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伊勢たび|こころ震える新嘗祭。
彼女の旅日記ばっかり更新してたので、
今日はわたしの旅日記。
秋も深まったとある日に
伊勢に行ってきました。
大阪から伊勢って、
じゅうぶん日帰り可能な距離なのですが、
参拝は午前中に済ますという
マイルールがあるのです。
というわけで
一日目は近鉄特急で伊勢市まで行って
そこからローカルバスで天岩戸へ。
天岩戸って、けっこうそこら中にあるけど、
伊勢神宮に近い方が信ぴょう性があるような気がして。
とはいえ、
四つん這いにならないと入れないぐらい
小さい天岩戸。
その入口には竹の筒が2本ぶっささっていて、
手前に湧き水が流れています。
生水だから飲んじゃダメ、
みたいなことが立て看板に書いてあったんだけど、
フツーに柄杓が数本立てかけてあって、
ツンデレか!
と心の中でツッコミつつ、ゴクゴク飲みました。
お腹は壊しませんでした。
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伊勢市に戻って、
外宮前にある五十鈴茶屋で赤福とぜんざいを
食べました。
いつも新大阪で買う赤福とは
お餅の硬さがぜんぜん違う!
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92168361/picture_pc_efecbfbe4124d32edb212188a314c7bf.png?width=1200)
翌朝。
早朝参拝をしてみたくて、
わたしにしてはかなり早く、5時台に起きました。
やればできる子!
あまりにも珍しいことをしたせいか、雨が降っていました。
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で、参拝し終わったら、
大勢の神職のひとが行列してました。
なんと、新嘗祭に出くわしたのです。
わーいわーい!
と興奮して動画を取ってたので、
写真はありません。
その後、別宮である月夜見宮のお参りをして
朝ごはんを食べに、「あそらの茶屋」に行きました。
ちょうど開店4分前というタイミングの良さ!
今回の旅は、新嘗祭といい
流れというかタイミング良きです。
有名なお店らしくて、
行列ができていましたが、
いちばん客になることができました。
新嘗祭の後に食べるのが
「御饌(みけ)の朝かゆ」なんて
ちょっとデキ過ぎじゃないですか?
おかゆとダシはお代わり自由です。
わたしはもちろんお代わりしました。
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ホテルに戻ったら、
とつぜん睡魔が襲ってきたので、
チェックアウトの時間まで二度寝を決め込みました。
ホテルをチェックアウトしたら、
ローカルバスで内宮へ。
紅葉の美しい五十鈴川。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92168326/picture_pc_66cf864a6e0b74bdf31446f35786c1ac.jpg?width=1200)
参拝が終わったら、
なんとまた新嘗祭に出くわしました。
今回は動画じゃなく写真を撮ってみたんだけど、
傘を持ってたせいか写真がひどい。
これではぜんぜん新嘗祭の荘厳さが
伝わらない。。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92168328/picture_pc_bf9605249fe6f6de749cbf3167d82199.jpg?width=1200)
写真を撮るのは早々に諦めて、
あらためて、
雨の中、
真っ白な衣装を着て神饌をお供えするために歩く
神職の人たちの行列を見ていると、
とつぜん胸が震えてきて
涙が出そうになってびっくりしました。
すごい昔から
この儀式が連綿と行われてきたこと。
わたしたちの代わりに
天に感謝を捧げてくれて、
そのおかげで、
わたしたちは豊かな生活を享受できているということが
突如、胸に迫ってきたのです。
誰かがわたしに変わって
農作物を育ててくれて、
誰かがわたしに変わって
それを流通させてくれて、
誰かがわたしに変わって、
わたしの手の届くところに運んでくれて、
どれひとつとっても
わたしにはできないことなのに、
それをこんなわたしにでも
たやすく手に入れられるようにしてくれて
ほんとうに
ほんとうに
ありがとうございます。
言葉にすると、そんな気持ちが
自分の奥底から一気に湧き上がってきたのでした。
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