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お気に入りの記事まとめ

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好きだな、とか、また読みたいな、と思った記事たちをブックマーク代わりにまとめています。どの記事もとっても素敵なので、良かったら見てください。
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2019年11月の記事一覧

個人で作ったWebサービスを最初の100人に使ってもらうまで

こんにちは。かとのぼと申します。個人でWebサービスを開発しています。 今回は、私が作ったWebサービス「メモや日記ついでに英語学習」が、登録ユーザー100人を突破したことが嬉しくて、その喜びや過程や苦労をnoteに書くことにしました。 Webサービスは、企業が提供しているイメージが強いと思いますが、実は個人で運営しているWebサービスも数多くあります。 そのような個人でWebサービスを開発する人たちを「個人開発者」と呼びます。私もこの「個人開発者」です。 今回は、個

仕事のことばかり考えていたら、感性の根っこが腐った

生活のすべてを無印良品に委ねた無印良品ばかりを買うようになったのは社会人になった頃だったろうか。 無印良品は、暮らす上で必要な日用品が揃っている。無印良品を選んでおけば間違いないから、必然的に身の周りのものが無印良品だらけになった。 無印良品の良いところは、これを買う理由がきちんと説明できるところだ。生活になじむ、値段が高すぎない(= 質に見合っている)、そこそこおしゃれ。つまり、東京で一人暮らしをする自分のような人間にとってちょうどよかった。 当時の自分は、仕事が第一

服を選ぶのが苦手な私が1着のコートを選ぶまで

「このあとどうしようか?」 昼過ぎの、少し客足が引いたバーガーキングで夫に質問が投げかけられる。 私はタルタルチキンバーガーを食べながら、この前親から「ずっと同じコートを着ているようだが、いい加減買い替えたらどうか」と指摘されていたことを思い出していた。 そのことを伝えると夫は「じゃあ時間もあることだし買いに行ってみようか」と提案してくれた。 だが前回、「何でもいい」と選ぶことを放棄したことで自分の中にある「好き」が分からなくなったという記事を書いた通り、私はその作業

私の知ってる「悪い子」~芋虫死闘編~

私が通っていた小学校の学区内には児童養護施設があり、そこで暮らす子どもたちも同じ小学校に通っていた。その施設について親や教師からは「事情があってお父さんやお母さんと一緒に住めない子たちが一緒に暮らしているんだよ」と教えられた。みんなで一緒に住んでいるなんて面白そうだなと思った。 家が近かったので、施設に遊びに行ったりもしていた。それぞれの子に個室が割り当てられていて、まだ自分の部屋がなかった私はそれをとても羨ましく感じた。 その施設で暮らす、K君という男の子がいた。 わ