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就活がヌルゲーなわけ

みなさん、初めまして、現役大学生のシュンです。僕は今長期インターン、学生起業、就活、大学というまあまあ忙しい日々を送っているわけですがここでみなさんにお伝えしたいことがあります。

それは「就活はヌルゲー」だということ。すいません。気を悪くした人もいるかと思います。でも本当にヌルゲーなんです。それなのに僕の周りやテレビの中の就活生、SNSでよくいるNNT(無い内定?)の方は就活で過度に落ち込んだり、悩んだり、場合によっては病んでしまう人もいるくらいです。

正直理解ができない

正直僕にはあまり理解できませんでした。世の中には腐る程会社があります。しかも新卒をとるのに苦しんでいる会社も腐る程あります。僕は今まで3つの会社のインターンでwebマーケ、エンジニア、営業をやっており、今も採用担当者相手に毎日営業をして色々なお話を聞いています。

その中で特にみなさんがおっしゃられるのが「人が来ない、、、」「新卒が取れない、、、」どうですか?これ聞いてびっくりする就活生も多いんじゃないかな?でも本当なんです。試しにリクナビやマイナビで従業員100名以下とかの会社にいきなり電話して担当者の人に「会いたいです!」と言って見てください。それはもう喜ぶでしょう。

なのでこれだけは覚えておいてください。「内定が一つももらえないなんてことはない」ということです。確かに大手企業ばかり受けていると内定がもらえないということもあるかもしれません。でも、世の中にはみなさんが想像する以上に会社があり、その中には良い会社もいっぱいあります。

大企業しか興味がないみなさんへ

「そんなこと言いやがって!!」「俺は大企業しか興味ねぇんだよ!」わかります。大半の就活生はそうだと思います。(僕は過度な大企業志向は反対ですが)まあ価値観は人それぞれなので否定するつもりはありません。正直に言いましょう。大企業もヌルゲーです。もちろん100発100中ということはありません。ただ、行動力と少し頭を使えば非常に簡単です。

大企業がヌルゲーと言いましたが、今までなんの努力もしてこなかった人にとってははっきし言ってボスキャラ倒すようなもんかもしれません。あなたがすでに4年生でガクチカなど一つも言えることがないというのであれば、相当難しいことは覚悟してください。ただ、それ以外の人はヌルゲーです。今素晴らしいガクチカがなくてもヌルゲーです。

なぜ、大企業でもヌルゲーなのか

その理由は、「ほとんどの人が行動せず、頭も使わないから」

ぶっちゃけこれに集約されます。大抵の大学生は適当に授業受けて、適当にバイトして、適当にサークルで遊んで就活で焦り出します。そういうわけでガクチカにバイトやサークルでの経験が大量発生するわけです。だからあなたがすべきことはその他大勢の学生と少し違うことをすればいいわけです。つまり差別化です。僕が一番コスパよく差別化できると考えているのが長期インターンです。長期インターンであれば差別化は余裕です。ぶっちゃけ長期インターンは最強です。学生起業の次くらいに最強です。実際に僕もそれで差別化しています。ではなぜ、長期インターンが最強なのか。解説しましょう。

なぜ、就活において長期インターンが最強なのか

長期インターンが最強の理由は全部で3つです。

1:ビジネスに直結している

まず1つ目のビジネスに直結するという部分ですが、こちらはみなさんも想像しやすいかと思います。バイトやサークルももちろんビジネスに関係する部分はあるのですが、インターンは直結しています。それこそ営業をしたりマーケティングをしたりするわけですから業務内容としては新卒の社会人と遜色ありません。

「なぜ人事の方はビジネスに直結することを評価してくれるのか?」それは単純に将来的にあなたが利益をもたらしてくれる可能性が高いからです。採用にはコストがかかっています。みなさんが想像する以上に一人当たりにお金をかけているわけです。また入社後もみなさんに給与を支払ったり、みなさんの社会保険料を支払わなければならないのです。みなさんはそれ以上の売上を会社にもたらさなければ会社からすると赤字だということです。そのため、利益をもたらしてくれる可能性が高い人材を取るのは当たり前でしょう。

