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お気に入りの記事まとめ

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好きだな、とか、また読みたいな、と思った記事たちをブックマーク代わりにまとめています。どの記事もとっても素敵なので、良かったら見てください。
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#スキしてみて

こんな人って、いいな。

毎日を過ごしていると、ふとした瞬間に、 「この人はこんな風に言葉を掛けてくれる人なんだ!素敵だな、なんか好きだなぁ」 と嬉しい発見をすることがある。 パッと顔を上げたくなるような、目をぱちっと開いてにこにこしてしまいそうな、そんな嬉しさ。 それは、自分にはない考えだったり、自分と似た感覚であったり、いろいろ。 今回のnoteは、 出来る限りそれを思い出して書き溜めてみる。 相手に怒ることが苦手と話す私に、「怒らないってすごいことです」と言ってくれた人。 「髪型

ぴかぴかのフリーライター。

おはようございます。 今日から9月、晴やかな気持ちの方や憂鬱な気持ちの方、それぞれいらっしゃると思います。 実際にわたしも、これまでにないぐらいに、8/31の重さを感じていました。 わたしは、昨日で会社員生活に幕を閉じ、そして本日から正式にフリーランスとして活動していきます。 今まで傷病手当金を受け取りながら、なんとか生き長らえてきましたが、それも先月分を申請し、来月に受け取ったら終わりです。 会社員、という後ろ盾がなくなった今、なんでも自分でやっていかなくてはなり

いつかあなたに会えたら

「プロのエキストラさんなんですか!他はどんな作品のエキストラやったことあるんですか?」 通っている高校で映画の撮影があり、エキストラとして撮影に参加した日のこと。一言もセリフはなくとも、かつて女優になることを夢見た私にとってこの機会は夢のようだった。 そして、撮影の合間の時間。 たまたま近くにいた方とお話していたときのこと。40代くらいの女性であるその方はエキストラ事務所に所属し、これまでも数々の作品に出演してきたというので、冒頭のような質問をする運びとなった。 すると

君が幸せになっても誰も困らないからさっさと幸せになってください

ありふれた毎日の中で、幸せだと感じる瞬間は、どれくらいあるだろうか。 1日の半分以上を幸せだと感じる人もいれば、まったく幸せを感じない人もいる。でも、誰もが幸せを願いながら毎日を生きていて、幸せを手に入れるために、ああでもない、こうでもないとか言いながら過ごしている。 そして、世の中には、幸せの定義がわからない人と理解している人もいて、そのちがいは一体どこにあるのだろうか。 ちなみに僕は幸せの定義はわからないけれど、毎日幸せに生きているほうだと思う。朝起きて、目がさめる

足りなかったもの

なんだか疲れちゃった。noteを読んでいても疲れてしまう。わたしにとってSNSはもう疲れるものでしかないんだと思う。人の言葉に救われることもある。共感で心が温まる瞬間もたくさんある。でも今は駄目だ。人の幸せばかりに目がいく。 どんなに傷付いても、みんな「誰か」で立ち直る。新しい出会いや新しい恋人、無償の愛を与えてくれる人によって立ち直れる。でもそうじゃなくて、自分の力で立ち直るしか道がない人間はそれはたぶん立ち直ったふりなのかもしれない。なんとかやり過ごしてなんとか誤魔化し

【会話から生まれる新しい視点】

言葉には人の価値観が反映されている。言葉が無ければ、自分の想いを相手に伝えることはできない。どれだけ自分の想いを言語化し、見える形で表現することができるか。 友達や家族、恋人、先輩、後輩。いろんな人と会話することで新しい視点から物事を見ることができる。自分から見えている世界は断片的にすぎない。世界は広く広く、私たちには想像できないくらい。 同じような価値観を持った人たちと話していると、居心地がいい。しかし、新たな気づきは得られにくい。自分とは絶対に性格が合わないだろうとい

「やりたいことがない」に、もう疲れた。

学生の頃「将来何やりたいの?」と聞かれたら、「やりたいことがないんだよね。」と、決まって僕は答えていた。  実際、当時やりたいことなんてなかったし、就活を通してもわからなかった。わからなかったというよりも、本当はやりたいことをわかりたくなかったのかもしれない。 ”まだやりたいことがない自分” や ”これからやりたいことを見つける自分” そして「やればできる」という自分の可能性を残しておきたかった気持ちがあったと思う。 とはいえ、働いてみればやりたいことが次第にわかってく

付き合うのが死ぬほど怖い。

別れたくないから付き合えない。 結婚すると思った人じゃないと付き合えない。 好きという気持ちだけじゃ付き合えない。 これは、わたしが小学生ぐらいから言ってる恋愛に対する価値観。 なんでこのような考えが生まれたのかはわからないし、いまだにそう思っているし、これからもそう思うのかもしれない。軽い気持ちで、好きという気持ちだけで付き合える、そんな恋愛がしてみたかった。 でも、そろそろ現実を見て。これじゃあ、一生、誰とも、付き合えないのでは?と思ってしまった。できることならこの

短編 紙で折った天使は空に散る

 お前の身体は、紙からできているんだろう。人間のふりなんかしたって意味ないよ、僕の目はごまかせない。春が来たらどうなるか、僕にはわかってるんだ。紙製のお前はこちらを振り返った拍子に、春風にその軽い身体を巻き上げられて、腰のあたりから真っ二つに折れ曲がってしまう。そしたらどうなる? だらしなく地面についたそのゆびさきは、水たまりから雨水を吸い上げる。そしてなす術もなく、見る見るうちに鏡の向こうの世界へとくずおれてしまうんだ。僕がお前を助けようとして、焦ってうっかり爪を立てようも

当たり前はいつだって当たり前なんかじゃなかった

退院してやっと自由を手に入れたと思ったのに、そこにあったのは、恐怖と不安だった。入院しているときは、何か問題が起きたときに、すぐに看護師さんや担当医に相談できたんだけれど、退院してしまえばそうはいかない。いまも目の症状が良くなったり、悪くなったりを繰り返しているため、すぐに相談できたあの環境はありがたかったんだと、退院してから気付いた。 いろんな人が退院してからも、自分の心配をしてくれている。その事実が本当にありがたいし、いつかどこかでその優しさを、なんらかの形で還元したい