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秋の薬膳【塩麹豆腐と白キクラゲの麻婆豆腐】


秋は薬膳で白い食べ物が良いとされており、乾燥を予防し肺を潤すとされています。
空気の乾燥とともに出てくる咳や痰も予防します。
寒さは鼻、口から入ってきます。
まわりでも喉の調子が悪い方がちらほら。


豆腐に塩麹をまぶして2.3日冷蔵保存していた塩麹豆腐。これで麻婆豆腐を作ってみたくて。

白いもの~...と、そこでひらめいて白キクラゲを合わせました。


水で戻した乾燥白キクラゲ。きれいです。

塩麹豆腐のしっかりした食感と旨味、白キクラゲがスープを吸い、少し歯応えを残したのでコリコリ。
白キクラゲは煮込むとトロトロになります。

滋味深く食感が楽しい麻婆豆腐になりました。


秋にはこの白い食材が自然と増えてきて、薬膳の考えは季節に寄り添い、それが人の体にも寄り添う事にもなり、とても理にかなっているなと感じます。


白い食材は、梨、蓮根、ごぼう、大根、カブ、百合根、白ごま、白キクラゲなど。


ちなみに、ごぼうを料理として食べるのは日本人だけみたいです。

大好物の梨もつけて。

栄養バランス的には、淡色野菜に偏るので緑黄色野菜をまとめたお野菜蒸籠蒸しをつけました。


自分の好物をよく考えてみると、今の時期の白い食材が多いんです。

梨、牛蒡、蓮根 が好きな果物と野菜の上位3つです。

アトピー性敏感肌で肌が乾燥しやすく、髪も乾燥しやすい、乾燥がゆえに熱がこもり体温が高いタイプです。潤いが必要で、飲み物を沢山とるのも好き。

好きな食べ物と体質をリンクさせてみるのも楽しい。

季節別にはなっていませんが、体質と食材別に効能が載っており手元にある本です。


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