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#学校図書館

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学校図書館について書きました。 お役に立つと嬉しいです。
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#地味な仕事

つれづれ…なるままに。165。

つれづれ…なるままに。165。

【学校図書館の地味な仕事】

今日も、地味にコツコツ仕事をしてきました。
今週は、除籍・廃棄の本を全部片付けて(最終的には500冊を越えました)新しく来た本を、システムに登録する作業をすすめました。進みました。

ということは、終わってないんですけど。除籍・廃棄は先月から始めて、基準はシンプルに「発行年が2000年より前の本」と「汚破損本」です。

今までちょっと、時間がなかったので出来ていなかっ

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つれづれ…なるままに。94。

つれづれ…なるままに。94。

学校図書館の地味な仕事⑤です。

地味な仕事ですが、これはやれなくてはいけない仕事です。

それは「データ修正」です!システムによっていろいろなので、それぞれの現場で使っているシステムによっては、違いますが

書誌データはいじっちゃダメだけど
ローカルデータはちゃんとして!です。
ローカルデータとは、学校図書館の利用によって「禁帯出」するとか、利用目的に応じて、その学校図書館に合わせた分類に書き換

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つれづれ…なるままに。93。

つれづれ…なるままに。93。

学校図書館の地味な仕事④は別置の続きです。

なぜ、別置をするか?

と言いますと、例えば、低学年に「昔話を読みましょう」と伝えても「?」な感じです。
たくさん並んでいる絵本から、昔話を探すのは難しいです。

なので

このようにします。
とりあえず、ここから1冊は選びましょう、とか、クラス貸出しも、ここからゴッソリ貸出しができます。
低学年の単元の、並行読書の本は別置が多くなります。
全てだと、

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つれづれ…なるままに。92。

つれづれ…なるままに。92。

学校図書館の地味な仕事③です。

「別置」を考えることと、見直すことです。「別置」とは、テーマごとに本を選び、常設の棚を作ることです。分類に関係なく、例えば「戦争関連」など、そこを見れば関連情報がわかるようにする場合もあります。

「別置はできれば増やしたくない」派なんですが、「学習に寄与する」学校図書館なので、必要ならば作ります。

最近だと「詩」の別置を依頼されました。
詩は、分類だと「911

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つれづれ…なるままに。91。

つれづれ…なるままに。91。

学校図書館の地味な仕事②です。

それは「書架整備」です。

書架整備は大事です!
しかし…毎回、完璧は無理だと考えています!…だって大変だからです。書架整備とは、本棚を整えることです。
学校図書館は、返却をしたら子どもが自分で本を棚に戻します。
図書館は、基本的に「日本十進分類法」にそって請求記号(背ラベル)がついています(うちは3桁ですが、大きく分けると)
0→総記…百科辞典とか年鑑。
1→哲

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つれづれ…なるままに。90。

つれづれ…なるままに。90。

学校図書館で働いている私の「学校図書館の地味な仕事」について、少し、書いてみようかと思います。

学校図書館とは、みなさんが「図書室」という場所です。「学校図書館法」というのもあります。図書室は、場所を意味しています。家庭科室、理科室、図工室などと同じように、地図上では「図書室」です。
学校図書館は、機能を伴う場所です。専門の司書がいて、貸出し・返却処理のほか、調べものの検索、本の修理、季節にあわ

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