣間見ることができると思います。
簡単に言えば、明治維新への高い評価であり、明治の偉大さが幾度となく繰り返されています。
当然と言えば当然で、安倍総理は長州。麻生副総理は薩摩(大久保利通の子孫)という感覚もあってか、このような歴史観が出てくるのだと思います。
演説の中では、明治を「原点」と捉える保守の考え方が明確にされており、筆者も同意見です。
(注:牧野伸顕は麻生副総理の曽祖父)