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「自分のことを上手く話せずストレスを感じます」定期カウンセリングで悩み相談をしました。#わたしのcotree習慣

人は誰しも「自分のことを話したい」「自分の話を聞いてほしい」と心のどこかで思っている生き物だと思う。

ここ3年くらい人からよく相談される。相談というか、ただ聴くことを求められることが多い。話に耳を傾けて、たまに質問して、また傾聴する。そうすると知らないうちに相手が自分で答えを見つけたり、気持ちが前向きになっていたりする。言いたい放題言って満足していた頃に比べると、人の話をじっくり聴けるようになった。大きな進歩だ。

しかし、最近どうも自分が話すときにストレスを感じるようになっていた。うまく伝わってないんじゃないか、相手の知りたい話が出来ているか、配慮した話し方が出来ているか…。話を聴くことは出来るけど、自分が話すときは何となく苦しい感覚があった。その感覚を無視して過ごすことも出来たかもしれないが、ちょうどタイミングが良かったので定期カウンセリングで相談してみた。もし同じような苦しさを感じている人がいたら、参考になれば嬉しい。

「あの時も、あの時も…」過去の自分への自己嫌悪

過去のある一点の捉え方次第で、オセロがひっくり返るように全ての経験の意味が変わってしまうことがある。カウンセリングの冒頭で悩みのきっかけを聞かれ、思い出したのは大学の先輩とのエピソードだ。先日参加した早めの忘年会で「俺、みさきちによくポンコツって言われてたな~」と笑われた。自分では忘れていたが、確かによく言っていた。

「今の私なら絶対言わないだろうな。。」

聞いたとき、どこかショックを受けている自分がいた。以降、過去の自分への自己嫌悪が胸に巣食うようになった。「あの時も、あの時も…」と過去に無配慮な発言をしたこと、人の話を聞かず自分の話ばかりしていたことを思い出し、恥ずかしい気持ちになった。それからだんだん、話すとき過剰に気になるようになっていた。

事実は何なのか?どんな思考で解釈をしているのか?

過去の自分への嫌悪を話す中でカウンセラーさんに言われたのは、「今までのお話の中で事実は何ですか?」という一言だ。ずっと事実と解釈が混じった話をしていたので改めて整理すると、

・先輩から「かつてこう言われた」と笑って話された
・それは今の自分なら絶対しないような発言だった

事実と言えそうなのはこの2点だけだった。先輩からは「あの時傷ついた」とも「やめてほしかった」とも言われていない。

「みさきさんの中の"完璧に〇〇しなければならない"という思考が働いているのかもしれませんね。」

定期カウンセリング1回目で、無意識のうちに作られた思考の型である「belief(ビリーフ)」について触れてもらった。私には

「迷惑をかけない完璧な自分であらねば」
「誰からも好かれなければ」
「絶対に人を嫌な気持ちにさせてはいけない」

など極端な思考の癖がある。「誰かを楽しませたい」くらいなら健康的な思考だけど、行き過ぎた思考は自分の首を締める。客観的な事実がなくても、一つ綻びを感じると「もうダメだ!全部ダメだ!」と感じてしまう。

「当時の自分はベストを尽くしていた」「今の自分なら大丈夫」「理想的じゃなくても皆OKしてくれる」…そう思えるといいかもしれませんね。

過去に対する嫌悪や羞恥心を感じるのは悪いことじゃない。でもそこから「完璧じゃないと〇〇してはいけない」と思うと自分の首を締めてしまう。カウンセラーさんから掛けられる言葉の一つ一つをゆっくり自分に浸透させていくと、自分に話すことを許せるような気がしてきた。

感情から思考を捉え、自分で自分を幸せにする

「自分のことを上手く話せずストレスを感じる」という今回の相談内容では、不安やストレスといった感情から少しずつ思考の癖を紐解いていった。カウンセリングを終えて改めて、自分を幸せにするのは自分の仕事なんだと思った。極論を言えば、私の発言をどう受け取るかは相手の仕事なのだ。私はまず自分の思考の癖を知り、心境を俯瞰して素早く捉えられるようになったほうがいい。

悩みのバリエーションは様々でも、クリティカルポイントは思考の癖にあることが多い。何度も何度も「理想的じゃなくても大丈夫」「わたしは十分よくやっている」と意識的に刷り込んでいくことを大切にしたい。

その時話したいことを話せる定期カウンセリング

3回目の定期カウンセリングで掴めたことがある。重要なのは、

・悩みの有無に関わらず元気なうちに予約しておくこと
・何を話すかは当日決めても問題ないこと
・カウンセリング中はとにかく自分に素直になること


カウンセラーさんは安心安全の場を作るプロだ。今回は冒頭にうまく話せない感覚が強く「すみません、たくさん喋っちゃって。。」「うまく言えなくてすみません」と何度も謝った。その度に「今回はみさきさんの為の空間だから、安心してくださいね」「沈黙があっても、急いで話そうとしなくていいですよ。じっくり感じてください」と、話しにくい私のために安心安全な空間を作ってくれた。受け入れられ、許される経験は知らず人に勇気をくれる。過去の恥ずかしいことも話せたお陰で、充実した45分を過ごせたと感じる。

これまで1ヶ月に1度受けていたものを2ヶ月に1度にペースダウンさせたけれど、大きな問題はなさそうだ。これからも「カウンセリングの機会がある」「安心安全で話せる場がある」安心感を抱いて日常を生きていこうと思う。

▼今回こちらの企画にお声がけいただき、noteで感想を公開しています。

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ここまで読んでいただきありがとうございます! いただいたサポートで、自分へご褒美あげたいなと思います。