先輩との接し方

 私は小中高と野球部に所属していた根っからの体育会系です。ただ、大学に進んでからはその根っからの体育会系もなりを潜め、先輩にはちょっと生意気に、後輩には寛容にって感じの人間になりました。
 それはなぜかって言うと自分の進んだ道が看護だからってことになります。看護の世界は女の世界。女性の中には根っからの体育会系って人もたまにいますけど、やはり数は少ない。体育会系を貫き通すような環境では無かったんですね。
 しかも、男ってだけでちょっと色物ですから。全体の1割くらいですかね男は。男性看護師の世界では、正直男ってだけで男性看護師の先輩には可愛がられます。その辺は楽ですね。少数派の仲間意識ですね。そんなわけで女性の先輩に可愛がられるためにちょっと工夫して生意気系で頑張った若かりし頃。その頃の癖で今でも若干生意気系になった次第です。

 社会人になってからは生意気系ではだめでしたね。1年目の頃は学生時代の先輩との接し方が通用しないギャップに結構苦しみました。毎年色んな新人がいます。私みたいな「生意気系」とか、「お調子者系」「真面目」「おしとやか」「おてんば」「高飛車」などなど、扱いにくいやつから可愛がられるまくるやつまでピンからキリまでって感じです。

 普通の社会は知りませんよ?通常の男性の方が多い会社とか体育会系が根強く残ってる業界とかは知りませんよ?看護の世界限定で「どんなやつが先輩に可愛がられるのか」について語っていきたいと思います。

3章 1年目看護師のありかた〜態度編
 1 身だしなみ
 2 言葉遣い
 3 先輩への態度
 4 同期との関わり方
 5 患者様との関わり方

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