2:長期インターン経験者が少ない

これはいわゆる差別化がしやすいということ。先ほども述べましたがほとんど全ての就活生がアルバイトや高校時代の部活の話、サークルリーダーなどの話をします。もちろんそれらがダメだということはないですが、一日何百件もエントリーシートを見ている採用担当者の目には止まらないでしょう。その中で、実際のビジネスの場で成果を出している就活生がいれば目にとまる確率は当たり前のように高まりますよね。

3:ガクチカに必要な要素を全て満たせる

ここがこの記事の肝(きも)と言ってもいいかもしれません。ガクチカに必要な要素を満たせるということは、面接で話す要素も満たせるということです。そもそもガクチカに必要な要素とは何なのか?それは主に3つに集約されます。1つ目に周りを巻き込む力。2つ目に課題から目を背けず立ち向かう姿勢。3つ目に論理的思考力です。そして長期インターンではこれら全ての要素を意図的に満たせるのです。

では、どうやって満たすのか?まず長期インターンに参加したらとにかく課題を発見してください。ビジネスにおいてどんな企業でも課題がないということはありません。課題がないというならば見つける努力をしてないか、ビジネス基礎力が低すぎるので勉強してください。

そして課題を見つけたら、それを一人ではなく、周りを巻き込んで解決します。ここまでで1つ目と2つ目の要素は満たせていますね。そして課題を解決する際にしっかりとどのような状態になれば課題が解決されたと言えるのかを数字で目標を設定してください。

さらにその目標を達成するために課題を細分化して、その細分化した課題に対しても数字で目標を設定してください。よくビジネス用語で、KGI、KPIと呼ばれるのでこの際にぜひ覚えておいてください。

そしていつまでにこの数値をクリアするためにはどうすれば良いかを死ぬ気で考えて周りを引っ張りながら解決してください。そうすれば必ずエントリーシートや面接で評価されるでしょう。ただ、この説明だけではなかなか想像がつきにくい方もいると思うので簡単な例で説明します。

例えば、あなたがwebマーケティングの長期インターンをしているとしましょう。そこで課題が顧客のリピート率が低く3ヶ月後に10%アップさせたいとします。あなたならどうするでしょうか?少し考えてみてください。では、一例を紹介します。

まず、3ヶ月後に10%アップさせるには、2ヶ月後には5%アップ、1ヶ月後には3%アップさせなければならないとします。そのようにしてKGIとKPIを決定し、そのためにすべきことを考えていきます。

さらに周りを巻き込むといった点で同じインターン生の仲間や先輩社員の方にどのような顧客はリピートしてくれて、どのような顧客が離脱(リピートしない)してしまうのか分析してもらいグルーピングしてもらうように頼んでみます。また、分析以外にもどのような手段を用いればリピート率が高くなるか考えてみます。

例えばwebサイトから直接購入してもらうよりも、メルマガやLINEなどに一度誘導した後にリストマーケティングを行えば継続的に顧客とコミュニケーションをとることができ、離脱率が低くなるかもしれません。分析結果をまとめて顧客のグルーピングをした後にそれぞれの顧客にインタビューをします。

なぜリピートしてくれたのか、なぜリピートしてくれなかったのか原因がわかるはずです。原因がわかるといくつか解決策が思いつくでしょう。またリピートしてくれている理由もわかるので、さらにリピートしてもらうにはどうすればいいか考えやすくなります。

ここまでで設計段階で、あとは設計に沿って実行していきます。もちろん上手くいかないこともあるでしょう。例えば1ヶ月後に3%アップしていないかもしれません。

ただ、それはプラスに捉えるべきなのです。ここで上手くいかないかったが、その後どのような工夫をして解決したのか、それこそが面接官が一番聞きたいお話です。最終的に10%アップして、課題を解決できましたとなれば問題ありません。以上簡単な例でした。

まとめ

・自信を持って話せることがないならすぐに長期インターンに参加しよう。
・就活はヌルゲーである。
・さぁ、やろう!!



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