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現地体験事業者の課題はどこにある?

こんにちは。Nutmegで営業担当をしている森です。

今回も現地体験SaaS営業担当の立場から、このお仕事がどんなものかをご紹介していきたいと思います。

前回は私のNutmeg入社経緯についてご紹介していますので良かったら御覧ください!

今回は入社後に私が感じた、「それまでやっていたOTA営業とSaaS営業の業務の違い」について触れたいと思います。


観光事業者のホントの悩みはなんだ?

旧知の仲でも知らないことだらけ

Nutmegに入社して営業担当としてまずやったことは、新規ユーザーの獲得です。
幸い、オンライン・トラベル・エージェンシー(OTA:旅行商品の販売サイトを指すことが多い)からの繋がりもあってアポイントに漕ぎ着けること自体はスムーズでした。

ただ、商談で話すことはまったく違います。 
前職では、キャンペーンへの参加提案や割引価格の打診など「OTAの販売サイト上で売上を作るための提案」でしたが、

  • どの販路でどのぐらいのシェアがあるのか

  • 予約後からお客様の参加日まで事業者にはどんな業務が発生してるのか

  • お客様の参加当日、現場はどんな準備をしてるのか

  • 自社サイトはどんな運用体制なのか

という具合に、事業課題の何を、どのようにしてNutmegで解決できるのかを探すため、相手の業務についてグッと掘り下げてコミュニケーションを取る必要がありました。

集客・現場・経理・人材…。経営の課題は多岐に

現地体験事業者さんのお悩みは多数ありますが、中でもよくあるお悩みと、実際に私が提案したNutmegでできる解決策を簡単にご紹介します。

◆ケース1:旅行会社様
お悩み=予約リクエストを受付後、ツアー催行会社の手配が煩雑。

【状態】
・Webサイトから予約を受付後、催行会社に空き状況を都度確認。
・催行会社への連絡手段は電話やFAXがメイン。
・催行会社は日中はツアーに出ていて連絡が取りづらいため、お客様を待たせてしまう。スタッフにも労力がかかってみんなツライ

【Nutmeg活用による解決策】
旅行会社側と催行会社側にNutmegを導入しもらうことで、催行会社の空き状況をWebでリアルタイムに確認しながら代理予約を可能に!
電話やFAXによる連絡工数を削減!


◆ケース2:小規模(2~3名)経営の催行会社様
お悩み=自社WEBサイトの管理・活用

【状態】
・サイト管理は外部業者に丸投げだが、業者の対応も悪く何も進まない
・とはいえ自分でWebサイトを作る知識や時間はない
・予約管理は手帳に手書き

【Nutmeg活用による解決策】
Nutmegなら、特別な知識がなくても簡単に予約サイトの制作が可能。
社内で作って運用することで、日頃からアクティブな情報発信が可能。


◆ケース3:中規模経営の催行会社様
お悩み=OTA依存度が高い状態を抜け出したい

【状態】
・自社にサイト運営担当者はいるが、専門知識があるわけでもなく他の業務も忙しい
・売上は上々だがOTA依存度が実は8割超。手数料の負担が気になる
・特定のOTAに売上を依存していると、何かあったときにリスクが高い

【Nutmeg活用による解決策】
・Nutmegの機能を活用してマーケティングオートメーションを導入し、手間をかけずに自社集客を実現!
・サイトのトラフィック分析も可能

などなど。
課題は様々あり、提案するソリューションが「売上を作る」というだけに留まらないといことが面白みだったりもします。

実際にツアーに参加して課題を探すこともしばしば

伸びしろしかない観光業界

上記のケース、業界にあまり馴染みのない人にとってはどう映りますでしょうか?
業界への愛着を込めて敢えて言うと、観光の業界は「なんてアナログ!なんて非効率!」というのが私の所感です。

ただ、それはデジタル化の伸びしろがたくさんあるということですよね。

また、ポテンシャルという意味ではダボス会議で知られる世界経済フォーラム(WEF)が発表した観光魅力度ランキングで日本が世界一になったことは2022年に話題になりました。
「今後、人口減の日本の勝ち筋は観光」という言葉はよく見聞きします。 Nutmegもその波をしっかり掴むことができれば、大きな飛躍を遂げられると信じています。

つづく


次の記事では、DXが遅れている現地体験の業界でSaaSを推進することのリアリティをお伝えします!


Nutmeg では現地体験事業者の成功に向けて走るセールスメンバーを募集中です。私に興味を持って頂いた方は、是非一度お話しできればと思いますので下記よりお問い合わせください。

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