賃貸派と持ち家派の仁義なき戦い

どうも、ショウです。

不動産業者は誰しも一度は、「賃貸と購入とどちらがお得なんですか?」と聞かれているかと思います。こんなことを不動産業者に問うている段階で「ポジショントーク全開の回答を受け入れます(カモです)」とアピールしているのとほぼ同義なのです。

というわけで、例によってお客様がどちらの答えを聞きたいのかによって、回答が変わってきます。
なお、一般的には不動産業者にとって「購入」のお客様の方が手数料的にうれしいです。

賃貸は引越ししやすく小回りが利く。ライフステージに合わせて引っ越すことができる。
持家は支払が終わった後は資産として残る。減税措置をうまく使えば経済的には賃貸よりも有利になる。

最近はネットで「賢く節約して暮らす」みたいなのが流行っているせいか、住宅ローンは負債、だの楽天経済圏だの、非常に薄い知識のお客様が多いような気がします。でもこっちはプロなんだよね、ええ。
最終的には、もうそのお客様の属性とニーズに合わせてうまいこと答えます。あちこちのブログに載っているような「誰に対しても当てはまる内容」をちりばめて回答することも多いです。

しかし、ご夫婦であちこち回ってこられて、購入したい物件を名指し決め打ち、の状態での質問の場合は状況が違います。この場合は、「購入したい」という答えは決まっていて、背中を一押ししてほしいだけの場合が多いです。

その場合は、ずばり「不動産は同じものはありません。買いたいと思った瞬間に、購入できる物件があったということはご縁があったということですよ」と優しく背中を押してあげることにしています。

ただ正直にいうと、「賃貸」か「持ち家」かを悩まれているお客様は選択肢があるという意味でまだ割とましな方です。本当に悲惨なのは、希望するエリアでの持ち家が年収的に絶望なので、夫婦年収合算+中古でようやく手が届いた、、、と思ったらローン審査通らず的な案件です。
金融機関を変えたりしてどうにかこうにか通すのですが、夫婦の空気感がピリピリしたりして精神的に辛いです。

こんな感じで、一つのnoteについて、一つのメッセージをこめて5分程度で読めるテキストを書いていくつもりです。「スキ」を付けていただけると飛び上がるほど喜びます。これからも「読んでよかった」と思われるテキストを心がけます。どうぞ、よろしゅう。

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