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手塚治虫に会えなかった話

筆者自身と因果関係があるとは思えないが、有名人とのご縁がけっこうある。ありがたいことだ。幼いころ会った人が後に著名な方だと判明したこともあるし、ご先祖にも(郷里史に残るほどには)有名なひとがいる。引っ越したばかりの地に著名な方がちょうどたまたま講演に来られたり、旅行先でたまたま世界的に有名な方のスピーチを聞いたこともある。ざっと数えただけで、十数人を超える。ここには、自分からコンサートなどに出向いたなどの必然的なものは含まれていない。

もちろん、ただの偶然である。単に運に恵まれているに過ぎないのであるが、この流れに明らかに逆行(?)するようなことが一度あったので記しておく。直接この目で見られるはずの超有名漫画家、あの手塚治虫をこの目で見る機会を偶然逃したのだ。

理由は大したことはない。風邪を引いただけだ。しかし、なぜその日に(おそらく)私だけ?? 実は筆者が小学生のとき、小学校に彼が講演しにやって来たのである。筆者は楽しみにして、質問も用意していた。それなのに当日私は熱(不明熱?)を出して、学校を休む羽目になった。いきなりその日だけ休んだ生徒は、ほとんどいなかったのではあるまいか。なぜ他の著名な方々に会えていながら、よりによって手塚氏だけとはニアミスに終わったのだろう? 手塚作品はその後も、そこそこ愛読したのだが。

こうして私は手塚氏に直接、「あのヒョータンツギというキャラクターは、一体なんなのでしょうか」という質問をする機会を逸したのであった。


私の拙い記事をご覧いただき、心より感謝申し上げます。コメントなどもいただけますと幸いです。これからも、さまざまな内容をアウトプットしてゆく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。