自分を鍛えるl管理栄養士の読書

なぜ学ぶのか。
それは自分の人生を生きる上で役立つ道具を備えるため。

自分を鍛える

□自分を鍛える/ジョン・トッド/三笠書房

□3つのエピソード
1.なぜ学ぶのか
学ぶことは、人のまねをすることではない。
真の独創性を持ち、自分のやり方で行うこと。

人生をより良くしたいなら、
自分の頭脳を鍛えることが最も効率的。
勉学の最大の目的は、人生を生きる上で役立つ道具を持つこと。

2.人からどうやって学ぶのか
人と会う時は、どんな相手でも、何かを学び取ってやろうという意気込みですべての人に接することが大切。
真似をするのではなく、自分にどうして必要かを考えることで自分の頭脳が鍛えられる。

3.本からどうやって学ぶのか
読みながら、考える。
読み終えても、考える。
これが大切。
ただ、悪書を選ばないようにすることは大切。
その為にも、昔からある本や、様々な種類の本を読むことが大切。
その本を読む時間も貪欲に作っていく。
時間に強欲になることは、学びを高めてくれる。
朝、自分が1日何をするかを考え、
夜、自分が1日何をしたのかを考える。

□マイエピソード
わたしはテストはコツコツ勉強するタイプでした。
ただ、ある時から、1夜漬けでも点が取れるな!と思うものに関しては、
前日しか勉強しませんでした。
ただ、それはあくまで丸暗記。
自分の中で何の感情もなく、何も考えずに、
ただ文字の羅列を覚えただけ。
その結果、テストが終わればすっかり忘れる。

大人になってからの学びも、
この1夜漬けと同じようになっている人がいます。
料理教室も、先生が計測してくれて、
先生が食材を揃えて、
先生の言うとおりに手を動かしたもの。
これをただ目の前のことをやっているだけでは、
自分の学びにはなりません。

・どこでこの食材が買えるのか
・なぜこの食材が必要なのか
・どうしてこの調理法なのか

1つずつ考えるきっかけがあってこそ、
自分の頭脳は刺激され、自分の血肉となっていく。
やった感で満たされるための、いつわりの学びの時間より、
その時間、少し頭は使うけど、一生モノの学びを大切にすることが、
自分の人生を豊かにしてくれる。

□今日からやること
1日のやること、1日の振り返りを確実にやる

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