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【6-1】非日常で心をリフレッシュ!青梅の神社仏閣[青梅市]

みなさん、こんばんは。
ナッツのかわばたです。
すっかり冬ですね。気が付けば2022年も残りわずかです。
今年もやり残したことが多いなぁ…
みなさんは、やりたかったことやれましたか?

さて、前回から第6歩目として「青梅市編」がスタートしました!
まずご紹介するのは、ナッツ定番の「神社仏閣」です。
江戸時代には石灰や木材などの生産地、そして交通の要「宿場町」として発展した青梅市には神社仏閣がたくさんあります。
令和の時代になってもなお、自然が多く残る青梅市は、神社仏閣との相性もばっちりで、風情漂う景観が楽しめます。

それでは、いってみましょう~!

■「青梅」という地名にゆかりのある金剛寺

【都指定有形文化財】金剛寺 表門

まず紹介するのは、青梅駅から歩いて行ける真言宗の「金剛寺」です。
東側に位置する「表門」は東京都指定有形文化財です。
柱が通常2本のところ、前後に2本ずつ、計4本追加されており「四脚門(しきゃくもん)」と呼びます。
寛文年間に建てられたものと推定されています。立派。

境内には水の流れる庭園があり、青梅市の名前の由来となったといわれる「将門誓いの青梅」があります。由来については、前回の記事をご覧ください。

奥に見えるのが本堂
「金剛寺の青梅」として都の天然記念物に指定されている
寺紋が梅の花!

青梅に来たら、まず寄りたいお寺です。


■分かる人には分かる聖地「即清寺と愛宕神社」

続きまして、多摩川の右岸にある真言宗の「即清寺」(そくせいじ)です。
梅で有名な梅郷の隣、柚木町にあります。

ちなみに、川を基準に位置を示す際の「右岸・左岸」ですが、これどっちがどっちか分かりますか?基本的には、「上流から下流を見て」右と左を指します。

なので、即清寺があるのは、多摩川の上流から見て「右」となります。下流から見ると反対になってしまうので、気をつけましょう。
余談ですが、私がまち歩きを始めた頃に「右岸にね~」と言われて全く逆を想像していたことがありました。

石段のある階段を登っていくと、立派な本堂があります。

参拝した時、境内には他に誰もおらず、「静寂」の空間でした。

こちらの「即清寺」、建久年間(1190~1199)に源頼朝が畠山重忠に再興を命じたと言われており、今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で中川大志君が演じていた「畠山重忠」ゆかりのお寺なのです。

また、即清寺の守護のために建てられたといわれる「愛宕神社」が西側の高台にあります。こちらも畠山重忠が再建したと言われています。

結構高くて、眺めがいいです。
即清寺から歩いても行けるので、即清寺と合わせて参拝してみてください。

移動途中に出会ったペンギン君。かわいい。

コアラとパンダも


■まるで平泉。文化財とツツジの寺「塩船観音寺」

最後に紹介するのは、青梅市でも屈指の知名度を誇る「塩船観音寺」です。
一度は耳にしたことがある人もいるかもしれません。

【国指定重要文化財】観音寺の仁王門

まずお出迎えしてくれるのは都指定有形文化財の「金剛力士像」。国指定重要文化財である仁王門の左右にいるので、見過ごさないように。

 

参道を進むと見えてくるのが茅葺の本堂。趣たっぷりです。

まずは、お線香を。

本堂内には、国指定、都指定の数々の仏像が安置されています。拝観料を売店で払い、拝観することができます。(写真撮影は禁止)

これらの仏像は写真では伝わらない迫力が魅力です。ぜひ現地で体感してみてください。何とは言いませんが、そこにいらっしゃいます。

本堂からさらに奥に進むと塩船観音寺のランドマークともなっている観音様がいます。春には満開のツツジが楽しめます。

塩船平和観音立像



■まとめ

青梅の神社仏閣、いかがでしたでしょうか?
日常とは少し違う空気が漂っている神社やお寺。静寂の中で、日々の自分の行動や考え、悩みや嬉しかったことを思い出し、心のリフレッシュができました。何かと「はやい」社会の中で、時間に捕らわれない場所というものが必要な気がします。

みなさんの住んでいる近くにも神社やお寺はあると思います。日常から離れてゆったりと時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?



さて、次回の探してみNut-s!は・・・

青梅にゆかりのあの人気者たち!

です。
あなたの好きなあの人も青梅の関係者かも?!
お楽しみに~




【参考】
『おうめ文化財さんぽ』(青梅市教育委員会)


文責:かわばた

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