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ray

BUMP OF CHICKEN 「ray」

【毎日noteに再チャレンジ!思い出に残る・印象に残る曲について、1日1曲ピックアップします。86】

BUMPには、ことあるごとに助けられている気がします。

暗闇にすっと浮かぶ一筋の光のように、手を差し伸べてくれます。

この曲は、リリースされた時から知っていた曲でしたが、半年前にSOKOAGE CAMPのインターンをした時、スタッフさんが取り上げていて、魅力を再認識しました。

自分の中にしまっていた思いを話す機会があり、話してちゃんと受け止めてもらえた時にこの曲を聞いて、過去の自分を受け止めてやりたい気持ちになりました。

しょっちゅう唄をうたったよ 
その時だけのメロディーを 
寂しくなんかなかったよ 
ちゃんと寂しくなれたから

ちゃんと寂しくなる事、って私の中ではけっこう大事なことです。

寂しい時に寂しくなって、悲しい時に悲しくなって、うれしい時にうれしくならきゃ、その時の自分が置いてけぼりになってしまうと思うんです。

置いてけぼりにされた自分は、きっと寂しそうで少し困ったような顔で、ずっと過去に居続けてしまうと思います。

あんまり泣かなくなっても 
靴を新しくしても 
大丈夫だ 
この痛みは忘れたって消えやしない

心に痛みを感じる時、痛い瞬間は早く痛みが止んでほしいと思うのに、少し引いてきた時にはなぜか「なかったことにしたくない」と思ってしまいます。

痛みがあったということが、自分の中でなくなってしまうことが怖いのです。あの時の自分を忘れてしまうことが怖くて、でも痛みを感じ続けるのも苦しい。

でも、「痛みは忘れたって消えやしない」

その言葉に救われました。

忘れても、そのことはちゃんと残る。

その痛みの上に今の自分は生きていられるんだ、と認められた気がしました。

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私の大学では、3年次と4年次に教育実習があります。

今日はその第1回目も事前指導がありました。このご時世なのでもちろんオンラインですが、いよいよなんだな…!と感じました。

教育実習について、友達はそれぞれいろいろな感情を持っていますが、私は楽しみにしている派です。ものすごく大変だということは先輩などから聞いていますが、それでも楽しみが勝ちます。

どんな子どもたちと会えるんだろう。どんな学びを持ち帰れるのだろう。思いが膨らみます。