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再手術から1ヵ月【ワタシと夫と膵がんと33】

2022.8.9に膵管空腸吻合術を行った。

術後は中々連絡の取れないもどかしい時間を家族であるワタシは過ごした。

連絡が取れない間夫は
39度台の発熱、創部痛に苦しめられ解熱鎮痛剤の追加投与を余儀なくされており、
原因検索の為にCTも撮っていたそう。
かなり強めの鎮痛剤の使用と、発熱で吐き気が続き、食事もとれなかったと。

家族は・・・本人からの事後報告でそれを知る。
はぁ・・・。
ため息しか出ない。

術後に異常な疼痛で苦しんだ夫も
8.20に退院。
その退院前日に、術後から肝臓周囲に水が溜まっているから
退院しても発熱に注意するように医師から言われたんだと。

へぇ~~~
やけに痛い痛いと言っていたけど、
水溜まってたんだ~へぇ~~~
って、説明今頃?
帰る直前?!

なんだかな~~
と、不満たらたらながらも全て飲み込んで病院を後にした。

膵管チューブを残しての退院。
チューブは前回同様に術後一か月で抜く予定。

退院後は創部の痛みはあるものの、安静にしていれば十分家庭で暮らせる程度。
以前の様に下痢は無く。食事も揚げ物を避ければ少量ずつ摂取できた。
前回の手術より優秀だね~と毎食言ってた気がする。


2022.9.8
膵管チューブを抜きに一泊入院。
その時に手術で取った膵臓の一部の組織診の結果を聞けた。

ナント、組織診の結果は「悪性所見なし」

細胞診では細胞の異形成があったものの
組織を詳しく調べた結果、悪性所見はなし。
・・・・・。そうか。
けど、今後悪性化する可能性も捨てきれない状態だっかたら
結果、手術して、心配要素を取りきって良かったね。
と云う事なのかな。

夏休み真っ最中での夫の入院
子ども達の野球の送迎や遠征の付き添い
自分の仕事もありがたいことに忙しく
来月にはケアマネ試験を控えているのに・・
一向に落ち着いて勉強時間も確保できず
一回半狂乱で

私も休みが欲しい!!!!!!!

と、家族に怒鳴った。ワタシ。

それからはさすがに、夫も、息子も、娘も
ヤバめな雰囲気を感じて
私が参考書を開いている時
我が家は厳戒態勢。

家族はもちろん大事
けど、自分も大事にしないとと心底思う。
私は家の中を円滑に回すだけのマネージャーではない。

だから夫が復活した今
自分を大事にする時間も意識的に持っていこうと思う。


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